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 エルファサ女神様真教会近衛公安騎馬隊のお披露目

 噴水広場のベル・ユイミナ側半分を国軍が囲った。その周りを都民が埋め尽くした。

 ドラゴンの盾も警備に回った。

 噴水付近で馬をお降りたララヴール隊と馬車から降り整列するポコマイミ達。

 整列の一番前でララヴールが。


 「都民の皆さん。お騒がせして申し訳ございません。

 我々はエルファサ女神様真教会近衛公安騎馬隊と協力者です。

 場所は今現在は伏せますが、十年目にして大陸初のエルファサ女神様真教会が正式にエルファサ女神様のご認可の元建立されました


 「「「「えぇぇぇ?」」」」


 「アイファウスト・カミミヤ元王子がその教会に現在居を構えておいでです


 「「「「世に出ていらっしゃたぁぁ」」」」


 「はい。

 十年の時を経て使途とおなりになり、その教会にお住まいになられました。

 我々はその教会とアイファウスト・カミミヤ元王子を守護する騎馬隊です。

 わたくしはこの隊を率いる隊長のララヴール・ラトンと申します。

 先程まで中央教会と言う偽の教会をエルファサ女神様のご命に従い解体してきました。

 その中央協会は犯罪の巣窟でした。

 小さなお子様も居ますので詳細は避けますが、この世界に現存する全ての犯罪を行っていました。

 大司教の名を騙っていたフイッシー・クッサスメルとヨガブット副司教。そして信徒と名乗っていた賊集団をマウレス・ジルミナ宰相率いる国軍と共に壊滅してきました


 「「「「うおぉぉぉ」」」」


 「現在も警察署長のジャックレイ警視正。ギルドのエウマイアーギルド長率いる警官隊と冒険者が各所の偽教会の制圧に向かっています。

 それで我々は一足先に休憩を頂き、エルファサ女神様とビーナス女神様が美味しいと仰ったベル・ユイミナにて甘い物を頂きます。

 混乱を避けるため少々ご不便をお掛け致します事をお許しください。

 全員。気をぉぉ付けぇぇ。大司祭ハルサーラ様と特別司祭アルミス様は会釈を。隊員は敬礼っ。

 直れ。

 馬を収納せよ」


 「了解」


 「えぇぇ「おぉぉ「なんでぇぇ「エルファサ女神様の御力だぁぁ」


 「回れぇぇ右。ベル・ユイミナに向かいぃぃ。前にぃぃ進め


 「了解」


 「たいしょうのおねぇちゃん」


 母親と手を繋ぐ少女に国軍兵が。


 「こら問いかけは


 「国軍さん。彼女だけ許可します。隊員はそのまま前進」


 ララヴールは少女の前にしゃがんで目線を合わせ。


 「何かな。お嬢ちゃん」


 「あのねぇ。さっきのね。えるふぁしゃめがみしゃまの。しろいおうまさんにねぇ。わたしもおおきくなったらのれますか」


 「いっぱいいい事をして、いっぱいお勉強をして、いっぱい色々を経験して、いっぱい頑張ればエルファサ女神様が


 『あなたは良い子ですね。お馬さんに乗せてあげますよ』


 って、言って下さるかもしれなわよ」


 「わぁぁいっぱいがいっぱいだぁぁ」


 「そう。いっぱい頑張ってね」


 「うん。がんばるぅぅ。お母さん」


 「お忙しい所を申し訳ございませんでした」


 立ち上がって。


 「とてもいいお子様ですよ。大切に育ててあげてください」


 「ありがとうございます。ありがとうございます」


 「わたくしもお聞きしたいです」


 「では、あなたが最後です。以後は受けません。どうぞ」


 「冒険者のツナルーロ。二十歳。犯罪歴無しでCランク。入隊は可能ですか?」


 「皆さんにお伝えします。

 現在、エルファサ女神様真教会近衛公安騎馬隊は入隊希望者を募ってはいません。

 あちらの部下はエルファサ女神様とアイファウスト・カミミヤ王子殿下が直接選抜した者たちです。

 最低ランクがB。レベルは1000越えです。

 隊員はすべて女性。純潔な未婚者であり、犯罪歴無し。三年以上に渡って最低一月に一度、エルファサ女神様へ供物を捧げた者たちです。

 もう一点は教養です。学校教育を終えただけでは認めません。

 冒険者として最低三年の経験は必要。乗馬は必須。商隊護衛の一年以上の経験。

 経典に定める健全な精神。仲間意識。協調性。上下関係。

 剣術。柔術。槍術。弓術。土、水、氷、火の全ての術が中級程度使え、全ての術の経験者。

 そして、エルファサ女神様の経典の暗記と熟読と理解。この大陸全土の法律の読破。

 エルファサ女神様とアイファウスト・カミミヤ王子殿下の御前に出ます。貴族以上のダンスの心得と所作が求められます。

 冒険者のガサツな言動と貴族以上の優雅な振る舞い。どちらも完璧に出来て普通です。

 今後、補充隊員の募集があるかもしれませんが、今言った内容が最低基準となります。


 現在、隊員は三十名。全員が今言った事全てをクリアーしています。

 アイファウスト・カミミヤ王子殿下は彼女等を十万人に一人の逸材と仰っています。

 エルファサ女神様が見ておられます。不正は全く通用しません。逆に欺くこととなりその場で良からぬ事が起きるでしょう。

 以上です」


 「魔法は全てを使えないのでは?」


 「その説明は致しましょう。

 エルファサ女神様はこの地上の者に不公平は与えていません。

 生まれ持って全ての魔法が使用できるように貸与されています。

 貴族の家系や冒険者の家系だから使用できるのではありません。人類全ての人達が学べば使えるのです。

 貴族だから。大きな勘違いです。

 生まれたその日から教育を受け、血を吐き、大やけどを負い、手足が逆に回る程の試練を幼い頃から受けているから使えるのです。

 聞いていない?

 十年以上前にはそこら中に経典がありそこに記載されていました。

 十年以降は冒険者ギルド内の書籍コーナーに置かれています。親御さんは周知の事実。

 冒険がなぜ使えるのか。冒険者になりたいから習得したのです。

 エルファサ女神様のエコ贔屓ではありません。

 教育を受け、努力すれば使えるのです。

 お金がかかる?

 現在、期間の人数限定ですが冒険者ギルドでは五回の研修までは収入に応じて最低金額は無料です。

 これも文字の読めない方向け用にも公報で掲示されています。

 子供が仕事の担い手になっている。その救済処置も記載されています。

 魔法は戦争や冒険者のみで使用用途が限らている訳ではありません。

 犯罪や故意による被害を出せば最高刑が死刑ですが、物の運搬や整理などは非常に便利に使えます。

 代々親が子に伝えた火魔法などは一般的に皆さんが普通に使用してる周知の事実です。

 使えない。出来ない。魔力の大小は有ります。威力の強弱の事実もあります。

 しかし、中級程度は努力すれば使えるようになります。

 ただし。十年前に創世の女神エルファサ様により魔法を剥奪された者はこの後も使用する事は出来ない。

 以上です」


 「何処に行けばぁ


 「最後と言ったはずです。仕方ありませんねぇ」


 「この世界の何処でその様な修行が積めるのかと思いました」


 「エルファサ女神様真教会近衛公安騎馬隊三十名の内の十五名はエマルサーラ商会の大陸全土で商いをする商隊護衛でした。

 では、失礼」


 「あのぉぉ、わたくし、エマルサーラ商会の本部に行きまぁぁす」


 「ここまで上り詰めて来るのを待っているよぉぉ。お嬢さぁぁん」


 「あのぉぉマーガレットお嬢様のララヴール様ですよねぇぇ」


 「そちらも兼任だぁぁ。ではなぁぁ」


 ララヴールは後ろ手を振りながらベル・ユイミナに向かった。

 民衆から。


 「「「「マーガレットお嬢様も創世のエルファサ女神様に認められている?」」」」

 「「「「お父上の伯爵様も?」」」」


 「ベル・ユイミナの騒動のお貴族様達」


 「「「「終わったぁぁぁ」」」」

 



 「ララヴール殿。エマルサーラ商会の本部が破壊されそうですが?」


 「恐らくあの場を離れた女性は向かったでしょう。

 ハルサーラ様、篩のご用意を」


 「今、連絡いたしました。

 ナルッシュ。それ一個食べたら行きなさい。イルミ君はそこでいいですよ」


 「えぇぇ「はい」


 「マーガレットお嬢様の件はあれでいいのですか?」


 「これから軌道修正をして行きます」


 「宰相様とギルド長が寝不足で死んでしまうかも」


 「もう少し頑張って頂こうと思っていますよ」


 「ララヴール隊長」


 「ポコマイミさんいいですよ」


 「ムースが止まんねぇ」


 「ユイミナさん。お次を」


 「はい。沢山ありますからねぇ。お代は既に沢山いただいていますから遠慮せずにお召し上がりくださぁぁい。

 はい。マックストール君。イチゴケーキをホールでお持ちしましたよ」


 「ありがとうございます。一の姉さん」


 「ユイミナお嬢様。俺、ムースの


 「そう思いまして今来ますよ。少々お待ちください」


 「いやっほぉぉ」


 「ポコマイミ。放り出されて無し」


 「メイデス。こえぇこと言うなよ」


 「あっ。ポコマイミの猫背が伸びた」


 「うるさいですわよ。メリースさん殿」


 「何じゃそりゃ」


 「来ましたですわ」


 「そんなに食べたら、お昼が入らないわよ」


 「別腹でございますですわ。うんめぇぇ




 ギルドに必要書類を転移で取りに戻ったエウマイアー。

 連絡を受け書類を揃えて待ち受けたカリーナが。


 「エウマイアーギルド長。

 お帰りなさいませ。先ずは下へどうぞ」


 「あぁ。カリーナ君?お顔が引きつっていますが」


 「何かぁぁ


 「ああ。うん」


 一階への階段の踊り場で。


 「何ですかこれわぁぁ」


 「魔法研修受講希望者の列です」


 「必要書類を取りに来ただけなのにぃ


 「ここ数年受講希望者はゼロでした。先ほど、なだれ込むようにぃ」


 「このいきなりの状況に至った理由は?」


 「ララヴール隊長が噴水広場で魔法技術習得の方法をご説明。この状況です」


 「はぁぁ


 「深いため息をついても無駄です。周知徹底を怠った報いを受けよ。で、しょうか」


 「反省しきりですがやり過ぎですよ。

 埃をかぶっている受講希望者対応マニュアルに従って受け付けなさい」


 「はい。と言いたいですが、今回の件でお手伝いのわたくしとユリナは東へ戻ります」


 「そうでしたぁぁ。わたくし一人?」


 「と、新人ちゃん達ですね」


 「完全に寝られなくなりましたぁぁ


 「木こり様に完全に恨まれていますね。従わないとまた燃えますよ」


 「あぁぁぁ

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