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RPG

 「アメリカで………ですか」

 「そっ、アメリカ」

 藤崎さんは然り気無くベッドに尻を置く。僕は迷惑そうに足を壁に寄せます。

 「あの頃は、親の影響でタクシードライバーとか見たかな」

 「俺に用か?ってのだよね」

 「そうそう!釈放された後の彼は見ものだよね。あれが狂気だ!って感じで。残ったあれがいいんだよねー」

 僕は結末を見忘れてしまったんですよね。だからそこは………。それに僕は、イブの総てみたいなのが好きなんですよ。

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