71/115
朝
僕は船で揺られていました。木製の十字架に磔られて流されているのですよ。島流しが思い浮かぶのは何故でしょうか?目下、そうなっているからです。
「夢だと良いんですがね………」
揺さぶられ方が変だと気が付く僕は、目を閉じます。開けた瞬間、そこは天井でした。僕の部屋です。隣で藤崎さんが揺すってくれています。
「遅れるよー。遅れるよー」
棒読みですね。
壁に掛けられた時計を見ます。
『7:30』
まずいですよ、これはまずいですよ。
僕は船で揺られていました。木製の十字架に磔られて流されているのですよ。島流しが思い浮かぶのは何故でしょうか?目下、そうなっているからです。
「夢だと良いんですがね………」
揺さぶられ方が変だと気が付く僕は、目を閉じます。開けた瞬間、そこは天井でした。僕の部屋です。隣で藤崎さんが揺すってくれています。
「遅れるよー。遅れるよー」
棒読みですね。
壁に掛けられた時計を見ます。
『7:30』
まずいですよ、これはまずいですよ。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。