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白紙に綴る夢  作者: 緋絽
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不甲斐なさ

大変遅くなりました、すいません。

病院実習があって…とかいいわけです、はい。


プー太、頑張って書きます。

宝岳祭初日を終え、帰路につく。真っ赤な夕焼けに照らされながら、いつもと同じ道を真実と歩いていた。

「平方ってなんであんな変ったものばっか好んで食べるのか意味がわからん」

腕組みをして唸る。

しかし、ソレを食しているときの笑顔はこれまた可愛らしくもあり、その原因は奇妙なソレらだ。そういう方程式が成り立っていることを理解してしまっては、奇妙なものを取り上げるすべは俺にはない。

「そのぶん中元は女の子らしいもんを好んでそうだからいいよな……」

な、真実と話を振れば、真実は眉をハの字にして乾いた笑みを浮かべた。

ああ、やっぱり中元と何かあったのだ。これで確信を得た。

そう感じさせる仕草はすでにいくつもあった。

宙に浮いた足が地面に戻ろうとする。

「……今日さ、俺んちに泊まりに来いよ」

止まりかけた足をなんとか前に押し出す。少し後ろを歩く真実を横目で捕らえつつ軽く投げかけた。

「……。いや、今日はいいや。また別の日に行かせてもらう」

「そっか。わかった」

後ろを振り返り、ニカッと笑って見せる。

「いつでもいいよ。真実の好きなときで」

上手く笑えてたかどうかはわからない。

ただ、その言葉の意味はちゃんと伝わったようで、一瞬泣きそうな顔をして俯くと小さく頷いてくれた。

―――俺の親友の浮かべる大嫌いなその表情を見たのはいつ以来だろう。

俺が救い出してやることのできない真実の闇。それに直面したとき、俺にはなすすべが見当たらない。

その事実を改めて突き付けられて、胸が締め付けられる。

「わるい」

こんな時、俺はただ曖昧な笑みを浮かべることしかできないんだ。


翌朝、浅い眠りから目覚めたのは5時を迎える数分前だった。

一番苦しんでいる本人ではない俺がこんなに悩んでも何の解決にもならないということはよくわかっている。わかってはいるんだ。

ため息とともに前髪を掻きあげ、天井を見やる。

……にーちゃんなら上手く立ち回ってこんな風にうじうじと悩んだりしないのだろう。

小さいころから真実を救ってやることができたのは、いつもにーちゃんだ。

自分の親友を助けれるのは、俺じゃない。

なんで、俺にはできないんだ。なんで、にーちゃんなんだよ。

無意識ににぎり拳に力が入り、血が止まって手がじんじんと痛む。ゆっくりと指を開くと血が巡っていくのを感じた。

「辛いのは、これからだっていうのにさ……」

両腕をだらんと上にあげたまま目を閉じる。

そのまま意識は遠のいていき、次に目を開けると真実が俺の顔を覗きこんでいた。

「寝坊だぞ馬鹿。もうすぐ学校始まるんだけど、どうするんだよ由輝」

「ハハ……、すいませんでした」

時計は時刻8時20分を指そうとしていた。

飛び起きてベッドに頭を擦り付けるほど土下座で頭を下げる。

「10分で全部準備。それから全力疾走してSHRには間に合わせるからな」

「承知しました!」

なんともなかったかのような顔をして階下に姿を消す真実に唖然とするも、時間を思いだして、急いで準備にかかる。

その後、全力疾走したおかげで無事SHRには間に合うことができた。

「これ朝飯。空いた時間で食べておけよ」

その上、朝食にもありつくことができ、必死になってご飯をかきこむ姿に冷やかしを浴びつつ宝岳祭2日目を迎えた。



暗くなってすいません。

こんな話しか思いつかなかったもので…。


繋げずらい話の振り方ですいませんorz

緋絽さん、よろしくお願いします。


更新が遅くなって本当にすいませんでした。

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