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一九九○年日本皇国軍編成

これでも多すぎるかもしれません。冷戦崩壊後はもっと減るかもしれません。

 一九九○年の軍再編後の日本皇国軍の編成は次のようになっていた。

○陸軍(定数二○万人)

機甲師団一個

第一機甲師団(扶桑州)

普通師団一五個

第一師団(関東)

第二師団(北海道)

第三師団(東北)

第四師団(中部)

第五師団(西部)

第六師団(九州)

第七師団(瑞穂州)

第八師団(山城州)

第九師団(秋津州)

第一〇師団(沖縄・台湾州)

第一一師団(北海道・千島)

第一二師団(瑞穂州)

第一三師団(秋津州)

第一四師団(扶桑州)

第一五師団(小笠原)

二個空挺旅団

第一空挺旅団(関東)

第二空挺旅団(沖縄)

一個教導旅団

第一教導旅団(関東)

第一特務連隊(特殊部隊)

一六個防空大隊

その他


 陸軍兵力は一九九○年にはより拠点防衛重視という意識の上から再編成されている。第一二から一五師団は完全充足には至っていない。関東州が満州国に返還されたため、関東州派遣部隊は小笠原旅団と合わせて師団とされている。九〇年時点での最重要拠点は北の対露西亜部隊と西の対中華人民共和国とされている。主要装備は九〇式戦車、八八式攻撃ヘリコプター、八九式対空ミサイルなどである。


○空軍(定数六万人)

一八個戦闘航空団

第一航空団(関東)

第二航空団(扶桑州)

第三航空団(北海道)

第四航空団(東北)

第五航空団(中部)

第六航空団(西部)

第七航空団(九州)

第八航空団(沖縄)

第九航空団(台湾州)

第一〇航空団(瑞穂州)

第一一航空団(秋津州)

第一二航空団(扶桑州)

第一三航空団(山城州)

第一四航空団(瑞穂州)

第一五航空団(秋津州)

第一六航空隊(小笠原)

二個爆撃航空団

第一爆撃航空団(関東)

第二爆撃航空団(九州)

三個輸送航空団

第一輸送航空団(関東)

第二輸送航空団(西部)

第三輸送航空団(瑞穂州)

二個早期警戒管制団

第一早期警戒管制隊(関東)

第二早期警戒管制隊(西部)

第三早期警戒管制隊(扶桑州・北海道)

第四早期警戒管制隊(瑞穂州・台湾州)

防空指令所レーダーサイト一〇〇箇所

その他


 空軍の任務は基本的に領空侵犯などに対する迎撃任務を中心とする防衛部隊であり、侵攻的装備は持たない。ただし、輸送機部隊と爆撃部隊には、海外派遣時の緊急展開、核抑止力の能力確立のため、長大な航続力を有する必要性があるため、空中給油機が採用されている。定数は一個航空団は二個飛行隊四八機、輸送航空団のみ二四機、第一六航空隊のみ三六機である。主要装備は八八式戦闘機<閃風>、八九式攻撃機<銀河>、九○式早期警戒管制機<電空>などであった。


○海軍(定数二二万人)

・聯合艦隊(司令部は非常時創設)

航空母艦四隻(別に練習空母一隻)

指揮巡洋艦四隻

防空巡洋艦八隻

防空駆逐艦一六隻

駆逐艦四八隻

強襲揚陸艦八隻

潜水艦一八隻

陸戦隊九〇〇〇人(一二個大隊)

母艦航空隊四群

その他補助艦艇多数

基地航空隊二五六機(対潜哨戒機部隊)

その他救難飛行隊など


・沿岸警備隊

大型駆逐艦一二隻

小型駆逐艦二四隻

その他


・海上保安部隊

大型巡視船二四隻

中型巡視船四八隻

小型巡視船九六隻

その他


 海軍はその防衛担当域が広い(日本海、オホーツク海、東シナ海、南シナ海、中部太平洋)ことからそれなりの規模を誇る。また、陸空軍とは異なり、攻撃的な性格の強い軍でもあった。なお、核抑止力として唯一の移動核ミサイル部隊を装備している。


 主要軍港は蘇論(秋津州ソロン)、三田冠(瑞穂州サンダカン)、枯淡(瑞穂州コタン)、高雄、台北(台湾州)、佐世保、呉、舞鶴、横須賀、大湊、大泊、択捉であり、空母の定型港は三田冠、佐世保、呉、横須賀であった。


 聯合艦隊装備艦は指揮重巡洋艦「金剛」型四隻、原子力航空母艦「蒼龍」型四隻、「天城」型航空母艦『葛城』(練習空母)、防空巡洋艦「妙高」型八隻、防空駆逐艦「島風」型一六隻、「峯風」型駆逐艦二四隻、「野分」型駆逐艦二四隻、強襲揚陸艦「硫黄島」型八隻、「大鯨」型潜水母艦四隻、「海魚」型原子力攻撃潜水艦一三隻(練習潜水艦一隻含む)、「潜竜」型戦略核ミサイル搭載原子力潜水艦五隻、「親潮」型通常動力潜水艦一隻、八七式対潜哨戒機<潜海>二五六機などである。


 沿岸警備隊は「月」型駆逐艦二四隻、「松」型駆逐艦四八隻などを装備する。基本的に二〇〇浬内での任務が多いが、オホーツク海においてのみ、全域を対象とする任務に就くことになる。


 海上保安部隊はヘリ搭載「対馬」型大型巡視船二四隻、ヘリ搭載「淡路」型中型巡視船四八隻、「花」型小型巡視船九六隻を装備する。なお、海上保安隊長官は三軍長官と同列とされ、国防大臣の下に置かれる。また、軍の中にあって警察庁ともっとも密な関係にある組織でもある。


 


東北・関東大地震の被災者の方にお見舞い申し上げますとともに、犠牲者の方に哀悼の意を表したいと思います。また、一日でも早く、沈静化することをお祈りいたします。

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