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電話のハンドサイン

電話のハンドサイン2

作者: xoo

感想をお寄せ頂きありがとうございました。

令和4年7月1日、北海道新聞帯広広報部が「記事から『黒電話マーク』を廃止しました」https://twitter.com/DoshinOBO/status/1542817791371186176 とツイートしてバズりました。今は携帯電話が主流で、挿絵(By みてみん)(U+260E)←これが何のマークかわからない人が増えたから、というものです(注;記事のマークとは若干形が違います)。

確かにダイアル式の黒電話機(601形など)はしばらく見たことないし、固定電話が無い家庭が増えた(小学校の連絡網でも過半数)今では仕方がないこと、でしょう。これに触発されて、前回「電話のハンドサイン」(N4777HS)を書きました。


 余談ですが、代替の電話マークとしては、

 挿絵(By みてみん)(U+2121);TEL合字

 挿絵(By みてみん)(U+1F4DE);電話の場所

 挿絵(By みてみん)(U+2706);受話器

 挿絵(By みてみん)(U+1F4F1);スマートフォン

 なんてのもありますが全て機種依存文字です。


しかし、通話のためには携帯電話が主流だとしても、以前に教えられた携帯電話を示すハンドサインはどうも使われていないようだ。世代によってハンドサインが示すものが違うし、手話ではデバイスを分けている、というのが前回の話。

その後、感想欄で、「ハンドサインが使われだしたのは割と最近」と言うご指摘も頂きました。う〜む、スタイリーさんが「私に電話ください」とやってた気がするんだけどなあ・・・と YouTube を漁ると、やっていなかったw。

もしかしたら「通話行為としての電話」と「デバイスとしての電話」、それぞれの文脈で示すものが違うんだろうか?と仮説を立てて悶々としていたのが、今日の昼。


手話は、デバイスとしての区分で電話/携帯電話/スマートフォンを分けているように感じます。スマートフォンの手話に至っては、通話という行為が無いですからね。音声ではなくメールやメッセージングアプリなど文字をコミュニケーション手段として使っているので、このようになるのかもしれません。


ハンドサインは通話行為を示しているが、世代によって想起するデバイスが異なる、と言うのが前回のタイトルの回収でした。


他にノンバーバルなマークはないのか?で気ついたのが、ピクトグラムでした。元々は東京オリンピックの際に言語の壁を超えた案内のために利用され、日本発の思想が世界標準になったと言っても良いでしょう。

この中で「JIS Z8210 案内用図記号」にある電話が、挿絵(By みてみん)です。「公衆電話のある場所」とかですが、受話器ですね・・・通話行為を示しています。

携帯電話を使ったピクトグラムはないのか?あったのはこれ、挿絵(By みてみん)「携帯電話使用禁止」で、これも行為の禁止を示しています。携帯電話というデバイスではなく、電波を出す通信機器、または持ち歩ける通信機器の使用行為を禁止するものです。


結論:通話行為を示すものとして世代・言語を超えて多くの人が認識しているのは、受話器の形。


・・・弱いですか?じゃあ、スマホネイティブに傍証をもう一つ。

あなたのスマホ、通話アプリのアイコンはどんな形をしていますか?。


多くは受話器の形ですね、Android標準も、iOS標準も、楽天Linkも、LINE Outも。インターフェイスも、通話をする・通話を受ける時は受話器を持った形、通話を切る・拒否をする時は受話器を置いた形です。スマートフォンを作ったのがスマホネイティブ「ではない」世代なので、古い世代に親しみのある受話器が使われたのでしょうか。


もしスマホネイティブ世代がスマホを作ったらどのようなアイコンになったのか、考えるのも楽しいです。AirPods などのワイヤレスヘッドホンを使っているから、耳に触る/離す、かも知れません。

う〜む、内容が薄い・・・、前回の話とまとめて一本にした方が良かったか。

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