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白紙に綴る夢  作者: 緋絽
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新学期

こんにちは、秋雨です


少し時期がずれてますが気にせずに

年が明けて数日経過。

今日から学校が始まります。

「おはよー」

温い教室に入ると、すでに由輝と茜が席に座っていた。

「おはよ、朝弥」

「おは」

「真実まだ来てねぇの?」

ちなみに今はチャイムが鳴る10分前。

「来てないよ。寝坊したんじゃない?」

「かもな」

ははっ、と茜に同意して笑う由輝。

それからオレも混じって3人で談笑していると、息を切らした真実が入ってきた。

「お、おはっ……」

「真実おせーぞー」

チャイムが鳴る3分前なう。

「ごめっ、寝坊した……」

「ね、僕が言ったとおりだったでしょ」

「さっすが茜」

「え、何の話だ?」

「さあ、何だろうな」

不思議そうな真実を由輝がはぐらかす。

「はーい、席についてねー」

カマさんご登場ー。

なんか久々だなー。

「まずは明けましておめでとう。みんないいお正月が過ごせたかしらぁ?」

「「「はーい」」」

「ぼちぼち」

誰だ、ぼちぼちって言った奴!

「さて、新年早々なんだけど、テスト始めるわよー」

クラス全員が絶叫を上げた。


テストの出来?

んー、真実が死んでたとだけ言っとくぜ!


そして放課後。

久しぶりの部室。

「オレいちばーん!」

部室に入ってすぐに椅子に座る。

「はいはい」

茜に続いて由輝と真実も入ってくる。

「じゃあ、今日までの依頼を見てみようぜ」

「おうっ!」

由輝と一緒に箱をあさって依頼書を出す。

「何かあった?」

「……いつもと一緒だな」

ラブレターと冷やかししかねぇって……。

「はぁーい!みんな元気―ぃ?と言ってもさっき会ったけどねぇ」

扉が開いて、入ってきたのはカマさん。

「おー、カマさん。依頼っすか?」

「いいえ、残念ながら依頼じゃないの」

「なーんだ、違うのか」

「東山君と南沢君に用があるのよ」

「俺たちに?」

「そうよ」

「朝弥、何したの?」

「まだ何もしてねぇし!」

なんで疑われてんだよ!

「ああ、今日は説教じゃないのよ。そうねぇ、どちらかというと警告かしら」

「「警告?」」

「そう。冬休みの課題が全部出てない人は、来週から居残りで終わらせてもらうことになってるから、頑張って終わらせること、って言いに来たのよ」

「「うえぇ!?」」

「何、まだ終わってなかったの?」

茜の冷たい視線が突き刺さる……。

「だってあの量だぜ?終わるわけねーし!」

「そうだそうだ!」

「俺らは終わってるけど」

「「ぐっ……」」

言いかえせねぇ………。

「ふふっ。まあ、居残りしたくないなら頑張ってね」

カマさんは去って行った。

ヤバい、早く終わらせねーと……!


スランプきついッス……。


次はプー太さん!

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