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詩集

無意識に、美化しすぎていた。

作者: キハ

どうとでもいい戯言。

三次元の人間に対してファンやオタクを名乗ることはあるにしろ本当に恋する訳では無い。


私にとっての推しは、同じ世界線に生きてるのに違う世界を輝いて生きているような、そんな印象だった。



何をしても輝いてるし何をしても好きだった。


同じ息を吸っていることが奇跡だった。

同じ空間にいることが奇跡だった。


確かに手は届かないけれど存在していた。

存在しているのにまるで存在していないかのように遠すぎる存在だった。


並大抵の好きをかけ離れて貴方にだけベールをかけた。

だから余計に眩しくて目を背けていたのかもしれない。


私自身が貴方様に対して何を想うだとか

恋心を抱いていますとか

そんな些細なことを言ったところで

何も残らないし何もかもが違いすぎる。


だから浅はかな感情も持っていないつもりだった。


なんでなのかな

喜ばしい祝福でおめでとうございますと打てないのは


別に胸が苦しくなるだとか

恋していたんだとか

でも確かに何かがつっかえるような


おめでとうございます。

そう言いたいだけなのに

無性に素直になれないのは


人はよく素敵な人を見かけると神だという

そう貴方様は私にとって神様でした

些細な一日も麗し幸せを届けて

抜けてるとこも完璧の一部だった


少なくとも私にはそう見えていたのです。


貴方は人間だった

頭ではわかっていた

同じ人間に思えなかった

神のような人だと思った


人並みの幸せを得て皆と同じように笑った


嬉しいことのはずなのに


届けてくれた幸せの分幸せになってください

そう思っているはずなのに


自分たちと変わらず幸せを喜ぶ貴方

同じ人間だったんだと噛みしめる



神が人間だったと気づいて私は違和感を思ったのだろう。



これでいて神様である貴方は私と同じ人間なのですか。

到底にもそう思えなくても貴方は人間なのだ。


時には過ちを犯しそして隣に立つ人と幸せになる


貴方は人並みの方だった。


それでも私にとっては神様でした。






貴方が息するだけで私は貴方を神様だと崇める。


貴方はただの人間だった。


それでいて貴方は私の神様だ。


生きててくれてありがとう。

幸せになってくれてありがとう。


ご結婚おめでとうございます。



これからも貴方様が幸せであり続けますように。


























推しが結婚した時に、自分が恋していたから嬉しいけどちょっと悲しいという感情ではなくて、「推しだってみんなみたいに結婚することあるんだな」と感じたんです。

芸能界という輝いているステージ、その上自分がフィルターをかけて全てを美化していたので急な現実チックなお知らせに頭が殴られた感覚になったのだと思います。


本当に二人共お似合いですし、結婚相手のお母様のことも思って結婚記念日を被らせたり、本当に素敵な夫婦様です。

ただの信者である私が言うべきことではないですが、今ではおめでたいと心から祝っております。



お読みいただきありがとうございました。

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