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白紙に綴る夢  作者: 緋絽
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お部屋訪問

秋雨です!

平方と中元が加わって、撮影は騒がしくなった。

「にぎやかですね」

「え、うるさい?」

「いえっ、…えっと、その……、楽しいな……って……」

顔を真っ赤にしてうつむく飛鳥。

楽しいならいっか‼

そして時間ときは過ぎていく――。



「撮影終わったーっ!」

「やっと帰れる…」

やけにうれしそうな由輝と茜。

「何言ってんだ?これから飛鳥ん家行くんだから帰れるわけねーじゃん」

そう言ったら、2人はすっげー衝撃的な顔をした。

「そんな…」

「まだ帰れないなんて…」

「楽しいんだから帰らなくていいでしょ。ねー、舞」

平方は中元に同意を求めた。

が、中元は真実と話をしていて、まったく聞いていなかった。

「とっ、とにかくっ!」

平方の顔がほんのり赤い。

恥ずかしかったんだな。

「小森さんの家に行くんでしょ!?ねー、舞っ」

しかし、やっぱり中元は真実と話していて気付かない。

もうかわいそうだよ。

「…………行くか」

由輝が平方の肩をポンと叩いた。

平方は遠い目をしてコクンとうなづく。

「行くんならはやく行くよ。はぁ、帰りたい……」

「じゃあ行くか!飛鳥、案内よろしくなっ」

「あ、はい…」

自分達の世界に入り込んでいる真実と中元を呼んで飛鳥ん家に向かった。

その途中で吉野と出会い、なんやかんやで巻き込んだ。

話しながら歩くと、時間がたつのは早く、あっという間に着いた。

飛鳥の母さんが出迎えてくれた。

「あらあら、飛鳥のお友達?まー、大勢ねー」

「「「「おじゃましまーす‼」」」」

「はい、いらっしゃい」

飛鳥の母さんはにこにこしながら飛鳥の部屋に案内してくれた。

本人いるけどな。

「ゆっくりしていってね」

扉の前で手を振りながら去って行った。

「えと…………、…どうぞ」

飛鳥が扉を開く。

仲はピンクを中心とした女の子っぽい感じの部屋だった。

ベッドの上にはクマのぬいぐるみが置いてあった。

「おー、ひれー」

「すご……」

「そうか?普通じゃん」

「普通じゃないだろ」

男子の反応はそれぞれ。

女子の反応は

「「かわいい部屋だね」」

「きれいに片付いてる…」

だった。


次はプー太さん!

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