神殺しの叛逆者たち

　3年前、自らを《邪神》と名乗る者たちによって人類の8割が惨殺され世界は世紀末と化し、そこで生きる《慎次キセイ》という青年は邪神に家族を殺されたことで非道な復讐者へと成り果てていた。
　荒廃した世界に居座る邪神たちへ復讐する日々を送る中、とある出来事を機に特別な《石》の存在を知る。その石に触れれば邪神たちが使用する魔法のような力を自らも得られると知り、石に触れるため、そして既に石へ触れている人間たちを仲間にするため。守るモノが何も無い虚しき青年であるキセイは冒険に出る。
　邪神に全てを奪われ何もかも失った者たちが団結し、神を殺す《叛逆者》へと成っていく。