第七話「班決めってテンションあがるよね」
前回のあらすじ
理科の授業に間に合わなくなったので
理由として「何類かわからない動物とコミュニケーションとってました。」
といったら上皿天秤で殴られた。
「・・・眠い」
あ,ありのまま今おこったことを話すぜ!
俺はぜんぜん眠くならないので
おきて本を読んでいたら
朝になっていた。
「眠そうだな,大丈夫か」
赤石は普通にしゃべりかけてくる。
しゃべりかけんな。眠いんだよ。
「おっはよー,佐藤君。」
初代も明るく挨拶をする。
いい心がけだ!ちなみに作者は挨拶標語で賞を取ったことがあります。
だが今俺の耳元でするなはげ。
「・・・おはよ」
咲野も小さい声でつぶやく。
そうそうそれくらいでお願いするぜ皆さんよ。
そんな時馬鹿でかい息を吸う音が聞こえた。
「おっはよおおおおおおおおお!!!」
「・・・・!!!!」
・・・わざわざ耳元で叫ばなくたっていいだろ水野・・・
「目,覚めたか?」
「テンションが冷めたわ。」
「だれがうまいことを言えと」
「うまくない」
「えー皆さん連絡で知ってのとおり交流合宿が「「「しゃあああああ!!!」」」
・・・あります。」
うちの学校ではGWの前に合宿があります。
この合宿はとにかくいいったらありゃしない。
豪華ホテル!露天風呂!そして次の日はアウトドア!
すばらしすぎる!
「えーそれでは班を分けます。」
さぁ今回は誰と同じになるのかな・・・
「「「「佐藤にこいっ!!」」」」
・・・なんであいつらは全員願ってんだ・・・
俺はお断りだぜ?ただでさえ厄介なやつらなんだから・・・
だいたいそう簡単にくるかよ・・・
あれ?この発言フラグじゃね?
「六班,佐藤,・・,・・,・・。
七班,赤石,水野,咲野,初代。」
ほらみろ。人生は厳しい。
「くそがぁぁぁっぁぁっぁぁぁ!!!」
「ちくしょおおおおおお!!!」
「なんでぇぇぇぇぇ!!!」
「・・・・チッ」
・・・何かやりたいことでもあったのだろうか。
そして俺たちはいつの間にこんなに仲良くなったのだろうか。
まだ五月だっていうのにNE。
てか何気にあいつらそろってんじゃん。
・・・それなら俺も入ってもいいかな。
そう思ったとき,ポケットで何か起きたのを感じた。
そしてやってきました交流合宿。
「そういやお前らなんで俺と一緒になりたいんだ?」
「いや佐藤君にアウトドア全部任せようかと。」
・・・パシリですかそうですか。
「佐藤君。ちょっとこっちにきて。」
先生が急に呼んできた。微妙な表情だった。
「実は六班の子が全員休んじゃってね。
七班に移動してもらうね。仲よさそうだし。」
・・・は?What?Why?White?
「七班に移動してもらう。」
・・・つまり俺は進んでパシリにいけと?
あいつらは手招きしている。
他のやつらはくすくす笑っている。
俺の視界は曲がった。
うそだ・・・!うそだ!いやだ・・・!いやだ!
俺はちからをこめて叫んだ。
「罠だ!これは僕を陥れるための罠だ!」
「いや,現実だ。」
「ち・・ち・・・ちっ!ちくしょおおおお!!おまえらぁ!ばかだぁぁぁ!!」
五月の空。
俺の大声は山まで届いた。
つつく
明日テストだぁ・・・モズーン
とにかくがんばってやっていきます。
あとしうばらくこれで行進止まります すみません><