第二話「続・転校生」
前回のあらすじ
俺はいつものように登校し
いつものように過ごした。
すると謎の転校生がやってきた。
学校に嵐が来る気がする。
気がするであってほしかったぜ・・・
「それでは初代くんは佐藤くんの後ろの席へ行ってください。」
教室にゆっくりと足音が響く。
あいつは教室を見渡しながら歩いている。
嫉妬深い奴がこんな奴を許すわけが無い。
そう。この教室は戦場なのだ。
一日目からいじめは当たり前。
初対面の奴をいきなり「キモい」といってボコる奴等もいるほどだ。
まさに戦場。これは怖い。弾持って来い!弾持ってこーい!
少し足元を見てみるとなんということでしょう。
通りやすかった机までの道が
足掛けが何十もしてありとても通りにくくなっているではありませんか。
あぁ・・・コイツの人生大丈夫か?
まぁ一応哀れんでおこう。
そう思っていたその時。
窓から急に風が吹いてきた。
暴風が吹いてきた。
「うおっ!」
「なにっ!」
「へぁっ!」
「ごふぅ!」
あまりの強さに本棚の本がぶっ飛ぶほどだ。
あまりに一瞬のことだった。
俺は何もいえない。先生もだまりっぱ。
女子はもうその中でかっこよくたっている初代にメロメロ状態で50%の確立で攻撃できない。
ついでに攻撃力も下がってぶっ倒れるやつもいる。
チャイムが鳴ったとき教室内の全員が我に帰った。
先に口を開いたのは初代だった。
「まったくちょっかいかけようとするから罰が当たるんですよ。」
確かに。本があたった奴は全員足をかけようとした奴だった。
俺以外にうなずいた奴はいた。赤井とか。
「とっ!とりあえず!本で頭打って重傷の人!何故か鼻血出して倒れてるやつも全員保健室にいけぇ!」
「ねぇねぇ佐藤くん。」
初代が話しかけてきた。
「ん?どうした?」
俺は聞き返す。
「佐藤くんってさなんか今日拾わなかった?」
「は?」
「いや・・・だから・・・その・・・」
何を言ってるんだこいつは・・・
拾った?なんか拾ったかおれ?
あ そういえばこんなのがかばんに入ってたな・・・
それのことか?
「これか?」
俺はそれを出すことにした。
相変わらず何故かきらめいている。
「そう!それ!よかった・・・こんなよさそうな人が拾ってくれて!」
「はぁ?」
「え・・・あ・・・その・・・コレを拾ってくれた・・・ひとと・・・えっと・・」
何をコイツはいっているんだこいつは
頭のねじが何本か吹っ飛んでじゃねぇか?
「まぁとにかくよろしくお願いします!」
「・・・はぁ」
どうやら俺の勘はこいつだったようだ確かに厄介そうだし。うん。そうだ。違いない。
ダカラキエロ。オレノフアン・・・
「ただいま~」
家の戸を開ける。
あいにくまだ誰もかえってないみたいだ。
あぁ・・・家事やら無きゃ。
今日は・・・11時帰宅かぁ・・・
うちの母はかなり長く働いている。
過労でぶっ倒れそうなほど働いている。
本当に大丈夫?と聞くと。
「あぁ~んもうだめぇ~」
といってくるから心配が心から消える。
きっとそれがあの人の強がりなんだろう。
そう思っているときインターホンがなった。
こんな時間に誰だろう・・・
そう思ってドアノブに手をかけたそのとき。
ぞわっ!
身の毛が全本逆立った。
なんだ?この殺気は・・・
とても人とは思えない。
俺はそう思い靴をしっかり履くために使う棒(名前忘れた)を手に取った。
ガチャッ! ブゥン! ゴスッ!
「がっ!?」
ふっ・・・やったぜ・・・
マンション狙いの殺人を犯そうとしている罪人を気絶させたぜ。
あとはコレを警察につうほ・・
ここに来て気付いた。
こいつ転校生じゃねぇか。
つづく
どもBlastWarsです。
相変わらずgdgdな雰囲気ですみません。
次も頑張ります。