戦争終結に向けて
ヴィクトリア暦3年8月20日 ヴィクトリア王国王都 王宮中庭
強い日差しが降り注ぐ中庭の中でも、日陰になる東屋は比較的に涼しい。心地よい風が吹いている今はなお涼しく、屋内とは比べるべくもない。そんな中庭は、庭師に手入れされ、暑さや強烈な日差しに負けることのない花々が美しく咲き誇る。今は向日葵が黄色の大輪を咲かせている。
「いや~。最近は暑くて敵わないね」
「ええ。避暑地にでも行きたい気分ですよ」
「だが、仕事がある」
「時間はつくれねぇのか? 俺は何とか出来ると思うが・・・・・」
東屋に集まった俺達は最近の暑さにぼやきつつ、程よく冷やされたお茶で喉を潤す。柑橘系のさわやかな香りが鼻から抜ける。
「美しい景色に美味しいお茶。最高ですね」
「同意はするが・・・・・。そろそろ、本気でコーヒーが恋しくなってきた」
「同じくだ」
「好き好んで飲みはしないが、飲めないとなると恋しくなるね」
どうやら、茶党は俺だけである様だ。
「さて。雑談はここまでにして、会議を始めましょう」
形勢不利な戦いを行うほど、軍務卿を任されている俺は愚かではない。俺はさっさと話題を変えることにした。
「そうだね。それじゃあ、会議を始めよう。まずは、報告から行おうか」
「それじゃあ、まずは俺から行こうか。話す事なんて、あんまりないしな」
芳賀が名乗りを上げたのに対し、俺を含めた三人は沈黙でもって賛同する。
「農務省の報告だが、開墾とはいつも通り順調だ。農地はどんどん増えてるし、収穫量も当然増えてる。問題があるとすれば、木材なんかの資源が減少しつつあることだな。植林なんかも行っているが、扶養人口の増加の為に伐採と開墾を優先して行ってきたからな。このままいけば、国内の森林が姿を消すことになるな」
「なるほどね」
「問題は無いでしょう。植林した木が育つまでは輸入と言う手もあります。北方諸国には未だ広大な森が広がっていますし、トスカナ地方も比較的森が多く存在します」
北方諸国の主要な輸出物は材木や木造製品だ。リトシア王国 セルブラント王国、ダリア王国、旧アンゼルム王国、旧バイエル王国、旧シュレビヒト王国、そして、旧トスカナ王国。この殆どが緑豊かな国である。
「だが、採り尽くしてしまうのは良くない。扶養人口にも余裕が出てきたのだし、少し開墾を控えたらどうだ?」
「それもいいかもね。農産物は国内だけでは消費しきれないくらい生産できている。我が国の輸出品目で農作物が占める割合は巨大だ」
我が国の生産する農作物の量は莫大だ。国内需要を完全に満たし、余剰は国外に輸出している。我が国は今のところ、大陸一の食糧生産国だろう。
「なら、開拓のペースは少し落とすことにしよう。次に、開発局からの報告だが・・・・・いつも通り資料を見てくれ。詳しい説明が欲しければ、要請があり次第、纏めた書類を提出する」
配られた書類の中で一際分厚い紙束を見る。一枚目の表には、開発一覧と大きく書かれており、二枚目からは小さな文字でびっしりと書かれた開発品の名称と簡単な説明が並んでいた。
「相変わらず、凄いですね・・・・・。兵器に関しては、後で資料を請求します。此方が要請していないものも幾つかあるようですから」
「用意しておく」
「それじゃあ、次に行こうか」
「なら、次は警務省からだ。犯罪率は年々下がってる。他国と比較すると、その低さが分かるだろう」
俺たちは手元の資料に目を走らせる。そこには、他国と自国の犯罪者の数と、割合を表したグラフが並んでいる。
「警備隊の活躍が大きいのだろう。窃盗、放火、殺人なんかの目立った犯罪はかなり防止できていると思う」
「たしかに、数は減っているね」
「だな。グラフを見れば一目瞭然だ」
「ええ。警備隊の巡回が行き届いているのでしょう」
載っていた年間のグラフを見ても、数の減少は明らかだった。
「しかし、最近どうにも詐欺の被害が多い」
「詐欺だと?」
「ああ。教育を充実させたのは良いが、それを悪い方向に使ってるやつが時々いるようだ」
「なるほどね」
「悩ましい問題ですね」
詐欺被害。学があれば意外と思いつく――いや、思いついてしまう犯罪だ。出所不詳の贋作を名工の作品だと言ったり、絶対儲かると投資を募って持ち逃げしたり、簡単なものから小狡いものまで様々だ。
「とりあえずは、詐欺に対する刑法の作成と、詐欺専門の部門の立ち上げだな。面倒くさいが、ちまちま潰すしかないな」
「根絶は難しいですからね」
「何時の時代も、騙される人は意外といるものさ」
「新しい手段もどんどん出てくるしな」
詐欺というのは、楽して儲けられるためにどうにも無くならない犯罪だ。ペーパー商法に結婚詐欺、オレオレ詐欺など、時代の進化とともに手口も進化しているため、どうしても騙されてしまう人は存在する。
「注意喚起やらもしているが、時間がかかるだろうな」
「こつこつやっていくしかありませんね」
「それで、そろそろ学務省を設立したいんだが?」
「学務省ですか?」
「詳しく聞こうか」
教育関連は小松に任せていたが、省として成り立っていたわけではない。それでも、内務省との調整で各地に学校が立てられたり、教科書が作成されたりしていた。
「まあ、内務省との調整に手間取って迅速な行動ができないのが理由だな。そろそろ、正規の職員と予算がほしい」
「なるほどな」
「まぁ、良いんじゃないかな。此方としても、反対する理由はないよ。予算は潤沢とは言えないけど、もう一つくらい省を立ち上げる位にはあるからね」
「教育に力を入れるのは、賛成です。国の未来を担う若者たちが、愚か者では堪りませんよ」
「たしかにね」
真面目な会議の場にわずかな笑い声が響く。
「それなら、後はこちらで進めておく。今のところは小学校レベルの基礎教育だけだが、中高レベルの学校も作ろうと思う」
「そこらへんは任せます。ただ、時期は知らせてください。軍学校も同時に設立します」
「分かった。調整しよう」
「感謝します」
最近は指揮官の不足が目に見えて明らかになってきていた。以前よりも多く登用しているが、それでも数は足りない。指揮官がいなければ、軍隊は統率された動きができない。統率された動きができない軍隊など、烏合の衆でしかないのだ。
ここらで、本格的に指揮官の養成を行わなければ、後が辛くなるだろう。
「次は、内務省だね。街道の施設、上下水道の整備、治水、その他インフラ整備はいつも通り順調だよ。今は、トスカナ地方まで進んでいるね。人口や出生率や死亡率なんかは資料に説明と一緒に載せてあるから、各自で見てくるとありがたい」
月島に促されるまま、俺たちは資料を開く。人口は、2,742,750人。出生率と死亡率は高いが、出生率が僅かに高いことで、人口は順調に増えている。
「やはり、新生児や子供の死亡率が高いですね」
「治安はよくなっているが、それでも獣や魔物の被害もある。無防備な子供が優先的に襲われることが多いらしい」
「産後の肥立ちが悪くて、そのまま母子ともに、なんていうのも珍しくないみたいだね」
「改善はされているが、情報伝達速度がな・・・・・」
「どうにも広まりにくいと・・・・・」
産婆はどの地域にもいるが、腕が良いもの悪いものは当然いる。
「この際、軍学校と一緒に医学校も作って、医者や産婆を養成しますか?」
「それも、一つの手だな」
「時間はかかるけど、何もしないよりはいいでしょう?」
「そうだな。でも、今いる奴らはどうすんだ?」
「とりあえず、マニュアルでも渡すかい?」
「それしかないか?」
「まぁ、後は内務省で検討しとくよ。重要問題だろうし、時間は掛けないよ」
全員が頷いたことで、話は次に移る。
「次は財務省だね。税収、支出、輸出額、輸入額、なんかは先ほどと同じように資料に書いてあるよ。予算に関しては、殆どいつも通りだけど、さっきの会話から農務省を減らして、警務省と内務省、新しくできる教育省のを増やそうと思うけど、どうかな?」
「軍事予算と外交予算が削られないのであれば、私は文句はありません」
国防軍も外務省も大きく動かす予定はない。今まで通りの予算でも困ることはないだろう。
「まぁ、今後は少し活動を縮小するからな。構わないぜ」
「予算はいくらあっても足りない。多くつくなら、その方がありがたい」
芳賀と小松も異論はないようだった。
「人口は順調に増えているし、税収の増加も見込める。今後も増えることはあっても、減ることはないと思うよ」
月島の言葉に、全員が同意した。
「最後は私ですか」
全員の視線が此方に向くのを感る。話す前にお茶で口を潤し、俺は報告を始める。
「まずは、軍務省の報告からです。国防軍第六軍はトスカナ州から引き揚げ、ヴィクトリア王国本国に移動させました。機動力のある軍です。有事の際に直ぐに現場へ向かえるように、王都周辺に配置しています。他の軍は以前と変わらず国境と王都の守備に就かせています。編成も変わりありません。大砲と火薬の生産とオーケアニス型戦闘ガレオン船の建造は順調です。海軍も順調に増強できています」
「軍はいつも通りか」
「何処かの国が仕掛けてくる可能性は?」
「今の所ありません。各国の大使館に配属した駐在武官たちも、その様な報告は送ってきていません」
「それじゃあ、次に行こうぜ。他に聞きたいこともないだろう?」
芳賀の言葉に月島と小松が頷く。三人とも、軍務省の報告には、あまり興味がないようだ。興味があるのは、もう一方の外務省からの報告だろう。
「では、外務省からの報告です。大使館の報告では、各国の状況は悪化の一途を辿っているようです。戦争発生における領土の荒廃、税収の減少、治安の悪化、食料不足、薬の不足、医師の不足。国王を初めとした文官貴族たちは、連日頭を抱えているそうです。より一層の不足物資の輸出を要請してきていますが、支払いに関しては怪しいでしょう。戦争はそろそろ終わりそうですが、そこからの復興は長引くでしょう。同盟結成の暁には、当分は我が国が同盟の主導権を握れるでしょう」
「成程ね。随分詳しく書かれているね」
月島が資料に目を通しながら口を開く。
「物価の上昇値から市場の様子、市民の生活。どれも詳しく書かれているね」
「市民は、早く戦争が終わって欲しいと思っているが、勝つまでは止められないか」
「酷いな・・・・・」
「駐在武官からの報告も合わせているのでしょう。大使館職員は良くやってくれています」
三人は資料を手に取り、各国の状況や今後の予想などに目を通していた。
「それじゃあ、報告も終わったことだし、次にいこう。これからどうするか、だ・・・・・」
いち早く目を通し終えた月島の発言に、俺を含めた全員が沈黙する。誰もがそれぞれの考えを持っているだろう。誰もがそれを言い出すタイミングを計っていた。
「それじゃあ、僕から話そうか。各国の要請に応えて、より一層の輸出を行おうと思うよ」
「ふむ。外務省の報告には、支払い能力に疑問があると書かれていたが?」
「そうだぜ。貸にしたって、回収できるか怪しいぜ?」
「まぁ、それは考えてある。でも、ここで貸を作っておけば、今後数年といわず、数十年はこちらの思い通りにできるよ?」
「魅力的ですね。ですが、私は反対です。むしろ、そろそろ生産に歯止めをかけるべきかと・・・・」
月島の提案にも利はある。だが、それでも俺は反対する。
「理由は?」
「反動恐慌。周辺国の戦争が終われば、それが来ます」
「なんだそれは?」
「初めて聞いたぜ?」
「なるほどね」
月島が頷くのに対し、小松と芳賀は首を傾げていた。
「反動恐慌とは、戦時の好景気の後に発生する恐慌のことです」
「なぜ、恐慌になる?」
「俺もそこのところが分からないぜ。戦争の終結で好景気が終るなら理解できる。だが、何でそこから恐慌になる?」
二人は、全く分かっていないようだった。
「まず、なぜ戦時に好景気になるのかから話しましょうか」
俺は二人に分かるように、順を追って説明する。
「戦争とは色々なものが必要になります。武器、食料、衣類、薬等々と、数えきれないものが必要になります。当然、自国だけでは賄えきれなくなり、周辺国からの輸出に頼ることになります。今のヴィクトリア王国は、この周辺国に該当します」
二人は理解しているようで、相槌をうっていた。
「戦争当事国は周辺国の商人から武器や軍服等の衣類を買い、商人は鍛冶屋と服屋からそれらを買い、鍛冶屋は製鉄所から鉄を、服屋は繊維工場から糸を買い、製鉄所は鉱山から鉄を、材木所から燃料になる木材を買い、繊維工場は綿や麻などを商人から購入します」
俺はそこで簡単な絵を描く。
戦争当事国→周辺国商人→鍛冶屋(服屋)→製鉄所(繊維工場)→鉱山・材木所(綿や麻を売る商人)→従業員
「当事国から流れて来た金は大まかにですが、この様に流れます。そして、最後にはそこで働く者たちに給料として入ります。まぁ、僅かにですが関税や消費税として我々にも入りますが」
「ここまでは分かった。それで、どうして恐慌になる。この絵の通りなら、戦争が始まる前に戻るはずだろう?」
「では、質問です。なぜ、我が国に利益が出ていますか?」
俺は二人に質問しつつ、理解を深めていくように促す。
「ふむ。周辺国で戦争が起きて、我が国から足りない物資を購入しているからだ」
「正解です。では、我が国からの輸出量は増えましたか?」
「もちろん増えている。内務省の報告書を見れば、一目瞭然だ」
「そうですね。では、なぜ我が国で物資の不足が起きないのですか? 輸出量が増えたのであれば、我が国から物が流れ出しているということです。だというのに、我が国で物資が不足しないのは?」
「それは、各生産施設が何時もよりも多く生産しているからだろう?」
「その通りです。では、整理しましょう。生産施設は何時もよりも多く、過剰と言っていいほどに物を造り続けている。そして、それは戦争のおかげで今のところは順調に消費されている。では、戦争が終わったらどうなりますか?」
「いつも通りの生産量に戻るだけだろう?」
間違ってはいない。
「確かに、生産量は通常に戻るでしょう。では、新たな質問です。車はどのようにして、我々の元に届きますか?」
「ん? 関係あるのか?」
「ええ。ありますよ」
「ん~。工場で作られて、車屋に並んで、そこから各家庭にだろう?」
「そうですね。では、工場で作られる車は一台だけですか? 注文を受けてから作られますか?」
「いや。何十台、何百台と作られて、倉庫なんかに保管して、注文があり次第出されるな・・・・・なるほど!」
二人はようやく気付いたようだった。
「どのような商品でも、売れると分かっていれば、足りなくならないように、あらかじめ造られて、どこかに纏め置かれているものです。軍需物資であれば尚更です」
この世界の情報伝達手段は貧弱で、時間がかかる。現代であれば、アメリカで重大事件が起きても、日本にいる我々はその日か、遅くても次の日の朝には知ることができる。だが、この世界ではそうはいかない。二日や三日、一週間かかる事もある。では、戦争が終わった直後のわずかな時間に、生産量を戦前に戻せと言われてできるだろうか。答えは、否だ。
「戦争終結の知らせが届くまで、生産施設は過剰生産を止めないでしょう。服や医薬品は戦後も何とか消費されるでしょうが、剣や矢、槍や防具などは無理でしょう。そして、生産されたそれらの軍需物資は売れる見込みのないまま、大量に集積される。ですが、商人は如何してもそれらを早期に売りたい。なぜなら、貯め置くだけでも金はかかるからです」
では、如何するか。答えは至極簡単だ。値下げするのだ。とにかく、手元に物資を置いておきたくない商人たちは、かなりの値下げを行うだろう。
「軍需品の値が下がれば、今度は民需品まで値が下がります」
安くなった軍需品は売れるだろう。だが、そうして商人たちに入る金は少ないだろう。そうなれば、商人達は従業員の給料を下げ、抱えきれない従業員を解雇し、仕入れ先からの仕入れを渋るだろう。そうして、今度は仕入れ先が値下げを行う。そして、従業員の給料下げと解雇だ。
「解雇された元従業員は収入が途絶えるわけですから、物を買うことは控えるでしょう。給料が下げられた従業員たちも同じです。まずは嗜好品。次いで、パン、服、水、薪。生活に必要なありとあらゆる物の消費が下がるでしょう。そうなれば、需要も下げざるを得ない。今度は、パン屋、服屋、水屋、薪屋が給料を下げ、解雇を行うでしょう。そうして、巷には困窮した者達が増え続け、失業率は跳ね上がり、雇用率は落ち込むでしょう」
「まさに恐慌か・・・・」
「これは、早めに生産を抑えるようにしたほうが良いだろうね」
「そうだな」
「では、生産を抑える手段を考えましょう」
俺たちは全員が納得し、生産を抑える手段を考える。
「生産施設に直接命令できれば良いのですが・・・・・」
「納得しないだろうね。言うことは聞いてくれるだろうけど、不満はをもつ輩は多いはずだよ」
「なら、輸出する軍需物資に関税をかけたらどうだ? 利益が出ないような高額な関税をかければ、輸出をしようとは思わなくなるだろう。商人達から製造施設への注文も少なくなるだろう」
「なるほど。だが、今現在集積されている物資はどうする?」
「それなら、あらかじめ関税をかけることを布告してはどうでしょうか? 何時関税がかかるか分かっていれば、商人たちは注文を控え、集積した物資を売り捌こうと躍起になるでしょう」
「それがいいね」
「だな」
「では、後は内務省の方にお願い致しますね」
「任せてもらって結構だよ」
対策はたてられた。後は、月島と内務省の職員達が上手くやるだろう。
「さて。話はこれで終わりか? 終わりなら仕事に戻らせてもらう」
資料を抱えた小松は席を立ちあがり、東屋を出ようとしていた。
「ん? もう戻んのか?」
「ああ。今回の報告会でいろいろとやる事が出来たからな」
「そうだね。時間は有限で、仕事の量は無限ともいえる量だ」
小松に続いて月島も東屋を出ていく。
「それじゃあ、俺も仕事に戻るか。ごちそうさん」
芳賀もカップに残っていたお茶を飲み干し、東屋を出て行った。
「はぁ~。集まれるのもこんな時くらいですし、おしゃべりでもしようかと思っていたのですが・・・・・」
一人残った東屋に俺の独り言が響く。そんな俺の下に、アーニャがやってくる。
「陛下。報告会が終わったのでしたら、仕事に戻ってください。陛下の承認が必要な書類が貯まっているのですから」
「はぁ~」
憂鬱になる俺の気分とは関係なく、中庭の花々は来た時と同じく、美しく風に揺られていた。




