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第十八話「西~たけやぶやけた~」

前回のあらすじ


なんか東のほうはカオスになってる気がした。

どうなんだろ…俺は見てないからわかんねぇけど…


どうもっ!いつもは佐藤視点のこの小説を読んでくれてありがとう。


本日は出番の少ない俺、赤石視点だそうだ。


ぶっちゃけ緊張している。


だって初視点がこんな山の中だぜ?緊張するに決まってるだろ…


「私はまだ視点を担当したことがないんだけど?」


「お前はまだ出番があるだろう。」


咲野に一応突っ込んでおく。うるさいなあ。


だって見てみろよ…こんな山の中。


コンクリートジャングルでいつも過ごしている俺たちにとっては


とても心を揺り動かす物なんだよ…


さらに俺視点でとても緊張するんだよ…


「お前らはさっきから視点、視点って裏側みたいな説明をしてんじゃねぇよ!」


佐藤の怒鳴り声がさわやかな森に響く。そんな怒らなくても…




「いやーしかし…じゃがいもとかはあったけれど…」


「おーいこっちにんじん生えてるぞー」


「なんで山に生えてるんだよ…」


「森の入り口に書いてあったけどここを昔畑として使っていた奴がいたらしい。

 それの影響じゃない?」


生態系を壊しているな。よろしくない…






「つーか大分奥まで来たけど帰れるの?」


うん。俺も気になってたとこだ。佐藤はどう考えてるのだろうか?


「…I don't have any plans.」


「…Kill you!」


「わぁぁぁごめぇぇぇん!俺が悪かったぁ!

 で、でも赤石!お前は道覚えてるだろ!?」


「I don't memorys.」


「…haveを忘れてるぞ?」


英語は苦手なんだよ…


「てか佐藤も人の事を言えないでしょ。なんでplanの話になるのよ。

 覚えていません って言わなきゃいけないじゃない。」


「そ、そうか…」


二人の話していることが全く理解できない。






「ま、迷った…完全に迷ったわよこれ…」


「俺はここで朽ち果てて死ぬ。」


二人はもう駄弁っている。だらしない。


あきらめんなよ…なんとかなるって…


「もういっそのことこの森全部が無くなっちまえば早いのになぁ…」


「いえてるよな…」


うむ。その意見には俺も賛成だった。


その時だった。佐藤のポケットが一瞬緑色に輝いた。


「ん?何か光らなかったか?」


俺がそういい終わる刹那。


シュボッ!


「は?」「へ?」「はい?」


ボオゥッ!


火種があがった。


なんだ火種じゃねぇか…そう脅かせるな…すぐに消化すれば何も怖くない…


「消化するものがねぇ!」


「うわぁぁぁ!広がってきたぁ!逃げろぉ!」






有名な回文が思い浮かんだ。


「たけやぶやけた」だ。


ホームページの準備してたら

一日過ぎてた。WOW

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