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日常編〜これからの方針〜

あっさり目でいいならサクサク書けるんだけど、今回のように短くなってしまう…。

まぁ、電車、バスの中で大体で来たのが悪い。あと、スマホだと書きづらくて仕方ない。イライラ度マジ高い。

「…ふぅ、喉が渇くなぁこれ。今度からペットボトルをそばに置いておこう」


俺はつぶやきながらリビングへと向かう。姉さんと沙耶の部屋が2階にあるし、降りてくるには少し時間がかかるだろう。お湯を沸かしつつ、天ぷらとそばの準備をする。


しばらくして2人が降りてきた。


「はい、お茶。喉渇いてるでしょ?」


「ありがと、お兄ちゃん。それでそれで、種族は何だったの?」


「ありがとうね、空。あの声からして女の子のアバターになったでしょ?機械すら欺ける程の見た目なのね!!」


「姉さん、喜ばないで!俺は不服なんだから!何度スキャンしても女性判定とか絶対おかしいよ!」


「あらら、それは残念だったねー。で?肝心の種族は何だったの?お兄ちゃんのことだからユニークだろうけどさ」


「お、そうだぞ沙耶。よく俺がユニークだって分かったな?」


やっぱりか…と2人してため息をついてしまった。何故だ?俺はこんなにも喜んでいるというのに。まぁ、アバターの件で±0だがな…。


「まぁ、空だからしょうがないとして。ねぇ、ステータスはどんなものかしら?あと選んだスキルも大雑把でいいから教えてくれるとありがたいのだけど」


「うーんと、戦乙女ヴァルキュリアっていって、ステータス今レベルは1だけどはLUK除いて最低26だね。これはBPの3ポイントも含まれてるよ。で、最高が30かな、二つもあるよ。スキルに関しては種族スキル含めて26だね」


俺がそう言うと、2人は食べていたそばを噎せてしまった。そっと俺はお茶を出してあげる。まぁ、スキル数は正直俺もおかしいと思っていたから、こんなことになるだろうとは予測できていた。2人はお茶を飲んでなんとか落ち着いたみたいだ。


「種族スキル無しだと25個とかおかしいでしょ?!他のユニークで最大13個とかだったのにお兄ちゃんのはおかしい!!」


「しかもステータスの最低値が26とかおかしいわ。BP抜きで23。ヒューマンが1〜3上がって初期が10なのよ!?大体5レベル以上の差があるわよ?!」


「あー、あはははは」


何と言うかこの上更に1レベルのステータス上昇幅が5〜8とか、運が4桁とか言わない方がいいな…。スキルポイント2倍とかいったら絞められるかも。


「ふぅ、まぁいいわ。攻略組に参加する気はある?私と沙耶は別々のギルドのマスターで、攻略組だけど」


「お兄ちゃんが参加したら楽になりそうだけど、ユニーク種を隠したいならお手伝いぐらいがちょうどいいかな?」


「そうね、もしも空が隠したいなら手伝うわ。あなたがいなくても私たち攻略組は強いもの」


「んー、分かった。攻略組参加は無しで、お手伝いぐらいならオッケーで。ユニークはバレたらやっかみが酷いと思うからなるべく隠す方針でお願いします」


わかったと返してくれる姉妹。2人ともゲーマーだから強いというのは本当だろう。でも、俺もそんな2人に付き合ってきたし部活仲間ともやりあって来た。だから俺はまったりしつつ、スキル上げをしてソロで全ボス討伐を目指して見たい。


「「「ごちそうさまでした」」」


「お兄ちゃん、アバターネーム教えて!あと、初心者の町の広場の噴水のとこに居てね!」


沙耶に名前を教えて、食器を片付けて洗い物を済ませたりした後、再び部屋に戻る。ログインする前に部活仲間の光戦ひかり いくさ鶴谷順かくたに じゅん萩野悠はぎの ゆうの3人に〈Bland New World Online〉をやっていることをメールで教える。ふふふ、悔しがるが良い!!!


「さて、自慢したし潜るか。接続コネクト!」


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