士官学校
太陽系第三惑星 地球…日本エリア
「朝か…」
目覚まし時計で目を覚まし勇生は布団から出る。
「まぁ食パンとコーヒーだけでいいかな。」
そう言って朝食の食パンをオーブントースターに食パンを入れテレビをつけると異性文明人バロドスと人類の火星での戦闘状況のニュースが流れる。
「現在、火星での攻防が激しさが増しており、情報によりますと見た事のない兵器が出現してる模様です。」
「戦況はあまりよくないようだ…」
独り言のように喋り勇生は朝食を終え部屋に戻り士官学校の制服に着替え準備を整え鏡で自分の顔を見る。
「…しっかりしないと。」
そう言って士官学校に登校する。本来士官学校の生徒は寮での寄宿が普通なのだが、今の士官学校はあまりに生徒が多すぎてとても部屋の数が足りないため家が近くの生徒はそこから登校するようになっている。勇生の家は士官学校までは電車で移動して10分ぐらいで着いてしまうのだ。
そして電車に揺られながら空で巡回してる銀河連合宇宙軍の軍艦を見ていた。
「いつもより軍艦の数が多いような…かなり警戒してるのかな…」
バロドスが出現して以来、銀河連合宇宙軍は警戒態勢をとっているのだ。つまりそれは事態が深刻な事を意味している。
「着いた。」
そして勇生は銀河連合宇宙軍士官学校に到着し校内に入っていく。