第四十一話「ライジングじゅういち」
前回のあらすじ
約一ヶ月間放置していましたが…
今回!無事!めでたく!
完結いたしました!ウオーズ先生の次回作にご期待ください!
まだもうちょっとだけ続くんじゃよ。
初代「具体的には?」
あと二百話近くは予定してるぞ俺。
佐藤「終るのか?」
二年後くらいに終るんじゃない?
赤石「どうしようもねぇなこれ。」
何もともあれ、サッカーの話です。
「佐藤ー。サッカーしようぜー!」
「しようぜ、じゃなくてがんばってやるんだよバカ野朗!」
というわけで野球のあとはサッカーとなった。
俺たちは野球の練習をしっかりとやっていたのでなんとか一位になれたが、
サッカーのほうはあまりやってないので、ぼろぼろの予感が否めない。
どうしようね…
「まぁいいや!くよくよしたって仕方ない!対戦チームを確認しよう!」
【OBチーム】
またお前らか。
「これより一年生対OBチームの戦いをはじめます!」
「「「お願いします!」」」
「赤石!こっちだ!こっちにボールをパス!」
「おらぁ!…あっ、しまった、つまさきにあたった…」
「♪方向なんか気にしないマイウェイ…」
「うわぁ!ボールとられた!」
「やべぇ!ドリブルを止めるしかない!」
「…もうだめだ」
「はずせぇ!シュートをはずすんだぁ!」
「やった外れたぞ!セーフセーフ!なんとかなったぜ!」
人はこれを泥沼試合という。
「と、とりあえずスローインするぜ!」
「おk!こいや!」
赤石がボールを投げ、
俺がそれをトラップ。そして逆サイドにいる水野につなげば…
バン! と俺のインサイド(内側)に当たり、
ポーン! と俺の頭の近くまで上がり、
パシッ! と俺の手に当たる。
「ハンド」
「バカ野朗がぁぁぁぁ!!」
「ごめぇぇぇぇん!!」
「相手のフリーキックに備えて!」
くぅ…やはり戦力差がひどすぐるなぁ…
べしっ!っと相手のお兄さん方がボールを蹴る。かなりの球の速さだ。
「僕がヘディングでセンタリングだ!」
「おお!」
初代はジャンプでヘディングを狙う。
スカッ と頭を振ったらはずれ
バシッ と左手に当たる。
「ハンド」
「…殺してくれ」
「いいんだ!誰も初代を攻めちゃいない!」
くぅ…どうしようもない。
試合はすすむ。
OB達の激しいパスワーク。
「♪スライディング」
「ナイスだ水野!」
水野のスライディングでボールが赤石に移る。
「俺が決めるぜ!」
赤石のドリブル。
目の前から来るお兄さんたちをルーレットでかわす。
「おらぁ!」
シュートを放つ。ゴールポスト。
「俺がフォローだ!」
俺も負けじとシュート。ゴールポスト。
「僕も行くよ!」
初代がさらにダメ押し。ゴールポスト。
「わ、わたしもいくわ…!」
咲野がもう一発。ゴールポスト。
「ダメだ!俺たちはもうだめだ!ここで終わりだ!」
「いやでもなんでこんなにゴールポストに当たってるんだ!?」
よくよく見てるとゴールがずれている気がする。
これルール違反じゃないのか!?
「くっ…ちょっとタイムだ!」
赤石がタイムをかける。
仕方ないといえば仕方が無い。
「どうするんだよ…」
「このままじゃ負けちまうぞ…」
「畜生畜生…」
【エキストラ】たちのざわめき。くぅ…ほんとうにどうすればいいんだ…
「もうこうなったら…」
「初代?」
「正攻法じゃなくしよう!相手だってずらしてくるんだから!」
「してその方法は?」
一般的な不正じゃばれてしまう。今からできるばれにくい不正って…
「プレゼントボールしかないな。」
プレゼントボール→簡単に言うと相手の体にボールをぶつけること。
「HEY!ジョーニ!あいつらすごい勢いで俺たちの顔面にボールをぶつけてくるぞ!?」
「HAHAHA!これがうわさのクリケットってわけさ!」
「「HAHAHA!!!」
「くそくらえ!天誅だ!存在自体卑怯なんだよ!」
「「オビヒロッ!?」」
「なぁ…初代ってあんなに恐ろしい人だっけか。」
「さぁ…?」
顔面にボールをぶつけられて倒れてる人が十一人中九人。
あとはキーパーをなんとかするしかない…!!
「おらぁ!」
初代が似合わぬ声を出し蹴りだす!
キーパーの手の先にかすってゴールネットを揺らした!
「ゴール!」
「「「やったああ!!!」」」
よし!作戦は成功だ!
これで光明は開けた!
「よし皆!」
「「「ああ!!」」」
皆の意気込みを上げるために俺は声を上げる。
「あとこれを四回繰り返すんだ!そうすればかてる!」
「「「ああ!!」」」
現在 1-5
この戦いを見た先生はこう語る。
「ありゃサッカーじゃねぇっす。テレビじゃ流せないっす。」
「OBチーム!負傷者十名!よって一年生の勝ち!」
OBの皆さん。ほんとうにごめんなさい。
「これがお礼参りってやつなの?」
「逆じゃないのかな?」
「どっちも違うと思うよ…」
久しぶりです!
一ヶ月も放置してすみませんでした!
これから二週間の間はかけますので
カリカリ書いていきたいです!