第四十話「ファイナルファイト」
前回のあらすじ
作者が眠いせいか少し手抜きになってる気がする。ごめんなさい!
しっかり書きます! だったらいいなぁ
決勝戦。俺たちはOBチームと戦っていた。
そして。
「四十回記念おめでとう!」
「「「イヤッホオオオオオオオ!!!」」」
打ち上げをしていた。
「いやーまさか。中学二年生のころ初めてラノベを読んで妄想を膨らませたら
こんな小説になるなんて、誰が予想できただろうか。」
「というか、俺なんてキャラの引用だしな。赤石はもともとカード小説のキャラだったんだよ。
で、あわよくばそのカードゲームを実際にゲーム化しようとしてたらしい。」
「うわぁ痛いわねそれ…」
「ちなみにリアルのほうでは数枚これの挿絵を書いているそうよ♪」
「OPの歌詞だけなら考えてある…」
「結構進んでんのな…あと高校生になったらもう少し文をまとめて本気でラノベ
みたいにするらしい。○padで見れるようにネットブック形式にして。」
「まず高校にいけるようにがんばれだよな…」
「そうだね。」
3-0。 いやね。僕たちも頑張ったと思うんだよ。
でもどれだけあがいたって大人には勝てないのよ。
「ピッチャー交代!咲野!」
ピッチャーは三人目の交代。流石に死にそうだったか
「えっ!?えっ!?どうやってすればいいの!?ねぇ!?」
咲野大混乱。かわいい。
「いいか咲野!【エキストラ】に向かって思いっきり投げるんだ!」
「わ、わかったわ!」
「ちょ、おい!?思いっきり投げちゃだめだ!?取れないよ!?」
【エキストラ】があたふたしてるが大丈夫なのか?
「えいっ!」
ゴウッ!ズバンッ!
「135キロくらいでてるんじゃないのかあれ?」
「OBのおっさんぎっくり腰になってるし。」
むぅ。これならしばらくは、
ごっぎゃああああああああん!!
「体育会系のOBが今ホームランうったぞ!?」
「まじか!?あんな球を良くホームランにできたなおい!?」
4-0。これはきつい展開になってきた。
しっかし俺たちは点を入れることが出来るのか?
果たしていったい…
刈田君が打席に立つ。手に持ってるのは…刀?
「模造刀だけどな…ぶっちゃけままごと用だ。」
ピッチャーの人が球を投げる。
「わりぃけど…これは科学的に分析すんなよっ!」
フッ、っと風を切る音がしたと思ったらいつの間にか体育館の天井に
ボールが当たっていた。
「ホームラン!」
4-1。まさか刈田にこんな特技があったとは…
「剣術は得意なんだわ。」
赤石が次に打席に立つ。今度はバットだ。
「ちょっとズルいかもしれねぇが…こいつをくらいな…!!」
ピッチャーが球を投げた瞬間、赤石のバットからボールが出てきた。
「とっておきだぁ!」
ドゴォン!と破裂音が響きボールがはじき返された。
4-2。うちのチームのズルが許されるのは多分OBチームだからだろう。
「オー、マイッタナ。ムコウノチームナカナカアナドレナイゾ。」
「HAHAHA。心配することは無いヨ、ジョニー!
なんせ僕らは、最強なんだから!」
「「HAHAHAHAHAHA!!」」
…
「♪ デス オア デッド!」
4-3。水野も結構切れてたみたいだ。
さて次は咲野…
こいつはもう省略。うん。
ちなみにOBの人は125キロくらいの球を投げているけど
そんなこともお構いなしにホームランです。
4-4。これで同点だ!
「ハァハァ…」
「炎野?大丈夫か?」
フラフラしながら打席に入っている。
倒れないのかあいつ?
「もう…ダメっ…」
バタッとその場に倒れこんだ。
っておい?大丈夫か?
「HAHAHA!ジョニー今のうちにボールを投げるんだ!」
「HEY!HOI!HEY!HOI!HEY!HOI!これでアウトだなHAHAHA!」
「HAHAHA!」
こいつら殺すべきだろ。
俺の打順が回ってきた。
「HAHAHA!君!貧弱そうな体をしているね!危ないからどいてなさい!」
「HAHAHA!」
俺はどれだけ馬鹿にされてもいい。
「ただ…仲間を侮辱するやつだけは…」
唸れ…俺の一本足打法…!!
「ゆるさねぇ!」
バギャァァ!
4-5。これで俺が主人公だということが全員に分かっただろう!
「よっし!次の会抑えたら勝ちだ!気を引き締めていくぞ!」
そんなことを言ってる真っ最中。レフトである(最終兵器)俺の場所にフライ。
ふっ。こんな糞フライ。余裕でキャッチだ。
ボールを出そうとグローブを出す。グローブがボールをキャッチする。
その瞬間。ブチッ!
グローブの紐がきれてボールが顔面直撃。
「オウフッ!?」
あ…ボールを追いかけなきゃ…でも体が…
気がつくと守備は終っていた。
「5-5!しまって最終回点取るぞ!」
「「「オオー!」」」
そこには赤石たちが円陣を組んで気合を入れてる姿があって。
「5vs1!すぐさまぼこぼこにするぞ!」
「「「オオー!」」」
そこには【エキストラ】たちが俺をぼこぼこにしようとして。
「…」
「…」
「ゆるし「「「ダメだ。」」」
神様のいぢわる。
※ここからは効果音だけでお楽しみください。
「ウオオオオ!」
「ヘヤアアアア!!」
「ウオオオオオ!!」
「初代!そっちだ!」
「でやあああああ!!」
「はいやあああああああ!!」
「もらったああああ!!」
「HAHAHAHA!!!!」
「ぬおおおおお!!!」
「佐藤は俺の嫁。」
「でりゃああああ!!!」
「ほいさあ!」
「にげろおおおおお!!」
「点とるぞおおおお!!!」
延長十二回の末。
6-6。この一球を抑えれば。何とか引き分け。
ピッチャーは咲野が限界なので俺に。
俺が抑えれるのかOBを…
「…!!」
しゅっ すぱん!
「やったあああああ!!同点だああああああ!!」
負けるよりはましだ!めちゃくちゃうれしい!
「いや。私たちの負でいいよ。」
そんな時。OBチームの代表が言った。何ゆえ?
「私たちは大人だ。ここで手を引こう。」
紳士や。このおっちゃんたち紳士や。
こうして俺たちは野球大会一位を収めた。
さぁ次はサッカー編だ!
長かった野球編も終わりです!
次は金曜日の更新に!