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 「猫、猫、にゃんにゃん………ふふっ………ありがとうですよ!お姉さん」

 「どういたしまして」

 俺は苦手なモノ一位が彼女。いいえ、魔王です。お父さんお父さん、魔王が外に………って言いたいですよ………。部屋に篭って魔王でも聴きますか。音楽鑑賞は大好きですから。

 「お兄さんも…………ありがとう(死ねよ、クズ)」

 小さな声でしたが、聞こえました。だから嫌なんです。生意気な小娘に死ねと言われるから。………ですが、僕は退きません。

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