第九話「闇のゲーム」
前回のあらすじ
大富豪で戦うことになった四人。
しかしそれは裏で仕組まれた闇のゲームだった!
揺れる音すら聞こえない新幹線。
新たなテクノロジーを搭載している新幹線はやっぱり格が違う。
このあたりの科学力は世界一かもわからんね。
「むちゃくちゃな文だな・・・」
「ほっといてくれ。一回書き直しになったんだから。」
「まぁどうでもいいから大富豪やろう。」
佐藤から全員にカードが配られる。
俺の手の内は・・・
!! 2が一枚もない!
しかし代わりにキング三枚クイーン三枚ジャック三枚・・・
「おめぇ絶対仕組んだだろ!」
「違うよ!僕だって偏ってるんだから!」
くそがっ・・・
「じゃあ私が一番初めね」
水野が率先してやりだした。
「それじゃ開戦の合図を出しましょうか。」
「うの!」
「それは別のゲームだ赤石。」
「やぁやぁわれこそは!」
「それは戦国時代だ初代。」
「デュエル!」
「それは遊○王だよ咲野さん。」
「いやデュエルであってるよ。」
「お前らはバカだ。」
現在の状況:咲野が一番で初っ端から革命
「・・・7を四枚だしって・・・メ木几又すぞ?」
「うるさい!私だって好きでやってるんじゃないんだから!」
おいおい・・・俺のキングとジャックとクイーンがゴミ屑同然に・・・
このままではやばいって。
「んじゃ私6。」
「僕5。」
「奇遇だな4。」
水野・初代・赤石 はカウントダウン形式で出していく。
ふざけるな・・・!!今の俺には3は一枚しかない・・・!!
ここで出せば今後ピンチ間違いなし・・・!!
しかし今出さないと今後ピンチの恐れあり・・・!!
どうする・・・!!
ざわ・・・ざわ・・・
「決めたっ! 3!」
とりあえずこれで何とか先手を・・・
「じょーかー」
咲野さん自重してください。
現在の状況:咲野 2枚 水野 2枚 初代 2枚 赤石 2枚 俺 9枚(王家セット減らせてない)
くそがっ・・・
一向に俺の番は回ってこない っていうか出せない。
「クククッ・・・どうしたのかな佐藤君。」
「僕たちには王家は必要ないんでね・・・」
「君に全部預かってもらったよ・・・」
「なっ・・・!!てめぇら!やっぱり仕組んでやがったのか!」
「いやノリでいってみただけ」
「殺すぞ」
勝敗:俺の大敗北
いやこれは無理。だってね。考えてごらんよ。
革命がきたならかなりの弱さを誇る王家が9枚あるんだよ?なんなんだよ。
「んじゃ負けたから×ゲームね。」
「そんなのなかっただろお前!」
「いやいや♪×ゲームだよ佐藤君♪」
「何をする気だ何を。」
全員が不気味な笑みを浮かべている・・・
俺は悪寒を感じた。後ずさりをしようとした。
しかし後ろはシートだった。
これ以上は下がれない。
だが恐怖感を感じた。
下がりたい。下がりたい。ただそう思った。
ゆらゆらとうごめく指が俺の肩をポンとたたいた。
「ゴムパッチンで。」
「・・・は?」
ガチッ
「ほいほいほほほい!はひひへんはよ!」
「はいはい噛んで噛んで~!のびるよのびるよ!」
「何で新幹線の中なのにこんなことできるんだろう・・・」
それは俺がつっこみたい!
「それじゃはなすよ~」
「ははいほ!」
手を離した瞬間は刹那の出来事だった
ぐおおおとゴムが高速でこちらに迫ってくる。
顔をそらそうとするがかんだままなのでゴムもそれる。
これは完全にヒットですね。
ばちーん
テスト終わって一気に更新できるぜ!
今後頑張って小説をかいていきたいです!