どうせなら!
問題児、秋雨です
とっても更新してなくて申し訳ないです
ぞくぞくと部室に集まってきたメンバーを見まわす。
そして、カメラに目をやる。
「ここまで集まったらあいつらも呼ぶべきだよな!」
「は?あいつらって?」
腰に手を当ててうんうんと頷くオレに、近くにいた真実が反応した。
「よし、オレちょっくら行ってくるわ!」
「は!?おい、朝弥!?」
真実の声なんて何のその!
オレはすぐに部室を飛び出した。
しばらく走って気づく。
オレ、あいつらの居場所知らねー……。
「どうするか……」
このまま走ってても疲れるだけだし………。
そんな時、ふと目に飛び込んできたのはスピーカー。
「ああ、これだ!」
これならあいつらがどこにいても呼び出せるしな!
そうと決まれば向かうはあの場所!
「待ってろ放送室!」
バッターンと放送室を開けたら、中にいた放送部員が飛び跳ねた。
「ちょっと失礼」
「あ、はい」
つかつかと中に入り、マイクのスイッチを入れる。
「あの、何してるんですか?」
オレの後ろに来た放送部員が怪訝な顔をしてるけど、関係ない!
「あー、あー、テステス、テストのマイク中ー!聞こえてるかー?って、ここ密閉空間だからマイク入ってるのかわかんねーし」
「ちょっと、勝手に放送しないでください!」
「はいはい、ちょっと静かにしてろって。えー、中元に平方!万事屋部室に集合!以上!」
言い終わったらすぐにマイクを切る。
「任務完了!じゃ、お邪魔しました!」
放送部員にビッと敬礼して、逃げるように放送室を飛び出す。
実際逃げてんだけどな。
「コラァ!!南沢、またお前かあああああ!!」
「うっわ、来るのはや!」
ちくしょう流石体育教師!
もっとのんびり来やがれ!
ああああ、このままだと追いつかれるーーーー!
「こうなったら最終手段!」
ガッと窓枠に手をかける。
そしてジャンプ!
「なっ、ここは2階だぞ!?」
「ご心配なくー!」
丁度いい場所に生えていた木の枝に着地し、幹を伝って降りる。
「ご苦労様でしたー!」
ニシッと笑い、敬礼。
終わったらすぐさまダッシュ。
「南沢ああああああ!!!」
あー、怖い怖い!
部室に戻ったら、中元と平方が来ていた。
「あ、帰ってきた」
「もっと遅くなると思ってたんだけどな」
「藤原に捕まらなかったんだな」
「今日は撒いてやったぜ」
グッと親指を立てたら、茜にため息をつかれた。
「南沢、私たちに用があったんじゃないの?」
平方に言われて思い出す。
「そうそう、写真撮ろうぜ!」
カメラを手に取る。
「写真?」
「おう!こんだけ集まってんだから、せっかくだし写真を撮ろうと思ってさ」
「ふうん、写真ねぇ」
「ほら、みんな並べ!」
一番近かった飛鳥を引っ張って、一番写真が撮りやすそうな場所に移動する。
「早く早く!」
手招きすると、思い思いの表情で集まってくる。
誰ひとりいやって言わないのがいいよな!
「んじゃあ、ちょっと待ってろよー」
手早く脚立をセットして、セルフタイマーを設定する。
「5秒設定にするからなー」
「朝弥間に合うのか?」
「任せろ、余裕だ」
シャッターを押して集団の中に戻る。
発光したのはその直後だった。
「ギリギリじゃん」
「間に合ってんだからいいだろー」
由輝に笑われたけど、写真はちゃんと撮れているからいいや。
皆で撮った集合写真は、今まで撮った写真と一緒に部室に飾られている。
人数が多くてさばききれない……
次はプー太さん!