昔の夢 [涼視点]
明日は2話以上投稿します。
それは、雨の日のことだった。俺はいつものどうりに学校に向かっていた。
その通り道にある公園で少女は泣いていた。
その少女は『もう人なんて信じない』と何度も、何度も呟いていた。
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……夢か……懐かしい夢を見たな。たしか続きは──────
──────俺はいてもたってもいられなくなり声をかけたんだ。
「何があったかはわからないけど泣くな。いつかきっと良いことがあるから」
だったはずだ。それから何日かして、彼女を同じ公園で見かけた。それから何度も遊ぶようになって……彼女は
『本当に良いことがあったね♪涼くんと友達になれたんだから』
って言ってたな。たしか名前は……………………………西条 葵、だったかな?
ん?西条 葵?
どこかで聞いたことがあるような………
・ ・ ・ ・ ・
「あ!!」
涼は思わず声をあげる。
西条 葵って……昨日屋上にきた美少女じゃないか!!
いやいやいや!同性同名の人物だって可能性もある!
まだ彼女が『あの』西条 葵じゃないって可能性立ってある!!
て言うか俺………忘れてたとしたら最悪じゃん………
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