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白紙に綴る夢  作者: 緋絽
72/111

決定!


更新遅れてすみません


「体育祭のことが決まったので次は文化祭で何をするのか決めたいと思いまーす」

『イエーイ!!』

クラス委員長のやる気のない声とは逆に、張り切ったこえが響き渡る。

委員長体育祭の種目決めで気力使い果たしただろ。

「とりあえず案を出してください」

「はいはいはい!お化け屋敷!!」

「迷路とかどうかな?」

などなど、いろんな案が出てくる。

話が進むにつれて皆好き勝手移動し始めてきたからオレ達も一箇所に集まった。

「なーなー、何したい?オレ写真展したい!」

「それは却下」

ちぇっ、茜のケチ。

「僕は何でも良いよ。早く決めてほしい」

「俺は喫茶店かな」

「あ、俺も喫茶店」

「じゃあ、喫茶店で案出そうぜ!」

ということで、喫茶店を案に出しておいた。

他は何が出るのか楽しみだなー。

暫くして案が出きったのか、教室が静かになった。

「えーっと、今出てるのは『喫茶店』『メイドカフェ』『お化け屋敷』『とりあえずコスプレしたい』の4つです。この中でひとつ選びたいと思います」

最後のやつ願望だし。

どれかひとつかー。

「無難に多数決で決めたいと思います。どれかひとつに手を挙げてくださーい」

やっぱり喫茶店かなー。

「喫茶店したい人ー」

クラスの3分の1くらいの手が挙がる。

「メイドカフェー」

1人。寂しいなー。

「お化け屋敷ー」

5人。意外と少ないんだなー。

「最後、コスプレー」

これも3分の1くらいか。

「えー、決まらないのでもうまとめて『コスプレ喫茶』にしたいと思いまーす」

委員長適当すぎだし。いや、楽しそうだから良いんだけど。

「反対の人手を挙げてー。…………いませんね。では次、なんのコスプレしたいか決めたいと思います」

コスプレかー………。

「茜、なんのコスプレが良いと思う?」

「僕に聞かないでよ」

「ちなみに茜は軍服な」

「そういう真実は海賊だな」

「じゃあ由輝は姫で」

「却下」

ええー、悪の王子の時の似合ってたのにー。

「姫以外でなにかないか?」

「侍はどうかな?」

「お、いいな」

「オレはオレは?」

「朝弥は………狼?」

「あ、似合いそう」

オレだけ動物!?

…………まあいいか。カッコいいし。

「全員決まったみたいなのでこれから回す紙に書いていってください」

暫くして回ってきた紙に『南沢・狼』と記入。

それを茜に回した。

「それと、喫茶店なのでホールスタッフとキッチンスタッフ客引きを決めようと思ってたんですが、時間がないので勝手にあみだくじで決めます」

どうなったかは明日張り出すらしい。

できれば客引き希望。


喫茶店をしたことないから良くわからない……


次はプー太さん!

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