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脅威的な怪物が現れた時の世の中

作者: かたかず

あらすじ:私は逆井橙、12歳。中学生。母は弁護士、父は裁判員、母方の祖母が府警、祖父は探偵、父方の祖母が教員、祖父は自衛官。と物心付く前付く前から多岐に渡って色んな事を教わっていた。文武両道なのは祖母・祖父の影響下だ。


母方の祖母、父方の祖父から武術を習得。

母方の祖母、父方の祖父から勉学を習得。とこんな感じだ。

そして、母方の祖父から思考と思慮の仕方を教わり

父方の祖母に一通りの勉強は見て貰った。


そんな自分が突出している事に気付いたのはそんなに遅くはない。なので同年代の同性と比べもかなり落ちついているし、何なら背の低い大学生と間違われたりする事もある。


そんな冬も間近、耳は兎、顔は鯱、身体は犬か猫、尻尾は蝙蝠。みたいなわけわからない動物?、生き物?。に出会った。


××


私は逆井橙、12歳。中学生。冬も間近なある日、耳は兎、顔は鯱、身体は犬か猫、尻尾は蝙蝠。といった感じの動物とも生き物とも思えないような生命体に話し掛けられていた。


「ねぇ。君。僕の名前はムーバ。君の才能に惹かれて突然 お邪魔した。って奴さ」とムーバと名乗った生命体だった。


「承りました。私は逆井橙。あだ名はオレンジです。此処からの会話は録音しても構いませんか?」と私は返した。


「それは君の親しい人が巻き込まれてしまう恐れがあるから、僕との秘密にして欲しいなぁ」とムーバ


「まるであなたは狙って来る者を特定している。出来ているみたいな言い方ですね」と私はムーバの言葉を尊重して携帯電話を置いた


「そうだよ。近頃、何か得体の知れてない怪物が暴れ回ってるだろ?。そいつらからさ」とムーバが鯱が笑う時のように笑ってみせた。まぁ顔が鯱に近いせいかそう見えたのだから致し方ありませんが。


「何故、警察や自衛隊、軍隊。と言った私より体力も体術も優れている方はこの世の中には五万と居るでしょう。黒帯の有段者でも構いません。そんな方々なら十万や百万と言わずともこの星にはいらっしゃりますが?」と私は自身の胸へと左手を当てて言った。


「何故、君なのか?。って?。」とムーバは鯱が首を傾げた時に見せる表情を私へと向けてくれた。

「それ は簡単だよ。才能、素質。とも言えるね。を君から感じ取ったからさ」とムーバは少し高度(飛んでいる高さ)を下げた。


「そう言い。今 出現している元人間だった怪物共に言い寄ったのでは?」と私が言うとムーバはこれまでの滑舌とは裏腹に急に黙り込んでしまった。


「どうやら短所があるようですね。これ以上、壱秒でも私の部屋に居座ると申しあげるのでしたら、録音・録画に了承を得たものと受け止め、警察及び自衛隊、報道機関へとやり取りを差し出します。あなたが諦めて他を当たるのが先か私が求める説明を全て行うのが先か。私的にはどちらでも構いません。後はあなたの好きなように選択していただくだけです。どうぞご自由に」と私はムーバが空を浮遊して入って来た窓を左手で指した。


「解ったよ 今回は諦めるよ」とムーバは言い残し、入って来た時のように浮遊して窓から外へと出て行った。


私はムーバが出て行った後、父方の祖父へと連絡。

今あった事を語った。勿論 信じて貰えなかったが、盗聴、盗撮等が仕掛けられていなか?。といった懸念を伝える。と機材を持って私の部屋へとやって来た。


私が仕掛けていた機材を観終わった祖父。

「成る程。最近 新聞やニュースを騒がしている元凶はこいつか」と言った。

ムーバには悪いが私は‘仕掛けたいない’とは一言も伝えていないし、こうも言った「これ以上、壱秒でも私の部屋に居座ると申しあげるのでしたら、録音・録画に了承を得たものと受け止め、警察及び自衛隊、報道機関へとやり取りを差し出します。」あの地点でムーバからの了承は得たもの。とみなしているわけだ。だから祖父へと得た情報を共有行った訳だ。


「詳しい所は母親に聞かなならんが、我が身 守る為の行為だ。未成年者だし、そのムーバとやらに対応・対策・対抗するのは色々と時間が掛かるだろう。しかし突然現れた怪物をどうにかするといった話しあいは行わたいた。そう遅くはないはずだ。発生源・発生元が解っただけでも大きな収穫だろう。」と祖父は言ってくれた。


「さて。報道機関に持って行く前に警察、自衛隊へと持って行こうとするかな。怪物討伐・出来れば殲滅、良くて撤退。といった話しだったはずだからな」と祖父


「父方のおじいちゃんに聞いたの?」と私?

「蛇の道は蛇だよ」と祖父とウインクした。

「橙は何も心配する事はない。おじいちゃん達に任せなさい」と祖父。

「取り敢えず、此処が作戦の要になったら嫌だから気取られない程度に荷物を減らしておきたいんだけど」と私。

「確かに、私もこれも複製(コピー)して配付し終えたら行う事はないし、手伝うとするよ」と祖父。


祖父へと渡した記録映像とその複製は両親が次の日の内に見終わっていた。けれど、引退した祖父・祖母と違って、そう時間を作れない。なので、ムーバに会った次の日に私に会いに来てくれたのは両祖父・両祖母だった。


「取り敢えず、自衛隊にはあの映像は引き渡して来ました」と父方の祖父

「私も部下や元同僚にあの映像は引き渡しましたとも」と母方の祖母

「ただ動くのは何ヶ月も先の話しになりますね」と父方の祖母

「橙を囮にする。という話しが出て来たら?」と母方の祖父

『そんなぁ、私の可愛い橙を』と声を揃える祖母達。

「妥当だと思うが?」と母方の祖父

「出来れば行いたくない作戦だが、背格好やら何やら似せて行う事になるだろうな」と父方の祖父

「では、私の情報網を使って近所中の人達を避難させましょうかね」と母方の祖母

「生半可な攻撃が通じなかった時に集中砲火行えるよう、気取らないように人を避難・待避させるのか」と父方の祖父

「取り敢えず、どの程度の攻撃なら通じるのか検証していかなければならないな」と母方の祖父

「怪物、化け物に成り果ててしまった人達には悪いが元に戻せるとは限らん。そうなるざるえないだろう」と父方の祖父

「戻せられる可能性があるとすればそのムーバとかいう生き物でしょうしね」と母方の祖母

「相手、ムーバに戻す意思があれば。の話しだかな」と母方の祖父

「橙を守る為です致し方ありませんからね」と父方の祖母

「紫さん」と母方の祖母は父方の祖母を情けない声で呼んだ。

私の家族の名前は全員が奇妙な事に‘色’だ。

紫おばあちゃんを良く知っている母方の祖母は心を痛めていた。


その次の日、回覧板で模擬避難訓練と模擬避難生活のお知らせが私の家から半径100kmに出された。


各家庭はその回覧板通り、実施日に合わせて避難所に持って行く物を近くのスーパー等で買い貯めてリュックに詰めていく。どうしても仕事の日程が合わない等、様々な事情や私情が考慮され、自然災害が多い国な為。前以て各会社や機関へと通達されていく。


少しずつだけども、大勢の人達が指定された避難所へと向かうがコロナ渦で自宅避難を選択した者ややむを得ない事情や私情で自宅避難しざるえない者も出て来て、本当に起こった自然災害時には今以上の混乱が生じる事が解って対策を練れるようになった。


呼吸器とかベッドとセットの機械とか人によって事情や私情は違うもんね。で、集中砲火出来るようにホテルに掛け合い客室を模擬避難所・模擬避難生活場所として提供して貰った。


集中砲火は限られた人にしか知らされていない。出来る事なら持ち運び可能な範囲の攻撃で済ませたいからだ。


そんな人を移動させている最中。元人間だった怪物、化け物の討伐作戦が立てられる。この作戦次第では発生源の耐久力・耐久性・防御力と言ったものを見極める為の作戦だった。


一般的な銃から電気銃、バズーカ砲と言った色んな物が試されていく。そんな中、私と背丈が一緒くらいで私に似せて化粧するという囮作戦が開始した。


私の癖、言葉使いから両親への接し方、様々なモノがその人が真似(コピー)していき自分の一部へとおとしこんでいく。


両親も後ろに立たれると本当に私と間違うようになって来た頃。

本格派に囮作戦が旗上げられていく。

周辺の避難が完了した頃。やっとで報道陣へと私が撮ったやり取りが流される。色んなTV局が様々なコメントと共に報道出来得る全ての時間帯で取り扱う。


観逃せない程に各国の全ての報道局が情報として流し続ける。気取られないように自衛隊の全ての戦力を集結させた。


建物に偽装たせた武器な一見なんの変哲もないマンションが巨大なガトリング銃と成り変わったりする。


囮役の人はムーバと相対した瞬間に偽物と気取られ逃げられる前にスイッチを押し、自らの意思で落下。後に集中砲火。という手筈になっていた。


気取られないよう家の中を時間掛けて掘ったみたいだけど、私にはどれくらいの深さ掘ったのか教えてくれなかった。


それから自宅の至る所にカメラを設置、ムーバが来るのをひたすら囮役の人は普段の私の行動を真似ながら待っていた。


各国への武器所持飛行許可がおり、‘それ’をムーバという生命体のみに使うという不確実で不確定な約束事を普段の行いが良いおかげさまか時間が掛かったがようやっとおり、パイロットは飛行訓練行い、少しずつ家の周辺へと飛行機が飛んでいる回数と時間を長くしていった。


後は決行するだけになってからは各国のTV局はムーバが突然現れた怪物又は化け物に関連しているんじゃないか?。


怪物又は化け物は元々 人間でムーバによりあんな姿へと変えられてしまったんじゃないか?。そういう憶測や推測が国によって消されていた情報が出回るようになった。


勿論、人殺し行った罪は消え失せず、自衛隊や警察、軍隊といった各機関のお偉い方は頭を下げた。


そしたら起こるのが批難する声が自衛隊や警察、軍隊といった所へと行き 炎上する。


謝る自衛隊や警察、軍隊があるような国はマトモで開き直るような国(所)も当然出て来る訳だ。暴動が起こったり治安が悪くなり窃盗やら何やら起こるようになっていく。


そうするとムーバにスポットを当てる事は難しくなっていく。自衛隊や警察の行動は制限されていき、怪物化した人達を戻そうとする運動も行われる。


しかし、その中には非人道的な行為や実験・試験・検査が裏で行われ、けして表に出る事はなかった。探偵だった祖父が調べて教えてくれた。


そんなゴタゴタした中だろうかムーバは私の家へと現れた。

私は設置されたカメラからの映像を観ていた。


一階の家のほぼ中心でその会話は行われていく。

「約束しましたよね?。他言無用だと」とムーバ

「あら『これ以上、壱秒でも私の部屋に居座ると申しあげるのでしたら、録音・録画に了承を得たものと受け止め、警察及び自衛隊、報道機関へとやり取りを差し出します。』とあの時 申し上げた。と思いますが」と現役自衛隊の人と言い終わること同時にスイッチを押す。


ガッコっ!!と音を立てると同時に女性の姿は消える。

女性が落ちた穴はすぐに塞ぎ。‘穴’があった場所の(フローリング)は蓋された。と同時に一斉に攻撃が始まった。瞬間 物凄い地響きが辺りを鳴らす。


外がどうなっているかはわからない。情報を漏らしてもムーバは来なかった、だから批難されて肩身が狭い状態に意図的にして自身(警察や軍隊・自衛隊)の行動・移動に制限させた。らムーバはノコノコと現れた。という訳だ。


今表沙汰 叱咤されている人達は自衛隊や警察の一割しか満たないし他国からの軍隊が旅行者になりすましてこの国へと時間を掛けてやって来た。秘密・機密は盗まれ兼ねないが、本当に信用・信頼出来ないような国の兵士は断ってる。


第一にムーバとその怪物・化け物に変わり果てた人達をとうにかしないといけない。庶民・市民には頭は上がらなくなるが憎まれ役となる方ない。被害は出る一方なのだから。


こうして色々な犠牲とひきかえに色んなものを失いながらムーバと怪物化した人達の殲滅作戦は世界中で戦火となっていった。


こうして脅威的な怪物が現れた世の中はコロナ渦とはまた違った世界へと変貌してしまっていった。


ムーバとその怪物は朝・昼・夕・夜と連日 放送対象へと変わってしまった。最初の内こそ、自衛隊や各国の軍に批難の嵐だったが、怪物以降:ムーマと名付けられた。産みの親が『ムーバ』だから、後はUMAを掛けあわせた呼び名へとなった。


ムーマ被害が切実でムーマへと変わった親族や親がその壊された家や家具、家電といった物の弁償やら殺人という刑罰を変わった本人へと判決する際やその罪をどのようにかせるか?。でかなりの国が揉める事となった。


裁判大国アメリカは酷い有り様で罪と罰の擦り付けあいとなった。その揉めに揉めている内に国連が苦肉の策として特例でムーマの討伐と殲滅を認可した。


かなりの大勢の人達。反感を買う事となったが、軍や自衛隊、警察といった職業、公務員へと就職する人間が減り求人倍率が低くなった。


特に軍、自衛隊、警察といった人達の子供は‘子供’ってだけでイジメの対象になったり、恋愛でも大きな変化があった。


先ず、その結果が露骨に出たのはマッチング(異性を引き合わせる)関係だった。お見合いの場で職業を聞かれ、その人だけが周りから敬遠され、独りポツンと周りから浮く。ついにはお見合いの場でものすごい倍率低い職業とまでなった。なので、お見合い会社の人は言葉を選らんでその関係の人達を帰らせるまでになった。


日本以外は露骨に「出て行け」と言葉を突き付けられてしまう。そんなのもTVで取り上げられるくらい社会問題へと発展していった。


ゴタゴタし続けて五年の歳月が経過する頃には『ムーバ』討伐の反感はやや弱まっていった。


公務員の不人気、『ムーバ』へと変わった家族や親族の裁判所の判決、『ムーマ』の対処と対応。色んなモノが渦巻き、自然災害やら『ムーバ』に対抗する為に『ムーマ』から‘力’を受け、そして『ムーバ』へと変わった者。


『ムーマ』は各地に出て、瀕死な者や遭難者、自然災害にあった者に、病気で苦しんでいる者の所と、様々な所に行き、『ムーバ』を絶えないよう、少しずつ出現させていく。


TVが警告するが悪魔の囁きと状況や状態で『ムーマ』に唆されてしまう者は後をたたなかった。


国連は本当に苦肉の策としてそういう特例を出す。

次第に各国も‘『ムーバ』討伐’を下唇噛みながら容認していく。


その間に「一度だけ」と『ムーバ』からその‘力’を受け取る。しかし‘力’を手にした者の結末は五十歩百歩で、得たモノは使ってしまう。という悪循環に陥る。


ある人は子供を治す為、ある人は植物状態の人を起こす為、ある人は死人を甦らせる為。理由は様々だが、似たり寄ったりの事故や事件に巻き込まれたり、巻き込まれそうになったり。目の前で‘又’失いそうになったり。…で使ってしまうのだ。


『ムーバ』も意地悪で受理してしまった人が周りに自然と直感的と言って方が正しいのかもしれない。で解ってしまう形?、雰囲気へと変えてしまうのだった。


『ムーバ』自体が「他言無用」と言っているのだけど、雰囲気というか、なんとなく解ってしまうようになってしまうのだ。


『ムーマ』と『ムーバ』は世間に公表されたあの日から研究対象となり、「非人道的」という声もあがったりしたが、重なる被害で少しずつ弱まっていった。


ある心理学者は『ムーバ』が『ムーマ』に変わってしまうように色々と仕掛けているので誘惑されないように唱えた。


『ムーマ』一体討伐にかなりの税金を消費。

国民のデモが行われたが、『ムーマ』被害に疲弊して五年の月日がドンドン少数意見へと様変わりしていった。


そんな五年という歳月だった。

五年を過ぎた辺りから皆が受け入れ

職業差別的なお見合いを断るのが段々と減り

公務員の求人倍率がちょっとづつ戻っていった。

『ムーマ』に変わってしまう被害は少し経ったこの頃も出てはいるが、周りに『ムーバ』から受け取っていら人が小数だけど出て来始めた。


『ムーバ』が世間へと公表された年くらいから産まれた人ほど、受け取っている人が目立ち。その前に産まれていた人ほど、受け取っていない人の方が多い。


TVが警鐘を鳴らすが、耳に入れない馬鹿というのは必ず居て、『ムーマ』へと変わってしまう者が段々と増えて行き、『ムーマ』の勢力が増えていった。


十年という歳月になる頃には『ムーマ』討伐は一般化してしまい。誰も気に止めなくなった。イヤ 止めなくなってしまっていた。が正しいかもしれない。


上手く‘力’を使えなかった。や回数という上限をこえてしまった。という認識へと移ろいだ。その頃には軍や自衛隊への求人倍率が高くなり、『守りたい』という思いが芽生えた人達が大勢になっていった。


軍主導の国は手離しで喜んだ。民主の支持を得、自分の代わりに突っ込んでくれる特攻隊みたいな阿保が出て来たからだ。


まぁ『ムーバ』から‘力’を得、『ムーマ』に変わる前に討つように言う人が増えていった。特に日本人。アメリカも殉職したら階級が上がり殉職金が増えていったが、不倫目的の人間にとってとても美味しい話しになった。で、此処で言うまでもなくゴタゴタがアメリカで発生。


保険会社や裁判所が荒れに荒れまくったのは言うまでもないだろう。保険金目的で多社に加入させ、『ムーマ』に成り変わる前に任意の自決させ ガッポガッポ。


最初は保険会社も支払っていたが、あまりの多さに支払いを渋り、少しずつ減らして行く。当然アメリカで裁判の嵐となってしまって、世界中へと広がっていった。


この戦いは長らく続き、保険会社も月々の支払いを認め、『ムーバ』保険として世界へと浸透していった。月々の掛け金が低いが満期時、支払い額に応じて、少し金額が上乗せされる。日本の年金制度に近い感じへとなっていった。


これにより、元々、年金制度があった日本は保険会社や郵便局と提携して、年金加入者を増やしていく十年という月日になっていった。


日本以外は日本の年金制度に少し似通った制度が新たに設立されていった。しかし、大金を手にした独裁者更に軍事政権行っているような独り善がりの国はそのお金をプール、横流しし、自身へと使用よってクーデターが発生。


『ムーマ』退治も自分達が行うと言い出す。

これにより三角形の対立がうまれ 紛争地帯へとなっていく。

漁夫の利で国を奪おうと他の国が参入したり、国連は大忙しになった。

此処で避難民が出て来る訳だ。で、各国が受け入れるが日本だけは遅れる。で世界から批難されてしまう。


海路からだろうと空路からだろうと、入れられる人数は限られていて、「避難民の受け入れ人数が少ない」と「お金を払えば避難民を受け入れなくて済むなら、払ってやろうじゃないか?」と自衛隊を(イラクだっけ?)派遣するキッカケになった時のようになってしまった。


小数だけど、その日本の姿勢を賛同する意見もあったが、各国や国連の意見に日本は避難民の受け入れに大忙しになっていく。


そんな暴動や強盗といった犯罪率が高くなっていく中、日本の治安は他の国より比較的に安定してて、低い水準を保ち続けた。それにより、日本を言葉で攻撃する鬱憤晴らしたい奴らは少しずつだけど減っていくのだった。


‘それ’により、親日家や日本が行っていた事に賛同していた人達の声が拾われていくようになっていく。で、此処で見事な手の平返しする者が現れていくのを付け加えておこう。


此処で困った事が起こる国が出現する。

日本に自衛隊要請した独裁国家だった。

日本の自衛官は何処の国の軍よりも秩序的で紳士、同じ目線に合わせて、同じ釜の飯を食べる。自衛隊では当たり前の行為だった。


しかし、この行為で心を研ぎほぐされた者達が支援デモや「帰らないで」と書名する、更には日本への自衛隊へと攻撃すると逆鱗に触れたように戦闘部族が攻撃した奴らに攻め込み、土下座して、全員で「あなた方を攻撃したのは不本意だ。我々ではないし、我々はあなた方に居て欲しい。我々の謝罪と誠意を受け取って欲しい」とまで言って来る始末。


頭を抱えたのはその国を独裁している奴らだった。

自衛隊や他国の軍により『ムーバ』や『ムーマ』を制しようと思ったが、段々と色んな人達が日本の肩を持ち、ドンドンと勢力を拡大していき、国連も を脅かす存在にまで膨れあがっていった。


やはり、そこは色々と行っているので妥協点で日本に譲歩。これ以上 膨れてしまうと、日本が占領してしまう国が現れ兼ねなかった。実際 日本に占領して欲しい。そういう声が少しずつ出て来ていた。


「日本に統治して欲しい」といった声が小さいながら耳に入って来た頃、やはりイギリスが動き 何とか元ヤンキーの意地で、情報操作して、「日本に統治して欲しい」という声は酒の場での譫言と書き変えれてた。


日本の耳に入る頃には何とか社交辞令の言葉に出来たイギリス。冷や汗流しながら、国連に恩をねちっこくしかも高額で売る。


意気揚々と脱退時の色々をぶっつける。で、その飛び火するのがお決まりのフランス。フランス殴れればなんでも良い。で、取り敢えず 殴るイギリスだった。


『ムーバ』は対策として中国・韓国・北朝鮮が意気揚々と軍事力を上げていき、中国・韓国・北朝鮮が日本の中古購入した方が未だマシな機械や部品やら何やらを販売な上に工事も請け負い、支払えない額でドンドン支配領域を拡大しつつ占領域を増やしいく。


沢山の国が中国・韓国・北朝鮮に経済処置行うも、何処かに‘穴’があり、やはりこんな世でもしぶとく長々と面の皮厚く悪どい行為に勤しんでいた。


‘コロナ’渦の時のように世界が混乱して、自国で手一杯な時に一生懸命、人(他国)の弱みにつけこむのは超一流で『ムーバ』や『ムーマ』対策に追われている他国にじわりじわりと侵攻していったのだった。


‘それ’に気付いた人達が「違法な取り立てだ」と言ったりしたが『ムーマ』被害で追われているので安定した発信にはならなかった。時間と共に『ムーマ』や『ムーバ』の情報の中に埋もれていった。


そんなほんの小さな‘声’を拾ったのは日本の情報を売買する人達で高値で売れたりするかも?!という下心満載で雑誌を発行している会社へと持って行ったり色んな局へと持ち込んだみたいだった。取り上げられてもほんの少しで得た金額に見合ったような時間しか取り扱われなかったみたいだけど。


それでもその‘声’を拾う人は現れ、時間を掛けて広めていき。そういう行為の歩みを少しだけど遅くしていく。


そういう行為で自分の首を締め付けるので、少し徴収を緩めて度量を見せようと行うが、やはり自国民が色んな場所で色々とやらかして白い目で見られて、世界から除け者になっていくのに幾ら鈍感でも冷ややな目線に身体を大きく張り、強気の姿勢を崩さない、開き直りようはもう逆に潔かったりする。


そんな開き直ってしまうような独り善がりな所に『ムーマ』へと変わってしまう性質を使って特効するような無謀な輩が現れたりして、色んな所がさとしたり、宥めたり、人質取ったりと様々な手段を行った。


十年という歳月は『ムーマ』へと成り変わる回数という上限が個人差があっても、大体研究発表され世界へと伝わるのには十分な時間だった。


そしてより効率的に『ムーマ』討伐の為の武器やら装備やらの開発が完成するにも十分な時間だった。最初の内は日本刀やら一部の優れてきっている武器でしか討つ事はかなわなかった。が、やはり人間という生き物はそういったのに長けていた。


これ で『ムーバ』と契約せずに済む方法が高額だが瞬く間に世界へと広まっていく。日本刀は生産の為に重労働だから高額な給金設定となった。唯一携帯しやすい武器だからだ。マニアや色んな人達が購入していたからや日本の包丁で討てたという報告も身体能力の高い人間の間では知れ渡っていたし。なら、日本固有の武器‘日本刀’なら。と着目するのは自然な流れだったのかもしれなかった。


何故、私が色々と知っているかと言うと、探偵の能力を祖父から教わって、それを生かして様々な分野の情報を仕入れて、生計をたてている、情報屋みたいな職業だからだ。


表の職業は平日一人、二人、休日や祝日に十人来店すれば良い方の喫茶店経営して、表しか見ないような浅はかな人達を欺く為だった。


SNSも二重に持っていて、二つの顔がある。

表の方は誰でも簡単に閲覧出来るけど

裏の方はそうそう簡単に読めないように出来ている。


『ムーバ』と『ムーマ』の戦いは終わりを迎えそうなので、私の話しは一度 幕を降ろそう。


××

終わり

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