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山の
ロッジに向かっています。山のロッジですよ。何故かはお教えするまでもありません。テロリストと僕を幽閉して………やめて!私に乱暴する気でしょう?エロ同人みたいに!エロ同人みたいに!って事はないです。
「さあ!共に頑張りましょう、堅物先輩も!」
「だーれが、堅物だとぉ?」
そんなケンカは犬どころか豚も食いませんよ。僕は背中の荷物のせいで、蒸れているんです。
「あのー」
「何だよ!こっちはなぁ………アレ?何だっけな」
「叱咤するんじゃないんですか?」
怒るんですね。段罪の場を運ばせているんですね。僕は自分の墓を自分で造りたくはないので………。




