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第154話 トラカイ村で保存食を売る

「それでな、うちの村も変化があった!」


「この前もらった乾麺、乾燥マカロニ、豆、燻製、オイル漬けなんかがあるだろう?この村は食べ慣れないものを受け入れないって話したと思うが、村の料理自慢を巻き込んでな、この村で好まれる調理法をいろいろ試した」


「ウィルコ君に教えてもらったカルボナーラは、今じゃどこの家庭でも人気のメニューだ。小さく折ってスープに入れる調理法やマカロニグラタンも冬の定番料理に昇格だ」


「毎年、冬は寒いし食べる楽しみもなくて嫌な季節だったんだが、新しい料理を試す楽しみを見出した者たちがいる。1年前は想像も出来なかったことだ」


 村長さんもヨナスさんも楽しそうだ。顔にしまりがない。


「それはよかったわね。今回も保存食を運んできたんだけど販売許可が欲しいわ」

「もちろん頼むよ!」



 私たちが運んできた保存食が嘘みたいに売れた。この前は全然売れなかったのに。嬉しい変化に私たちの顔もしまらなかった。

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『飼い主を召喚しました ⋃ ╹ᗊ╹ ⋃』


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