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どうして

第二話です

相変わらず僕の語彙力のなさに自分で驚きます。

温かく見守ってください。

それはとある家庭でのこと。

真夜中、家族に見守られる中、元気な産声が響き渡り新たな命が誕生したことを知らせていた。

その赤ん坊は温かく見守られながら、この地に生まれた。

「生まれたぞぉ!」

そこでは父と思しき人物が喜びの雄たけびを上げていた。

「おい、静かにせんかレックス!レギーナさんは生んだばかりで弱っておるんじゃぞ!」

祖父と思しき人物はそう叱る。

「だって!ついに!生まれたんですよ!父さん!」

生まれたばかりの赤ん坊を腕に抱き興奮が収まらない様子の父。

この光景はこの瞬間は世界中のだれが見ても「幸せな家族」だと思うだろう。

「名前はヘルm.......」

しかし次の瞬間、昼間より明るくすべての人間にトラウマを植え付ける紅炎がすべてを飲み込んだ。

「ヘルメー!起きなさーい!!」

金属と金属のぶつかり合う音で最悪の目覚めを迎える。

「朝ごはんで来てるわよー。早く食べないと学校遅れるわよ!」

その言葉を聞いて自分が今置かれている状況を正確に理解した。

「なんで、もっと早くに起こしてくれないんだよ!」

自分が悪いのはわかっているがついつい責めてしまう。

その反論をbgmに学校への支度を済ませていく。

靴を履きドアノブに手をかけたとき

”母”は言った。

「いってらっしゃい、ヘルメ」

その言葉だけで今日も一日頑張れる気がした。

「朝の点呼行くぞ~」

ガラガラガラッ!!点呼開始のチャイムが鳴り終わると同時に教室に滑り込んだ。

「間に合ったー!!!」

教室のみんなに冷ややかな目で見られる。慣れたけど......やっぱ傷つくよね。

「遅刻だヘルメ。今月入って遅刻せずに来たことないな。いつになったら時間通りくるんだ?」

先生がめちゃくちゃ責めてくる。俺が悪いのはわかってる。でも、悪夢で夜中に目を覚ますせいで朝起きれないんだよ!って言いたかったけど、精神科おすすめされるからやめとく。

「まぁいい。早く席に着け。」

これ以上怒られたくないので従っておく。

そのまま一限目の魔法工学が始まった。しかし頭には少しも入ってこない。なぜなら今月誕生日を迎えてからずっと見ている悪夢が頭から離れないからだ。

悪夢の内容は、顔はぼやけていたものの家族が炎に焼かれるという内容だった。

母は家にいるし、父も仕事に行っている。だから本当のことではないが妙に生々しい夢で頭から離れないのだ。

そんなことを考えていると魔法工学の教師からあてられた。

「この魔方陣によって出力される魔法を答えなさい。」

だが全く授業を聞いてない俺にわかるわけもなく。しょうがなく隣の席の奴のに助けを求める。

しかし隣の奴はお前が悪いだろ......という呆れ顔をこちらに向けてきて詰みを悟った。

しょうがなく黒板に書かれていた魔方陣に近づき魔法の強制出力を行う。

魔法の行使には自信があったため、先生になすすべもなく紅炎が教室を飲み込む。

しかし出力停止を諦めた先生が一瞬でそれを消火した。しかしそのことを気にすることもなく俺はその場にしゃがみこんだ。

頭が痛い!割れそうだ!!あの炎は夢で出てきた......!

そんな様子は気にも留めず先生は

「馬鹿かお前!何の魔法かもわからないのに発動する馬鹿がどこにいる!」

しかし、俺にこたえるだけの余裕は残ってなかった。

そして先生の説教の聞きながら俺は深い深い眠りに落ちた。

景色がぼやけている......

女性と男性、そしてご老人が二人皆幸せそうに笑っている。

その男性の腕の中には赤ん坊が抱きかかえられている。産声を上げるその子供の名前を呼んでいる。

今までの夢の中では聞こえなかった音まで今回はクリアに聞こえる。

「この子の名前はヘルm.......」

しかし言い終わるより先にいつもの夢と同じように紅炎がすべてを飲み込む。

その光は確実に俺の心にトラウマを刻み付けていく。しかしそれよりも先にしっかりと見てしまった。

その顔にはノイズはかかっておらず。しっかりと見えた。

信じたくなかった。見てないことにしたかった。なんで.......!どうして......!

「母さん、父さん......!」

やはり書き終わると時間消えている......

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