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第二十話「家に帰るまでが合宿」

あらすじ


カレーは二日目がおいしいのだ。

ちなみに作者は福神漬けとかはつけない派なのさ!

そしてらっきょがきらいなんだ!

オリエンテーション合宿が終わった。


とはいうものの名言によりまだバスの中だから


終わってはいないのだろうけどな…


俺たちにとっては終ったのも同然だ。


このオリエンテーション合宿はいろいろなことがあった。


佐藤の過去を教えてもらったし、


いろんな体験もした。


四月からこんなスタートが切れたのはよかったんじゃないのかな。


これは五月からが楽しみだな…




「佐藤君。この合宿最後にどうしても伝えたいことがあるんだ。」


「それと似たようなニュアンスの言葉をこの合宿中に何回聞いたのだろうか。」


「うぐっ…、それほっといてくれない?」


「で、なんだよ。」


また初代の顔がとてもまじめになる。


「あの宝玉のことなんだけど。」


「ん。あれがどうかしたのか。」


「まだ佐藤君には効果をいってなかったからね。」


「…効果?」


確か咲野は運動能力を上げるやつだっけ。


「実はというと宝玉を拾った瞬間にその人が一番望んでいるものが能力として

 手に入るんだ。」


「ほう。」


咲野は陸上部だったな。きっと走ってる途中で拾ったのかな。


「で、佐藤君は拾った瞬間に何を願ってたと思う?」


「自分の真相真意か…わかるわけないな。」


自分でも回答が哲学的な気がした。でも実際自分の望むことってなんだったんだろ。


「【何事もどうにかなって欲しい】ってことを一番願ってたらしい。

 普段からどんな生活してたかを一瞬聞きたくなったよ。」


心のSOSなのかな。


「でもこの宝玉を拾ったからには僕はついていかなければいけない。

 そうでもしなければ僕は僕自身をコントロールはできない。」


「…あれ?いつのまにシリアスになったの?」


「だから僕は君についていくよ。もし君が危機に陥ったのなら僕が助ける。

 君は僕の近くにいてくれればいい。だからお願い。」


「…まぁ別にいいけど。」


特に断る理由なんてないしなぁ…


それに俺は今回の合宿でわかった。


俺はこいつともう友達になったんだ。


咲野とも、水野とも、赤石とも。


「よかった!いってくれて!」


それなら友達としてついていってやるべきだろう。


そっちのほうが楽しいしな。


「ちなみにその宝玉の能力は確認するけど

 【今一番願っていることを発生させる】という能力だよ。

 手段は選ばないからめちゃくちゃな手段をとることもあるから気をつけてね。

 それともってると運が無くなるから。」


願いをかなえれるのはうれしいけど運が無くなるのはいやだ。


と、言うより願いをかなえるつってもちょっと前の山家事みたいな方法なんだろ?


明らかにデメリットだよ。


「投げ捨てていいか?この宝玉」


「肌身離さず持っててください。」


ぐふぅ。






「それと佐藤君。僕分かったよ。」


「ん?」


「僕は今を楽しむよ。彼ら、彼女らの分まで。」


「…そうかよ。じゃあ思い出作りなら俺も手伝ってやるよ。」


そういうと初代は万年の笑みで



「うん!」



そう答えた。





五月が訪れた。





つづく

長いんだが短いんだかよく分からないオリ合宿編が終りました。

次は体育大会編がやってきます!

ちょっと構想を練りながらなので遅れますが…

ばんばん書いていきたいです!

そして見てくれる人も5000PVとかなり増えてきました!

本当にありがたいことです!

今後も頑張って書いていきたいと思います。

目指せ!一万PV!

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