序章
全世界において資源・エネルギーが発達して成り立っている。各国々が資源・エネルギーを利用、運用してバランスを保っている。しかし、各国々では資源を確保できる国と出来ない国の差は必ずしも生まれる。そこで各国々の首席らは資源をエネルギーに変換する技術を生み出すことにした。
開発が進める中、技術の進歩により人間の生命エネルギーで資源をエネルギーに変換する事が分かった。しかし、全人類出来ると言うわけではなかった。そこで、各国々はエネルギーを変換できる人材を探し、育成する機関を設ける事にした。その中で、育成された人材は軍事的・政治など各国々で利用さ れるようになった。日本も例外ではなく、エネルギーを変換する国家機関 JEH(Japan Energy of Human)を設立した。
JEHは各三カ所(東京・大阪・福岡)にあり、各三カ所は県面積の半分以上を占めており、外部の境界には高さ100m(場所によっては最長150m)の壁がそびえ立っている。よって各機関には厳重なセキュリティーとなっている。
その反面JEH機関とは別の治安国家組織 資源庁 特別資源警察を設立し日本各地(JEH機関以外の土地)にて治安を保守する機関として活動している。
この物語ではその機関の中で生活する人々の物語を描いていく・・・
「ここが東京JEHか・・・ここはたしか第3都だから少し時間かかるな」と第3都にある東京JEH国際空港の広々としたロビーで電子表示されてある東京JEH機関の全都の地図を観ながら立っていたのは、2087年4月1日付けで国家機関 資源庁 特殊資源警察 東京JEH支部に配属になった諮問次元であった。
「さてと行くか」と小さめのキャリーケースをコロコロ引きながらロビーを出ると、諮問次元の元に恐る恐る迫りながら確認するかのように「あの~もしかして諮問次元さんですか」と諮問の前に現れたのは女性用のスーツでショートカットの女性が話しかけて来た。
諮問は突然の問いに「はい、そうですが」と答えると。その女性は安心しながら「あ~よかった。3度目の正直でやっと当たった~」と突然言うと「あっ!申し遅れました。私は特殊資源警察 東京JEH支部所属の南 静香言います。諮問さんのお迎えにきました。」と言うと、諮問はその紹介に「あ、そうでしたか私は諮問次元と言います。」と言うと、南 静香はここではあれなのでと諮問に「まあ、紹介は後にして早く行きましょう。」と急かすように空港の駐車場に止めてある車まで諮問を連れて行った。