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向日葵の向こう側

作者: 金木犀

初めて会った時

どうも思わなかった

でも君を知るにつれ

ひまわりが徐々に色づくように

想いが溢れそうになるのを抑える

君は僕に何も話さない

君の心はどこかに行ったことを知った

だから


弱い陽の下

重い体を酷使して

冷たい風を浴びながら

君の心を探しに来た

この想いを羅針盤に

君の心を探しに来たんだ

かきわけた向日葵畑の先には

今は何もいない


君の涙を見たとき

初めて君の眩しい心が見えた

だけど君はすぐに笑って

君の心を隠した

隠さないでいいよ

誤魔化さなくていいよ

また君の心に会いたい



照りつける陽

体を焦がし

想いを走らせ

君の心を見つけに来た

眩しく咲く向日葵のような

君の心を見つけに来たんだ

ただただ会いたくて

君の心を奪いたかった


かきわけた向日葵畑の先に

太陽の下で君が笑っていた


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