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白紙に綴る夢  作者: 緋絽
12/111

中身は……

秋雨です!

カマさんがくれた箱を修理して目安箱を作った。

それを設置した次の日の放課後、オレと茜で目安箱の中身を見てみた。

中にはけっこうな量の紙が入っていた。

「すげぇ大量!やったな、茜!」

「あー、うん、そうだね」

目安箱を部室に持っていき、中身を出す。

さっそく内容を拝見!

「…………なんだ、これ」

「紙」

「そうじゃなくてさ」

内容はオレらをバカにしたような感じだった。

持っていた紙を投げ捨てて、次の紙を見てみる。

これはひやかし。

ぐっちゃぐちゃにして捨てる。

次。

これもひやかし。

「なんだよ、これ!」

ビリビリに破く。

「だから紙だって」

「じゃなくて!なんだよ、この内容!」

「ひやかし、ひやかし、ひやかし、ひやかし」

「ひやかししかねーし!」

こんなん目安箱の中に入れんな!

「茜ー、これすてよーぜー」

「だめ。まだ全部見てない」

「どうせ全部ひやかしだろー?」

「依頼があるかもしれないだろ?ほら、朝弥も見ろ」

「えー……」

「文句言わない」

「へーい」

しぶしぶ紙を手にとって中を見る。

それから10分程度たった。

「あっ」

「どーした?」

「依頼、あった」

「マジで!?」

持っていた紙を投げて、茜のほうに行く。

「ほら、これ」

紙を渡される。

″キーホルダーをなくしてしまいました。探してください。 1年D組 平方 咲″

たしかに、ちゃんとした依頼だった。

「よっしゃー!茜、由輝と真実を呼びに行くぞ!」

「そうだね」

茜が立ち上がる。

そこを狙って茜の手を掴む。

「まずは弓道場だ!」

茜を引きずって走る。

「あーーーーー………」

茜の声は無視!

走ったおかげで、弓道場に着くのが早かった。

目の前には大きな扉。

相変わらず存在感が大きいなー。

「ほら、行くよ」

「おー」扉を開けて中に入った。


み、短い…!次はプー太さん!

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