表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ブレーン×ワールド  作者: ミルシティ
18/88

第一章『未知との遭遇?』 ⑮

「ふぅ……。なんか、凄い話聞いちゃったな……」


 一息ついた圭介は、再びリビングへと足を向けた――


「けーすけ、けーすけ!」

「うおっ!」

「この絵けーすけが描いたの!?」

「ちょ……それどこから持ってきたんだよ!?」

「二階の絵がいっぱいあるお部屋~」

 無邪気な笑顔の真白が手に持つ一枚の『絵』には、人魚をモチーフにしたイラストが描かれていた。

 咲夜はイラストを覗きこんで、

「ほう……中々センスのある絵じゃないか。圭介が描いたのか?」

「う、うん……」

「勝手に持ち出して申し訳ありませんでした。お家の探索をしていたら、真白さんがその絵を発見致しまして」

 花蓮が頭を下げると、姫は興味津々の様子で、

「けーくん絵を描く事が趣味なの?」

「趣味っていうか……夢……っていうか。俺、小さい頃から勉強もスポーツも何やってもダメな人間でさ。でも絵を描く事だけは得意だったんだ。だけど……」


 真白の持つ絵を見つめながら圭介の表情に陰が帯びていく。


 咲夜は首をかしげ、

「どうした? 何か問題でもあったのか?」

「小さい頃はさ、純粋に絵を描く事が大好きだった……。その内、イラストレーターになりたいっていう夢が芽生えてきて、コンクールや賞に出品し続けたんだ。でも、全然結果が出なくてさ……。やっぱ、上手い奴らなんて世の中にはいくらでもいるし、俺程度のレベルじゃダメだって事を思い知ったんだよ」

「なんで~? 真白はけーすけの絵大好きだよぉ。だって、キラキラしてるもん!」

「……あ、ありがと」

 純粋無垢な瞳を輝かせながら、圭介の絵を見つめる真白の姿を見た圭介の胸は、なぜか不思議と高鳴った。

「あんまり上手じゃないけどね!」

「うっ……」

「ハハハ、気にするな圭介。真白はフィルターを介して気持ちを言葉にする事が出来ないだけだ。確かにお前の絵画は、技術的に見劣りする部分がある事は否めないが、光る部分は随所に見受けられる。私は悪くないと思うがな」

「そうだよ、咲姉の言う通りセンスはあるとボクも思うな~」

「私も同意見ですわ。この絵画からは、技術以上の『何か』を感じます」

「……慰めにしか聞こえないけど。でも、そうやって誉めてもらった事あんまりないから嬉しいよ。所で、キミ達はもう自分達の星……ブレーンへ帰るのか?」


 圭介がそう言った瞬間、4人は無言で顔を見合わせた。


「あら、咲夜さん。まだ圭介様にお伝えしてませんでしたの?」

「うむ。説明に時間がかかったので、後回しにしたんだ」

 圭介はキョトンとして、

「え? 何? 伝える事?」


「ブレーンワールド」の更新ペースは、新作執筆中のため今のところ分かりません。随時チェックしていただければ幸いです。

ご意見、ご感想など遠慮なくお願いします。ブックマークや評価などしてもらえると喜びます。


ツイッター始めました。

https://twitter.com/millcity2020

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ