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【プロットタイプ】ラピスの試練

作者: 秋暁秋季
掲載日:2025/03/08

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

作者は瑠衣たんの事、頭、戦闘民族だと思ってます。

ラピスラズリ。和名、瑠璃。その鮮やかな紫がかった青色は、かのフェルメールも愛用した程である。そうしてこの石の名を受け継ぐ私の子供達は、やはり相応な試練が待っているのかも知れない。


瑠衣と麗衣。俺達兄妹の名前。そうしてこの頭文字は母の名前から取られたものだ。『瑠』と『麗』。合わせると『瑠麗(るい)』。一つの宝石を浮かばせる。

石言葉は『成功の保証』、『真実』、『健康』。どれも俺たちに相応しいか、皮肉を与える石言葉であった。だからある意味相応しい名前なのだ。俺達を表す名前としては。

そんな自分の名前をぼんやりと考えていたら、騒がしい空いた方が揶揄う様に口を開いた。

「瑠衣たんは生まれる時代が違っていたら、絶対、戦闘民族だったでしょ」

戦闘民族。津島武士の様に、戦う事でしか生きられない者たち。戦いこそが生き様で、生まれも死も全て、戦いに全て関わってくる。

別にそこまで俺は弱肉強食ではないが、時代が変わっていたらそうなっていたのかも知れない。

逆境に打ち勝つ人間が好きだ。困難を前に、もがく人間が好きだ。俺がそうである様に。明日には死ぬかも知れない病弱な俺が、今出来る全てを費やして物を当たる様に。

だから心の何処かでぬるま湯を嫌う。より難題を、強者を求めてやまないのだと思う。

「ラピスラズリ。つまり瑠璃は、試練を与える石としても知られているからな」

『お前に成長を』、『より強くなったお前自身を』そうした意味合いを込めて、持ち主に試練を与える石であるらしい。だから困難に当たる事が多いとも聞く。だから。

「だから何だって話だよ。瑠衣たんに相応しい石じゃん。瑠衣たん自身が今の自分と向かい合って、其れでもその試練を超える為に足掻いている」

その通り。だから齎せる石は『瑠璃』が良い。俺の名前がそうであったように。死ぬ最後の時まで、難題に立ち向かっていたい。そうして俺もその石の様に試練を与える側でいたい。

「だから頭戦闘民族。俺よりも強い奴と会いに行く」

変わった奴だ。鏡花は。

瑠衣、と言いますか、千房家は『人形浄瑠璃』を元ネタとして名前を決定してます。

千房という苗字も、浄瑠璃の隠語『せんぼう』からですし。

あ、『千房』って実在する苗字です。

それも相まってお気に入りです。


だからイメージは人形師。

アイテムは幸江一号というマネキンですし。

生み出された小説は自分の思想が色濃く残った残基です。


でも、瑠衣という名前のもう一つの意味は人形浄瑠璃の『瑠璃』です。

瑠衣たんが述べた通り石言葉は『真実』や『健康』。

文学系統の自然主義っぽさを表す『真実』と、病弱さを補う為の『健康』という意味では勿論合ってます。


でもそれ以上に、瑠璃には『ラピスの試練』なんてものもあります。

なんでも持ち主に試練を与えて、成長を促す作用があるそうな。これ、瑠衣の性格まんまなんですよ。


人が試練を超える様が好き。其れは自分がそうだから。

人より体が弱くて、『死』という物が色濃く傍にある。

だからそれに抗って、人の思い出の中で生きられる様に作品を残しているんです。

避けられない宿命に抗う為、試練を超える為の手段、それが瑠衣にとっての創作。


その覚悟完了具合が完全に、武士。

立てば蛮族って奴です。

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