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第八話「バス内殺人事件~犯人は佐藤だ!~」

前回のあらすじ


咲野・初代・水野「佐藤って・・・おもしろ!」

バスに乗った俺たち。

隣の座席は初代だった。


「わぁ山がきれいだよ佐藤君!」


初代ははしゃぐな馬鹿。


「・・・」


咲野は無言で髪を引っ張るな馬鹿。


「・・・♪・・・♪♪」


水野は何で音楽プレーヤーを持ってきているんだ馬鹿。


「HEY!エブリバディ!」


ビリッ!


「俺の座席のエチケット袋をやぶるな!どこからとった!」


「ごめんー♪音楽聴いてると忘れちゃうもんよ♪」


うざい・・・




ちなみに座席は


俺が右前で隣に初代。俺の後ろに咲野,咲野の隣に水野って感じだ。


座席の間はとても狭くさっき言ったようにエチケット袋に手が届くぐらいの小ささ。


バスは小さいのは仕方がない。しかし俺たちが今から行くところは


高級ホテルなんだから・・・こういうところで微妙に経費を削減しなきゃな・・・




「HEY!エビリバディ!♪」


ビリリッ!


「俺のしおりを破るなあああああああああああああ!!!」


もうやりたい放題だこいつら・・・




嫌気が差しながら初代の指差した山並みを見てみた。


青々をした山並みがそろっていてそこに丁度太陽が重なり


まるで絵のような美しさをだしていた。


素直に俺は感心した。こんなバス旅もいいかもなぁ・・・


「ねぇ佐藤君・・・」


向こうが楽しみだな・・・二日目はともかく一日目はホテルだしなぁ・・・


「ねぇ佐藤君・・・ちょっと」


ここまでくると楽しくなってくる。


「ちょっとまじで佐藤君・・・」


「うっせぇんだよお前は!」


バシッ!俺は初代の延髄にチョップをぶちかました。


「無理やり俺の見る方向を決めて

 感傷に浸っている俺を邪魔し

 挙句の果てにはお願いだぁ?なめんじゃねぇぞ!」


バシッ!バシッ!バシッ!

何発も延髄にチョップをぶちかます。


「ちょ・・・まじでやめて・・・」

「そんな強くやってないから別にいいだろ!」




「いや はきそ まじ で 」




俺は頭が真っ白になりかけた。


ここで吐くだと・・・とんでもない!


俺までもらいげろをする恐れがあるじゃねぇか!


俺はすかさずエチケット袋を手に取った。


そしてそれを初代に渡し,俺は背中に手を当てた。


(左手は・・・そえるだけで・・・)


とにかくさすってやった。


さぁ今ならOKだ!



しかしここで気づいた


さっき水野にエチケット袋を破られたことを。






---ご想像におまかせします---






「ご・・・ごめんね!本当にごめんね!」


「本当にごめんだよ!」


休憩所についた俺達。


俺はとりあえず靴を洗い,初代は口をゆすいだ。


「酔うのなら酔い止め飲んどけよ・・・」


「ごめんね・・・本当にごめんね・・・」


まったく・・・きたないぜ・・・



「えぇーそれじゃあ駅についたら新幹線に乗り換えて

 ホテル前まで一気に行くぞー。」

「わぁい^^」



「はぁ・・・ひどい目にあった」


「初代君のゲ●・・・うらやましい」


どこがだ!俺は心の中で鋭い突っ込みをいれた。


「HEY!シャルウィダンス!」


ビリリィ!


「だから俺のしおりをやぶるなあああああああああ!!」


ホテルについてからが不安になってきた・・・


恐怖を覚えながらバスに揺られている俺。


この揺れで心が落ち着けばいいのに・・・




「そういや佐藤君」


「ん?」


青ざめた顔の俺に初代が顔をのぞいてくる。


「新幹線にのったらさ。カードやらない?トランプ持ってきたんだ。」


トランプ・・・へぇ?


こいつにしては気がきくなぁ・・・  まだあってそんなに時間たってないけど。


「いいぜ。俺はトランプ好きだしな。何をするんだ?」


「大富豪」


大富豪。それはトランプゲームで作者が最も好きで


最も燃えるものだと思っているものだ。


「おもしろそうだな・・・やってやろうじゃねえか!」


「私もやる!」


「HEY!私も!」




こうして駅につき新幹線にのり


新幹線のテーブルは


大富豪の戦場と化すのだった・・・


ども。Warsです。

テストが終わったと思ったらまたテストです。

しばらく更新が停滞します。

ごめんなさい。

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