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第2話

「じゃあ、黒髪黒目なのは勇者だけなんだね」

「はい、そうです、伊達様」

とりあえず武器を選びにいくと言われ移動しているさい中、目の前でラブコメがはじまった。

ローブさん(本名 バナルナルト・アムセルド・シェリル 略してばななさん)は山本君にばかりかまい鈴木君に至っては無視されている。


「つきました。ここが勇者専用の武器庫です。ここは勇者様と王家しか入れないんですよ」

「よし、じゃあ入るか」

「まて、僕が最初に入る」

「ああ」

全くこいつらは勇者する気があるのかね。

「どっちでもいいからさっさと武器選んでこいよ」

「青夜、お前も入るんだよ」

「勘弁してよ伊…山本君俺は勇者じゃないから結界に阻まれてはいれないんだよ」

「おい、なぜ言い直した」

間違えたからに決まっているじゃないか。


「ばからしい、僕は先に入っているよ」

「おい、まてよてめー」

「てをはなせー」


なし崩しに入ってしまった。そこは見渡す限り武器や鎧、本、杖等でうまっていた。 

「「すげーー」」

「この中から一つ選んでいいんですか?」

…………………

「この中から一つ選べってか?」

「いえいえ、勇者様何ですからいくつでもどうぞ」

とても太っ腹なばななさんだったが何故か鈴木君の質問だけは無視された。


  


さて、少し見て回ったがこの量から選ぶってなると少し難しいな。

まずは武器だな

光っている剣 周りで何故か風が吹いている弓 震えている槍 禍々しい大鎌

いや、最後のおかしいだろ勇者の武器が鎌ってどうよ魔王でもなかなかないぞ。

……少し触るくらい大丈夫だよね。

少しだけ 少しだけ

チョン





やってしまったようだ

今俺は自分の中の精神世界とやらに引きずり込まれ

「さっさと契約するがよい」

せまられている。

訪問販売ってクーリングオフできるよね?










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