表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/32

3ー6

「驚いた」


 呑気な感想が聞こえた。

 血まみれの大刀を、無造作に肩に担いで。

 普段と変わらぬたたずまいで、翠姫は片膝をつく凱夏を見下ろして言った。


「あの攻撃をずらすかねえ? 普通は即死だろ? まったく、おっかない男だよ。子弟の中で、お師様しさまがアンタだけ隔離した気持ちがよくわかるね。アンタを見てると、努力って言葉のむなしさを痛感する」

「す、翠……」


 凱夏の呼びかけに眼もくれず、翠姫は紅く染まった大刀を振った。刀身は振り抜かれることなく、棒立ちになっていた明星の頸で停止する。

 ぴっと数滴、凱夏の血が明星の頬に飛んだ。


 あと、少し。

 その手を横に引くだけで、明星の頸からは盛大な血飛沫が舞うだろう。


「ごめんよ、明星。アンタはアタシを恨んでいい。――黎公主」


 聖母のように、明星には優しく。

 鬼神のように、黎峯には冷たく──翠姫は告げた。


「明星を殺されたくなかったら、こっちへきな。『黎宝珠の頸飾くびかざり』を渡すんだ」


 空いた左手を突き出し、翠姫は姫を強請ゆする。

 黎峯は、その要請に応じなかった。いや応じる応じない以前の問題として、翠姫の言葉が理解できていないようだった。

 がたがたと震えるばかりの黎峯を、翠姫は冷徹なまなざしで観察して言う。


「動け、公主。明星が死ぬぞ。それとも、明星を見捨てるのか? 黎公主よ」


 いまだ一言も発せぬ明星の前で、翠姫はわずかに大刀の刃を動かした。

 つうっと紅い雫が一筋、明星の咽喉を流れ落ちる。それを眼にし、黎峯の瞳にようやく意思が灯った。のろのろとした動きで、黎峯は翠姫を見る。次いで、明星に眼を移した。


 黎峯と明星の視線が交差する。

 黎峯は、明星から逃れるようにして――白い面を伏せた。震えではなく痙攣と言った方が正しい動きで、姫は大地にうずくまる。

 明星は、そんな黎峯を優しいまなざしで見つめていた。

 責める瞳では、なかった。


「決まりだね」


 酷く平坦に、翠姫が呟いた。


「まあ、無理もないか。今アタシに殺されなかったところで、帰還かえったらくび斬られるのは眼に見えてるしねえ」

「──れ、黎峯……」


 凱夏は痛みに耐え、不規則な呼吸を繰り返す黎峯を呼んだ。


「安心しろ、黎峯。翠姫あいつは……小童こどもを、殺せない……」

 それを聞いた黎峯が、涙に濡れた顔を上げる。

 凱夏は微笑んだ。

「賭けてもいい。翠姫に子殺しはできない。あいつの子は、生きてりゃ明星ぐらいの齢だ……。確か、男の子だったよな、翠?」

「ははっ。良くわかってるじゃないか」


 翠姫は笑い、あっさり大刀を下げる。


「だが、そんなアタシの事情なんて、そっちの姫さんは知らなかったろう?」


 黎峯の顔色がまた変わる。試されていたと気づいたのだろう。

 穏やかながらも底冷えのする微笑をたたえ、翠姫は黎峯に語りかけた。


「アタシはね、黎公主。これでも最後の最後まで、『頸飾くびかざり』のぬしたるアンタに賭けてたんだよ。その細腕でアタシに挑めなんて、無茶なことは言わないさ。ただ、()()以外の選択をしてくれりゃ良かった。()()以外の行動を取って欲しかったんだよ、アタシは。ただ、明星を──人を、見捨てないでくれれば……アタシは、喜んでアンタに仕えていた」


 言って翠姫は天を仰ぐと、金の双眸だけを凱夏に向けた。


「にしても、てんで驚かないねえ、凱夏。もしかして露見バレてたかい?」

「まあ、な。この燃えにくい森で、あれだけ派手な火災だ。土地鑑のある奴がいなきゃ、ああはならねぇだろ。それにお前は、登場からして出来過ぎてたし……俺たちは名目上、世間じゃ『お宝を盗んだ大逆賊』ってことになってんだよ。だがお前は、そのことについちゃ、一切触れなかったよな……?」


 翠姫は真偽を確かめるどころか、『頸飾くびかざり』の盗難に関して、ろくに話題にすることもなかった。それはつまり、この件について()()()()()()()()()()()()、初めから虚報うそだと知っていたからだろう。


「こんな森の奥に住んでる設定ことにすんなら、いっそなんにも知らねぇ演技ふりするか……一度、確認ぐらいは取るべきだったな、翠……?」

「はは。そういや普通に、べらべら裏事情を喋っちまったねえ。もう少しそらっとぼけるか、あるいは誤解した演技ふりでもすべきだったか。でもまあ、そこまで怪しいと思って手を出さなかったんだ。相変わらず女には甘いねえ、アンタは」


 くつくつと咽喉で笑い、翠姫は大刀で肩を叩く。しかしすぐさま笑顔を削ぎ落とすと、翠姫は凍てつくような声で凱夏に問うた。


「何故、公主につく、凱夏?」


 集約し、翠姫は短く問う。


「断言してもいいが、この女はあの糞親爺くそおやじと同類だよ。人を家畜か虫螻むしけら程度にしか思っていない。身に着けた絹の衣服ふくが、豪勢なめしが、誰の手にるものかまるでわかっちゃいないし、考えたことすらないんだ。己が龍である以上、何もかも与えられて当然と思ってやがる。そういう奴らなんだよ、龍なんて。それはアンタだって、良くわかってるはずだ」

「……だから?」

「あんな思いは、アタシはもう真っ平なんだよ」


 肺腑から絞るような、けれど断固とした発音で翠姫は告げた。


「だからアタシは、すぐにでも頭上に戴く主上が欲しい。下らん龍の政治闘争で、ばたばたと人が死んでいくのは我慢ならん。それにアタシは、力も欲しい。龍を屈服させ、法すら捻じ曲げる、強大な権力ちからが。そのために、公主のくびと『頸飾くびかざり』が欲しい。それは旧友たるアンタを裏切り、踏み台にしてもだ」

「それで……朝廷に切り込む、と?」

「そうだ」

「お前は、黎峯が……無能だと言うのか?」


 途切れがちに凱夏が訊くと、翠姫は直ちに(あご)を引いた。


「当たり前だろう。典型的な暗愚バカじゃないか。こんなのを船頭に据えた日にゃ、即日この国は沈むぞ?」

「なるほどな……お前も典型的な龍だ。現状をしとし、改革を嫌う」

「改悪だろ、これは」

「さあ、どうだろう……。見解の違いだな」

「白々しい。本っ当、喰えない男だねえ、アンタは」


 ぼたぼたと滴り落ちる凱夏の血を見ながら、翠姫は溜息をついた。実は先ほどから止血を試みているのだが、当たりどころが悪かったのか、どうにも追いついていない。


 それでも意地と虚勢で会話を続ける凱夏に、翠姫は呆れたのだろう。やれやれと大仰に肩をすくめ、翠姫は額にかかる髪を払った。


「やはり、理解できない。アンタほどの男が、なんでこんな娘に(あご)で使われてんだい? まだ明星に仕えると言う方が納得できるぞ、アタシは」

「だから、言ったろ? 見解の違いだよ。お前と俺じゃ、見ているものが違う……それだけだ」

「ならアタシたちの主張は、永遠に平行線のままだねえ」

「のようだな。残念だ」

「ああ、それは同感だ」


 淡々と翠姫は応じる。

 その台詞を皮切りに、翠姫の戦意が急速に膨れ上がった。

 どうやらお喋りは、これでおしまいらしい。

 止血はここで諦めるしかなさそうだ。

 凱夏は腰から飛刀ひとうを引き抜くと、素早く左右に視線を走らせた。


 一歩、前に出る。

 背には吊橋、身動きの取れない黎峯。

 前方には翠姫てきと、身体の自由な明星。

 翠姫は大刀を上段に構え、戦闘体勢に入る。

 血滴けってきを散らして踏み込むと同時、凱夏は叫んだ。


「明星、黎峯を連れて行け!」


 直後、眼の前で旋風が巻き起こった。

 長柄の利点を最大限に活かし、凱夏の攻撃圏外から翠姫は斬撃をかける。

 左から右へ、円を描くように旋転。

 回転の勢いで敵を薙ぐ、刺突よりも斬撃に特化した大刀の攻撃。

 重量を生かしたその技は、どれも一発喰らえば即死である。


 翠姫を視る。

 しなる柄を視る。

 迫りくる刃を視る。

 すべてを統合して、限りなく現在いまに近い未来を予測する。

 疾風のごとき刀刃は、正確に凱夏の頸筋を目指していた。

 かつ、振り抜いた軌道は明星の頭上を計算している。


 的確な判断は、さすが翠姫だ。

 槍を始めとする長兵器に長けた、青州東家ならでは。

 凱夏は翠姫との間合いを詰めながら、紙一重でその第一刃をかわした。

 ヴン、と虫の羽音のような音が耳を過ぎる。


 まずは一回転。

 問題はここからだ。

 薙ぎに真価を発揮する大刀の技は、ほぼ二段構え。

 一度目で仕損じてもいいよう、二回転目も念頭に置かれている。


(二回転の前に懐に入る――のは、無理か)


 速度は落とさず、瞬きの半分以下のときで下す。

 翠姫の大刀捌きは、並をはるかに凌ぐ速さを誇る。

 あの細腕から、想像を絶する速度の連撃が繰り出されるのだ。

 しかも大刀に限っては、長柄武器の師を打ち負かしてしまったほど。


(さあ、どうくる)


 一回りして、続く第二撃が戻ってくる。

 狙いはどこだ。

 頸か、傷を負った胴か――いや、もっと低い。

 足だ。足を斬る魂胆。


 軌道が低いが、明星が巻き添えにならないか?

 ああ、もう黎峯のもとへ行ったのか。なら安心だ。

 安堵の笑みを唇に刻み、凱夏はひょいと片足を持ち上げた。

 刃が届く寸前、ありったけの力を靴底に込め、大刀の刃を踏みつける。


 大刀が止まった。

 斬撃の阻止に成功。

 刃物の堅い感触が足裏に伝わる。

 武器破壊には失敗。

 あわよくば刀刃とうじんを踏み砕けるかと思ったが、そう都合良くはいかないらしい。


 凱夏は踏みつけた大刀を足場に、大きく前へ跳躍した。

 ここでようやく、翠姫の懐に到達。

 凱夏の攻撃圏内だ。

 柄を握る翠姫の左肘を制しつつ、右手の飛刀を逆手に。

 勢い、翠姫の胴を突く。


 手ごたえはあった。が、浅い。

 ほとんどかすっただけだ、手傷とも言えない。

 並の手合いならこれで終わるのだが、長柄ながえの大家、東家直系の翠姫が相手では――それも、腹に穴が開いた状態では――無理があったらしい。

 すんでのところで翠姫は体転たいてんし、凱夏の攻撃を柄で払うと後退した。


「くっそ! アンタって男は、ほんっと反則的でたらめな強さだねえ!」


 歯を剥いて怒号し、翠姫は大刀を構え直す。


「真性の化物バケモンめ! それとも、その腹の傷はアタシの眼の錯覚かい?」

「いや、本物だ。今も卒倒しそうなほど痛いぞ?」

「嘘こけ! あれが手負いの動きかいっ!」


 噛みつくように一喝して、翠姫はふっと呼気を正した。


「やはり、慢心はいかんな。いくら致命傷を与えたとは言え、相手は天武。格の違いは素直に認めて、小者は小者らしく戦うべきだ」


 らしくない卑屈な物言いだ。凱夏は苦笑した。


「おいおい……。そりゃ買いかぶり過ぎだぞ、翠姫」

「いいや。アンタは自分の、度を越えた強さを理解していない。そして、そこが恐ろしい。悪いが出し惜しみなしでやらせてもらうよ。チンタラしてたら、取り逃がしちまう」


 そう言い、ちらりと横を一瞥。その先は凱夏も知っている。明星が黎峯の手を引いて、背後の吊橋を渡っているのだ。

 翠姫の酷薄なまなざしに、ぞろりと凱夏の背を悪寒が走った。


 あいつ、まさか、ここで『あらわす』気か。

 そうなれば、凱夏は敗北するしかない。

 一か八かで刺し違えることすら不可能だ。

 顕現した龍に、人は決して太刀打ちできない――。


「行くぞ、凱夏。――『獅青の槍』よ」


 予想だにしない呼びかけに、凱夏は耳を疑った。

 しかし、翠姫の流れるような口上は止まらない。


「我が名は史翠。東方のぬし、青龍の末裔なり。東天とうてん東嶽とうがくの名において命ず。『獅青の槍』よ、我に汝の力を示せ。其は糖蜜のごとく甘き夢。其は野に遊ぶ蝶なり」


 直後大刀がきらめいたかと思うと、凱夏を取りまくすべての時が停止した。指を動かすことはおろか、まばたき一つできない。


(な――なんだ、これは……⁉)


 驚愕する凱夏のもとに、大刀を背負った翠姫が歩み寄る。


「夢に抱かれて、アンタにゃもう聞こえちゃいないだろうけど……一応、説明はしておこう」


 手を伸ばせば触れられるような近さで、翠姫はこともなげに告げた。

 アタシは『東嶽』になった、と。


「アタシはつい最近、東嶽になった。お前も知ってる親爺じじいの急死、あれはアタシの仕業でね。昨今の飢饉やらなんやらで、やっとアイツの寝首をかく機会が訪れたもんだからさ。実行したら、次にアタシが東嶽になっちまった。そしたら『獅青の槍』も、勝手に大刀に変化してねえ。どうやら宝貝は、持主もちぬしの得手で姿を変えるようだよ?」


 まあこれも、きっと天命ってやつさ。

 淡々と事の経緯を語り終えると、翠姫はその視線を折り返した。

 向かう先は、吊橋。

 頼りない足取りで吊橋を渡る、黎峯と明星だ。


「さあて。国土を荒らす、鼠を狩らないと」


 固定された凱夏の視界から、翠姫が消える。

 土を踏み遠ざかる音が、凱夏の耳朶を打つ。

 莫迦な、と凱夏は心中で吐き捨てた。


 これが天命?

 これで終わりだと?

 こんなにも呆気なく?

 正す機会も与えられずに?


(ふざけんな。冗談じゃねぇぞ……)


 ならば何故、黎峯は女神かみに選ばれたのだ。

 殺されるために、生を受けたと?

 認めない。冗談じゃない。

 そんな王母の手前勝手、俺は断じて許さない。


「す――ッ、翠、姫ぃいぃぃいぃぃぃぃぃ――――――――ッ!!」


 気のふれた、死に際の獣のような咆哮が響いた。

 ぐい、と力任せに凱夏は頸を回す。

 身体が悲鳴を上げ、意識がぶつ切りになる。

 血管だか神経だかが切れたような気がしたが、この際構わない。


 こちらを振り返った、翠姫の両足が止まった。

 金の眼を見開き、凱夏に何事か告げる。

 渾身の力で、凱夏は腕を伸ばした。

 情けないほど緩慢な動き。


 でも、翠姫の肩を掴んだ。

 引き止めた。

 直後、耳元で凶悪な打音が炸裂した。

 頭蓋が割れるような衝撃。

 次いで、左肩が砕ける感触。

 凱夏の視野を、赤黒い液体が瞬く間に覆った。


 いつもの半分以下になった景色。

 そこかしこで、おかしな光が明滅している。

 泥酔したように取り留めのない世界で、凱夏は飛びそうになる意識を繋ぎ止めた。辛うじて、翠姫に大刀で殴り飛ばされたらしいことを知る。


 柄で打撃。

 頭を強打。

 吹き飛ばされて――柱に叩きつけられた。

 はしら。

 つり橋の、柱。

 ひだり。左肩から、だ。


「ア――タっておと……は、ほ……に、――……、だ――っ!」


 翠姫の罵倒が切れ切れに聞こえる。

 まずい。何を言ってるのか、まったくわからない。

 ああ、頭が割れるように痛む。

 もう割れているかもしれない。

 まともにものを考えられない。


 危険だ。

 危険、危険、危険。

 武器を手に持った誰かが、こちらに近づいてくる。

 とどめを刺しに、違う、橋の向こう側へ。

 吊橋を、越えようとしている。


 それは駄目だ。

 許さない。

 黎峯。

 明星。


 最後の力を振り絞り、凱夏は右手に掴んだ飛刀を振りかざした。今まで取り落とさなかったのが奇蹟とも言えるそれを、吊橋の縄に突き立てる。

 繋がっていたものが、ぶつりとえる感触。

 爽快だ。感覚だけで、音はもう聞こえない。

 眼もろくに視えない。

 凱夏は勘を頼りに、手にした刃を翻した。


 もう一回。

 もう一度、向こう側も。

 ぶつりと再び、綱をつ感覚。

 崩壊の確かな手ごたえに、笑みがこぼれた。


 よし……よし。

 これで、いい。

 これで敵は、こちら側にこれない。

 その事実に満足して、凱夏は宙に身を任せた。

 母のかいなを思わせる浮遊感と、背に吹きつける疾風が妙に心地良い。瞼を閉じる寸前、凱夏は、頬に突き刺さる強い視線に気づいた。


 身体は言うことを聞かない。

 眼玉だけ動かす。

 刹那を何十倍にも引き伸ばした世界で、凱夏は見た。


 あかい。

 燃えるように紅い、一対の真紅。

 その、緋色の瞳のぬしを。


(明星――――……頼む)


 彼が、死の最期の瞬間にいた願いだった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ