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掴んだ幸せ

あらすじに書いたとおり今回で終わりです。


俺があいつの部屋に着いたのはゴリマッチョの鬼が剣を振り下ろす直前だった。その時あいつの俺を呼ぶ声が聞こえた。


「呼んだか?向日葵。」

ふうなんとか間に合ってよかった。

「今度はちゃんと守ったぞ。」

そう言っておれはゴリマッチョの鬼・・ゴリラでいいやもう。ゴリラの剣をへし折り吹き飛ばす。

「え・・・ほんとに辰巳なの・・?」

「そうに決まってんだろ?俺はお前をもう二度と失わないって決めたんだ。だからこの世界に来た。だから努力して最強になった。あの日から・・・俺は後悔し続けていた。お前を守れなかったことを。だから頑張った。そんな俺が神様からもらったせっかくのチャンスを棒に振るとでも思っているのか?悪いが俺はもうお前が嫌だと言っても絶対に逃がさないぞ。」

「うん。逃がさないで。私を守って?別にあの時のことを気にしてはいないけど、私はずっとあなたに会いたかった。あなたに守って欲しかった。そしてもう一度あなたに好きって伝えたかった。だから私もこんな二度と来ないだろうチャンスを逃したくない!」

「そうかそうか。それは良かった。俺、お前に夫でも出来てたらどうしようかと思ったよ。」

「そんなわけ無いでしょ?私は今までもこれからもあなたしか愛せないわよ。」

「クソッ!馬鹿にしやがって!許さねえ!」

空気読めやクソゴリラがああああああああああああああああ

「「久しぶりの再会に水差しやがって!許せないのはこっちだよ!」」

「バラの裁き!」

「滅びの鉄槌!」

「「消えやがれクソゴリラああああああああああ!!」」

「えっちょまっ・・・・」



とまあこんなふうに悪を消し去った俺たちはまず俺が勇者やめる宣言をして、向日葵が魔王辞める宣言をした。まあしかしそんなこと許されるはずもなく、俺は勇者教会から追われることになるわ向日葵の方は他の魔王達に止められるわで大変だったけど、俺は勇者協会のやつらの不正の資料をバラ撒いて潰し、魔王どもは不可侵条約で納得させ、この一連の騒動は集結した。かに見えたが大きな課題が二つ俺たち夫婦には残っていた。

まず一つ目は住民問題。旧花園の魔王軍の奴らをどうするのかということである。これに関しては一人一人に意見をとった結果、このままでいいとのことだった。奴等はみんな向日葵が好きでついてきたからどんな環境でもいいとのこと。向日葵はやらないぞ。と言ったらみんなに笑われてしまった。みんな王の人格が好きだということですよ、と。まあそれならいい。うちの嫁は世界一だし。

そして2つ目の問題は俺の寿命のことである。これを相談したら何言ってんのと言われてしまった。なんと俺は鍛えすぎて半永久的に生きられる存在になっていたらしい。驚きではあるが死ぬよりいいのでよかった。ちなみに向日葵は「ゴッド・エルフ」で俺は「半神」らしい。いつ神になったのか。


まあそんなふうにイチャイチャしたり問題に対処したりして過ごしていたある日、夢の中にイザナギが現れた。

「やあ。久しぶりだね。辰巳君。」

ああ。久しぶりだなイザナギ。そしてありがとう。本当に感謝するよ。あいつにもう一度会わせてもらえて。

「いやいや。それほどでも。ああ今日は君に聞きたいことがあったんだ。」

なんだ?だいたいなんでも答えるぞ?

「いや。簡単な話なんだ。君は今幸せかい?」

ああ!もちろんだ!


短いですが読んでくださりありがとうございました。もしかしたら後日談と向日葵視点を投稿します。

ちなみに主人公のパパママは花園の国にいます。

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