第二十八話「佐藤っビビってる!HEY!ヘイ!へい!」
前回のあらすじ
初代たちは球技大会の練習に勤しんでいた。
そんな時、「やってられるか!」という声とともに
【エキストラ】たちが謀反を起こし、徳川幕府の誕生です。
ちなみに初代は少し前に保健室からハーフパンツを借りました。
「のおおおおおおりゃあああああ!!!」
グワキィィィィン!!!
「ふあぁこおぉん!ぱぁぁぁぁん!!!」
グワキィィィィン!!!
「ひぃてぇんぅすたぁぁいぃるぅ!!!」
グワキィィィィン!!!
「SMAAAAAAAAAASH!!!」
グワキィィィィン!!!
「ざぁぁわぁぁぁるぅぅどぉぉぉ!!!」
グワキィィィィン!!!
「さて今何回[グワキィィィィン!!!]といったでしょう!」
「六回!」
「赤石残念!答えは五回だ!」
「くそっ…ケアレスミスだ…」
「ばーかばーか」
「うっせぇやい!」
ハッハッハッハッハ…
俺たちの笑いが乾いたグラウンドに響く。
「笑い事で済めばいいんだけどな。」
「な。」
一文字で返答した赤石の目はわずかに潤んでいた。
そしてノーアウト満塁。これはいったいどうゆうことかね^^
「いくZO!」
カキン!と打った球はサード強襲!
サードは初代。捕れるのか?
「…ミエタ!」
ぱしっ!初代のグローブにボールが見事に入る。
さらにサードベースを踏みながら捕ったからダブルプレーである。
「…!!初代!ファーストに!水野に全力投球だ!」
「えっ!えっ!?わ、わかった!」
シュッ!球が投げられる。
「しまった!フライだからバックしなければ。」
初心者が一番初めにやらかすミス。それはフライでの
バックに失敗することである。作者もよくしでかす。
「♪ Go To Heven ♪」
「アウトォ!」
塁審の人が会うとをつげる。
水野以外に上手いなおい…
「やったよ!佐藤君!トリプルプレーだよ!」
「あぁナイスプレーだ!初代。」
次は俺たちの攻撃の番だ。
相手のピッチャーの球速を見てみよう。
シュッズバン!
「うん。あれだ。こいつはソフトボールマウンドで
投げさせる奴じゃない。」
今大会はソフトボールマウンドを使っているのだが
キャッチの音と投げる音が同時に聞こえるということは相当早い。
おそらく130km/hぐらいなんじゃないのか…?
かといってこれは俺でもうてないんじゃないのかな…
「うおっ!打ち上げちまった!」
赤石。まさかお前ライトにライナーを運ぶとは…
「…!!」
ライトのダイビングキャッチ。
「くっ…敵ながらナイスプレーだよ。」
ジェラシーはリミッターを破壊する。
「うるあぁ!」
初代が今までに無いような声を出しながらバットを振る。
しかし一球目は空振り。
「くそっ…絶対次は当てるぞぉ…」
「無理だな。イケメンには俺のボールは打てない。」
むちゃくちゃな理論である。
「おらぁ!」
「だまれぇ!」
ガキィィィィン!!!
初代は見事に右中間にボールをぶち込んだ!
「僕は!僕は!イケメンなんかじゃないんだあああ!!」
「初代!セリフがおかしい!そのセリフは喧嘩を
売ってるとしか思えないよ!」
そしてこの後の打席は
水野は
「♪SeeYou♪」
カキィン!とレフト前に運ぶ。
咲野は
「えっ!?こんなの!?う、うてない!」
カキィィィィン!とレフト前に運ぶ。
そして打順は俺。
現在満塁。前の打順のエキストラがからぶったので。
ツーアウト満塁。ここで点を返さなければ漢ではない!
「お前らにいっておく!」
ズバン!ストライク!
「俺はここで主人公としての威厳をだす!」
ズバン!ストライクツー!
「俺は!ホームランを打つ!」
ズバン!バッターアウトチェンジ!
俺は声高らかに宣言をした!
さぁいくぞぉ!
「お前は死ね。いっぺん死ね。」
「佐藤君。ちょっと倉庫の裏いこうか。」
「まぁまて皆。俺を鉄棒にくくりつけたら誰がピッチャーをやるんだ?」
「…」
「いたぁい!無言で左肘にローキック!」
「…」
「ま!まつんだ【エキストラ】三名!俺を食べてもおいしくは無い!」
「【エキストラ】と呼んだことにより俺の怒りが有頂天になった!」
むぅ…この状態をどうやって切り抜ければ…
そうだ!名案を思いついたぞ!
「わかったじゃあ名前をあげるよ!」
その一言が世界を揺るがした。
10000PVいったよ!わぁい!