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混沌を導く七人の調停者──世界を壊さず守る者たち──  作者: 稲光アルキメデス
 終氷ノ黙示録

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終氷ノ黙示録 第八話

1000PV超え感謝!

冥刻vs魔王の行方は!? 勝利するのは悪か、それとも別の悪か。

一瞬だが静寂が訪れる。


すべてを見通す眼も機能せず、敵の攻撃をくらってしまうとは。我と冥刻はかなり力の差があるようだ。


魔王の周囲全域に及ぶ広範囲魔法《炎帝の堕流》が魔王を中心に発動される。

(この近さで攻撃をしたんだ、そんな遠くには引いていないはず)


「じゅう」 ニヤリと笑みを浮かべている冥刻。


魔王の頭上から声が聞こえる。数字の10。

いきなり、両足の感覚がなくなった......。仰向けに倒れ、天を見上げる。

魔王は察した、最後に自らに訪れる絶望を。瞬間的に自身を守るため、その場で開眼した。


第2シャドウ・ドミネーター


自身を強力な結界で覆い一時的に冥刻から逃れる。

誰が想像しただろうか、なにもできず逃げる魔王を。

結界は一瞬にして壊され、天から冥刻が魔王をにらみつける。


「余に対してここまで抗えたんだ、自信を持って死ねるじゃないか」

ふふふと笑い、数える。

「にじゅう」


両手の感覚がなくなった......。

魔王は惜しみながら言葉を発する。

「我もここまでか。だが、部下たちに敗北の瞬間を見られなくてよかった。2回目だな、敗北は」

「なぁタイラー、我が死んだら魔王領は頼んだぞ」


タイラーは1つため息をする。

「我が守るだの、それができなくなったら他人に責任を丸投げですか」

しかし、疑問が残る。魔王は冥刻の名を出さなかった。

少し笑い、発する「いや、おもしろい魔王ですね」


「さんじゅう」

両耳の感覚がなくなった......。


タイラーは何かを魔王に伝えた。

しかし、魔王に声は届かなかった......。


魔王【ゲイル・アラネイア】は大声で叫ぶ。

第6眼 開眼!  《虚無の王眼》

魔王の両目が黒く染まり始める。


「よんじゅう」

声帯の感覚がなくなった......。



          〈魔王と冥刻が戦いを始めた頃の同時刻〉


 サンキへゴ大陸最北端に位置する永久凍土の森を抜けた先。下は絶海、上は絶空。そこの死の領域を通過し、他の大陸へと侵攻しようとしている【四節】月蝕。さらに月蝕が率いる約7000の月蠍。絶海や絶空に潜む屈強な魔物たちを葬りながら侵攻を進める。


 月蝕、その見た目は黒き深淵よりきたりし影、実体はなく黒いカーテンが人の形をし、揺らめくような暗黒。背後には自身より大きな三日月が浮遊している。目らしき部分には強い光を放つ満月が浮いていおり、体中からは常に黒いオーラを発している。

「永遠に夜ならいいのに。月が目立ち支配するその時こそ至高」


月蝕から1キロ先で変化があった。


3000は超える月蠍の鼓動が一気に消える出来事が。

その背景にいたのは、絶海の北側を支配する魔物。

万物を飲み込む異形の虚鯨【ヴォイド・レヴィア】

その巨体は島並みである。月蠍が次々と飲み込まれていく中、異物が混ざる。違和感に気付いた虚鯨は口の中に流れている重力を逆流させ吐き出す。

虚鯨は大きく口を開き反響定位を行う。半径100キロ圏内の他生物を皆殺しにするほどの影響を及ぼす行為だ。何万年と生きている虚鯨、敗北知らずの傲慢さは誰にも止められない。その北の絶海の王者はもはやただの魔物ではない、災害である。


「うるさいだけの美しくないその音。実に不快だ」

《創月》 落下。


天高く創られた偽月が虚鯨に向かって猛スピードで落下している。

爆発的な衝撃音とともに虚鯨の反響定位は収まり海底へと沈んでいく。


《欠月》 虚鯨。


虚鯨の半身が欠けてなくなった。断面はまるで三日月のようだった。

「うつくしい」

月蝕。新しい四節がでましたね。

《創月》 大きさは月の百分の一程度、しかし質量は実際の月と同程度。

《欠月》 自身の攻撃を当てた敵のみ効果が発動、指定した敵を距離や空間を無視して半身喪失させる。月蝕のような実体のない存在には無効。


モチベのイベントやります。

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