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白紙に綴る夢  作者: 緋絽
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部活動

秋雨です!

「そういや、単独行動っていいのか?」

「単独行動も何もオレ1人だけだし」

団体行動の方が無理だ。

「それ先生に承認されてんの?」

承認?

「何だ、それ。そんなんいんの?」

そういうと、茜が大きな溜め息を吐いた。

「あのなぁ………はぁ、もういいや。先行っとく」

茜の歩くスピードが上がる。

「なんだよー。教えろよー」

オレの歩くスピードも上がる。

「何でもない」

そう言われると知りたくなるんだよなー。

「それより、弓道場についたぞ」

「マジで?」

いつ着いたんだ?

中からパーンという音が聞こえる。

扉を少し開けて中の様子を見る。

ちょうど由輝が弓を引いているところだった。

シャッターチャーンス!!

カメラを構えてシャッターを押す。

パシャッと、弓道場に縁のない音が響く。

それと同時にパーンと音がする。

「ふぅ。………で、そこの2人は何してんの?」

由輝が腰に手を当てて、呆れ顔でこっちを見てくる。

「部活見学」

「部活動」

「はあ?」

由輝がこっちに来る。

扉が音をたてて閉まった。

ん?閉め出し?

扉を開けて中に侵入する。

「入ってきたし………」

由輝が何か言ってるけど気にしない。

「へー、弓道場の中ってこんなんなんだな」

「なかなか広いな」

シャッターを押して写真を撮る。

あ、そーだ。

「体育館行こう!!」

「………は?」

「また突然な」

バスケ部の練習風景を撮ってやる。

「ほら、由輝も!!」

由輝が持っていた弓を奪って茜に渡す。

茜はそれを壁に立てかける。

「よし、行くぞ!!」

「ちょ、待て!!」

袴姿の由輝を引っ張り弓道場から出る。

「北村ーっ!!サボるなーっ!!」

誰かが叫んでるけど無視。

目指すは体育館!!

次はプー太さん!

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