零の全て その1
20xx年,とある未来の空港に,ある2人がいました.
副機長「今回は○○空港から△△空港への飛行となる,道のりは長いから頑張ってくれ.それと今回は私は付かない,1人での全てを操作することになるだろうな」
「…………」
副機長にすべてを任せられた1人の女性,零だ,彼女の夢はパイロットあり,とある大学で試験に合格,その夢は叶った.
「参ったな…1人任せとは…トホホ…」
零は,とある航空会社の『Exeter 1289便 △△空港行』の飛行機に乗ることになっていた.
「よいしょっと…」
機内のコックピットの機長席に座り,セットアップを始める,もちろん副機長はいないため,全て1人でやらなければいけない.
「……よし,セットアップ終了っと」
セットアップが終わり,プッシュバックを待つ
作業員「エンジンチェック,すべて終わりました,第1第2共に異常なしです」
「了解しました,ご苦労様です」
機体すべてのチェックが終了し,プッシュバック許可をおろす
「Exeter,1289,Please push the back license. 」
タワー「Roger」
プッシュバックが許可され,機体が後ろへと押される
「機体チェックコンプリート,エンジン始動」
零はそう言って,第1エンジン,第2エンジンを始動させる
そしてプッシュバックが終了し,全ての最終チェックを済ませ,滑走路への移動許可をだす
「○○TowerExeter1298RequestTuxedoRunway34R」
「1298,○○TowerPermission to transfer to the runway.」
「1298Roger」
滑走路への移動許可がおり,機体をゆっくりと前進させる.そして,滑走路へと接近し,一時停止するのであった.