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ねこまみれ

作者: 尾手メシ

 2022年2月22日23時00分にこのエッセイを書いている。



 最初に「小説家になろう」のトップページを開いたのは今から10分ほど前のこと。完結済小説を眺めて、連載中の小説をチラ見しながら、新着短編が目に入ってきて驚いた。思わず二度見をしてしまった。


 短編が猫まみれ。すごく猫まみれ。


 実際に数えてみたところ、20作品中7作品が猫関連だった。すげぇなぁ、と思いながら何の気無しにページを更新したら1作品増えていた。


 「小説家になろう」が毛玉に侵食されている。由々しき事態だ。許されざる暴挙が行われている。かの邪智暴虐の毛玉を必ず倒さねばならない。許せ、セリヌンティウス。今はお前と裸で抱き合っている暇はないんだ。公衆の面前でSMごっこをしている暇はもっとないんだ。そもそもプレイが高度すぎて、私にはとてもついていけない。誰か他のパートナーを探してください。王様とか。



 どうやら今日は「猫の日」であるらしい。しかも今世紀最大の「猫の日」なのだとか。最初、なんのこっちゃ、と思ったのだが、日付を見て納得。


 それで件のトップページだが、どうも22時22分に投稿しようとした方が複数いたようで、それで猫まみれになっていたようだ。みんな色々考えるなぁ。


 ということで、私もこのビッグウェーブに乗っかるべく、この文章を拵えている。


 「猫の日」にちなんで、私の猫の思い出でも書いてみようか。

 あれは数年前のこと。確か春先の、少し暖かくなってきた頃のことである。祖母の家にいた時、同居している叔母が「ガレージが臭い」と言い出した。私がガレージに行ってみると、たしかに何かが臭う。一体何の臭いなのか、叔母と二人で手分けしてガレージ内の荷物を出していくと、それが出てきた。ミイラ化した猫が、二匹分。

 幸い、役所に連絡すると、すぐに処理業者を手配してくれて事無きを得たのだが、本当に焦った。業者の方いわく、ままある事らしい。寒い冬に暖を求めて入り込み、そのまま発見されず、腐ってから発見される事が多いそう。「これぐらいの時に見つけられたのは運が良かったですね」と笑っておられた。


 ここまで書いておいてなんだが、とても「猫の日」にする話じゃないな。まぁ、投稿するんだけど。

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― 新着の感想 ―
[一言] そんな出遅れ短編に、出遅れ感想を置いていきますよ。 短編の方はそんな感じだったと思いますが、連載の方はもっと大変でした……。 22時22分に限定しても、16/33作品が(一瞬だけも含めて)猫…
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