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人生なんてこんなもん。  作者: 金木犀


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一番古い記憶

皆さんはこの世に生まれてきてから一番古い記憶を覚えていますか?

私は覚えています。この世に生まれてくる前の記憶があるのです。それは簡単に説明すると‥‥‥バナナです。

母のお腹の中に私はいて、そこは真っ暗闇。悲しくて寂しくて泣いていると一筋の光が差し込んできました。まるでUFOから宇宙人が登場するかのようにそこにバナナが降って落ちてきました。

私はすぐにそのバナナに近づき掴もうとしました。しかし次の瞬間、コロン。とバナナの皮で滑って転んでしまいました。と同時に暗闇だった世界にパァーーと光が差しこんできたのです。そう、ついにこの世に私が誕生した瞬間です。

これが私の中にある一番古い記憶。誰に話しても信じてもらえない。嘘みたいな話しだけど、私だけは信じている。あれは紛れもなく胎児の頃の記憶だったと。

そんな運命的な出会いを果たしたバナナだか、好きでも嫌いでもない。ただ、バナナを見るたびに喉の奥がゾワゾワっと痒くなるため最後に食べたのはいつだったか思い出せない。それほどまでに私とバナナの距離は遠く離れてしまった今日この頃である。

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