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Prologue
この物語は俺の人生の全てを綴ったものだ。
出来れば地球にいる家族に見せてみたい。
だけど正直言ってそれは難しそうなんだ…
理由はいくつかある、地球に戻る方法がない、家族が生きているか分からない、世界を渡るときに記憶を維持出来ないかもしれない、などなど。
でも1番大きな理由は、俺はきっともうすぐ死んでしまうから…
だから出来ればこの本を拾った君に地球にこの物語を伝えて欲しい。
伝えたところで家族が見てくれるとは思えないし、伝える方法がないかもしれない。そもそもこの本を拾ってくれる人が居ないかもしれないし伝える義理がないかもしれない。
でもこの本には絶対に壊されないように特殊な術がかけられているし、自分で言うと恥ずかしいが俺は過去世界を救った英雄なんだ。
だからなんだとか、壊してみようと思わないでくれ。
絶対に壊せないようにしてるけどその絶対を覆す方法はあるから。
ここまで書いて気づいたけど結構長い手紙になってしまったね…
義理がなんなのか俺のことを知らないとよく分からないだろうから興味を失わないうちに是非物語の方を読んでみてくれ
伝えるか伝えないかはその後判断してくれれば良いから…




