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チュートリアル

HP・・・体力、これが0になると死ぬ。

MP・・・魔力、魔法、スキルなど色々なことに使う

STR・・・これの値によってダメージ、装備が変わる

DEF・・・物理に対する防御力に関係している

VIT・・・HPをあげるのに関係している。1上がるごとにHPが5上昇する

INT・・・魔法の威力に関係している

MDF・・・魔法に対する、耐性、防御力に関係する

MGI・・・MPをあげるのに関係している。1上がるごとにMPが3上昇する

DEX・・・器用度。武具の出来、クリティカルに関係する

AGI・・・移動、攻撃速度や、回避にも関係している。

LUK・・・だいたいのことに関係している。


 目が覚めるとそこは観客がいないコロシアムだった。目の前にはキャラメイク時にもいた妖精とウサギらしき生き物だった。


「これからチュートリアルを始めます。まずはステータスを開いてください。言うか、念じるか、メニューより選択することによって開くことができます」


 どうやらチュートリアルが始まったみたいだ。てことはあの生物は最後の戦闘用だな。ともかくステータスを開かなくてはいけないらしい。ステータス!と叫ぶと目の前にステータスが出てきた。


〈名前〉Sol@

〈性別〉女

〈種族〉戦乙女

〈レベル〉0

〈称号〉ヴァルキュリアの継承者

    ユニークを引きし者


〈HP〉310

〈MP〉166

〈STR〉22

〈DEF〉22

〈VIT〉22

〈INT〉22

〈MDF〉22

〈MGI〉22

〈DEX〉18

〈AGI〉22

〈LUK〉1020


〈スキル〉


〈神撃〉LV1

〈短剣〉LV1

〈銃〉LV1

〈火魔法〉LV1

〈水魔法〉LV1

〈風魔法〉LV1

〈土魔法〉LV1

〈光魔法〉LV1

〈闇魔法〉LV1

〈治癒魔法〉LV1

〈打撃〉LV1

〈蹴り〉LV1

〈索敵〉LV1

〈隠密〉LV1

〈ダッシュ〉LV1

〈ステップ〉LV1

〈ジャンプ〉LV1

〈体術〉LV1

〈掴み〉LV1

〈投げ〉LV1

〈投擲〉LV1

〈加工〉LV1

〈調合〉LV1

〈武器作成・銃〉LV1

〈弾薬作成〉LV1

〈幸運〉LV1


残りBP0 SP0


 ふむ、レベルが0なのはチュートリアルを終えたらレベルが1になるんだとして、LUKの値がやばいな。4桁ってなんだよ、おい・・。最後のBP、SPはボーナスポイント、スキルポイントの略称だろう。さて、ほかの突っ込みどころとしては最初から称号が2つもあるところかな?


「詳しく知りたい場合は、タッチや注視したりするとわかります。次にアイテムボックスを開いてください。これもステータスの時と同じです」


 ほうほう、称号をタッチすると〈ヴァルキュリアの継承者〉はスキル数+15とスキルポイント2倍の効果。〈ユニークを引きし者〉はスキル幸運が取得できる。取得した場合LUK値が+1000される。とのこと。つまり幸運を取ったからこの異常な値であって、ほかの場合は何の意味もない称号ってことか・・。


 そして次の指示のアイテムボックスは念じて開いてみた。そこには装備欄とマガジン欄、そしてアイテム欄があり中には初心者の装備一式と短剣、銃と弾が入っていた。


「装備する際には装備欄に入れるか、取り出してから着るなどあります。マガジン欄は弾を込める順番、個数などを番号別に登録が可能です。また自動でリロードか、手動でリロードかを選べます。自動の場合はMPを消費します。」


 マガジン欄とかネタかと思っていたらすごく実用的すぎてやばい。とりあえず自動に設定。MP消費次第だけど基本はこれで行こうと思う。変え忘れたりしてピンチになるのは嫌だからな。そして初心者の装備一式を装着。帽子に服、手袋、ベルトと靴の5種を装備、腰には短剣と銃がぶら下がっている。


「装備されたのが確認しました。次に魔法を使用してください。詠唱型と魔法陣型の2種類あります。どちらでも発動しますが、詠唱型は沈黙の状態異常、正確に発音できなかった場合は失敗ファンブルになりますので注意してください。魔法陣型は、時間がかかり陣を壊されたり、攻撃すると失敗になります」


 ふむ、これは純魔法職にとっては嬉しいのではないだろうか。陣の場合の攻撃したり、の部分は後衛にいる場合ほぼ無関係。陣を壊される可能性はあるが、回避すれば問題ないだろう。攻撃を回避したりしたら失敗とか言ってないしな。詠唱型はいつもの、だろうから安心できるだろう。というわけでまずは詠唱型から使おう。


「《ファイヤーアロー》!」


 自分の中の何かが抜ける感覚の後、火の矢が目の前の的(ウサギ?)に飛んでいく。ちゃんと発動したようだ。矢はウサギらしきものに当たったが、ダメージは発生していないようだ。なんでや!!


 ・・・気を取り直して魔法陣を試してみる。魔法陣で、と念じながら使う魔法は《ウォーターアロー》。また何かが抜ける感覚と共に目の前に小さい魔法陣が出き上がり始めた。完成すると、水の矢が射ち出され敵に向かい飛んでいく。今度も当たったがダメージはなし。・・・検証のためだからダメージがないのか・・?俺はダメージ量が違うのか知りたかったのだが・・。


「魔法の発動2種類を確認。次はアーツです。言葉に出すか、念じるかで発動します。アーツにはHP消費のものがあるので注意してください。ではこのミニラビットに攻撃してください」


 ミニラビットっていうのかお前。指示に従い遠慮なく短剣のアーツ《2連切り》を使う。これはMPを5使う。ミニラビットには一回しか切りつけていないが、2回当たったと手応えは感じた。不思議な感覚だが慣れるしかないのだろう。


「アーツの発動を確認しました。最後にこのミニラビットを倒してください。倒したらチュートリアルを終了します」


 その言葉を待っていた!ミニラビットが動き、飛びかかってくる。それをステップで回避。横に回り込んで、無防備な腹を蹴って上に飛ばす。力を思いっきり入れたので10メートル以上飛んでしまった。すぐさまジャンプで追従する。同じ高さにたどり着くとミニラビットは無抵抗なまま飛んでいることに気づいた。これは空中での攻撃手段がないためなのだろう。その体に殴ったり銃を撃ったり短剣で切ったりした後、蹴って地面に叩きつける。


 そしたらミニラビットは光の粒となって消えてしまった。倒したのだろう。

 テッテレーと音楽がなった。多分レベルが上がったのだろう。ステータスを確認するとレベルが1となっている。ドロップアイテムはないようだ。ボーナスポイントは低めのDEXに全て振り、スキルは魔法、蹴り、ステップ等に割り振った。


「後5秒後に初心者の町へ転送します。4、3、2、1、転送」




 気がついたら別の風景になっていた。同じような格好をした人達が何人もいる。中には犬耳や兎耳が付いている人達もいる。パーティに誘う声や露天商たちの客引きの声が飛び交っている。


 そして時間をみて顔がひきつった。アバターを作り始めてから2時間も経っているのだ。急いで連絡しなければ、やられる・・・!!


(どうやって連絡すればわからんが、とりあえず念じてみよう。ダメだったらログアウトして昼ご飯を作って待っていよう)


 まずは姉の美夜のアバター、リーフェに連絡を取ろうと念じてみる。しばらくするとつながったみたいで誰ですか?と聞かれる


「空だけど、美夜姉さんか?」


「そうよ、随分と遅かったわね・・・。まぁいいわ、一旦ログアウトして昼ご飯を食べながら話し合いましょ。沙耶には私から伝えておくわ」


「うっ、わかった。じゃあそばでも作って待ってるよ」


 よろしく、と言われたあと通信は切れた。さてこれから自分は待たせてしまった姉妹のために天ぷらをあげて、そばを用意して待たねば・・・。メニューからログアウトボタンをタッチ。だんだんと意識が薄れていった・・・・。






〈名前〉Sol@

〈性別〉女

〈種族〉戦乙女

〈レベル〉1

〈称号〉ヴァルキュリアの継承者

    ユニークを引きし者


〈HP〉360

〈MP〉189

〈STR〉29

〈DEF〉30

〈VIT〉28

〈INT〉29

〈MDF〉30

〈MGI〉28

〈DEX〉26

〈AGI〉30

〈LUK〉1020


〈スキル〉


〈神撃〉LV1

〈短剣〉LV1

〈銃〉LV1

〈火魔法〉LV10

〈水魔法〉LV1

〈風魔法〉LV1

〈土魔法〉LV1

〈光魔法〉LV1

〈闇魔法〉LV1

〈治癒魔法〉LV1

〈打撃〉LV10

〈蹴り〉LV10

〈索敵〉LV10

〈隠密〉LV1

〈ダッシュ〉LV1

〈ステップ〉LV10

〈ジャンプ〉LV1

〈体術〉LV1

〈掴み〉LV1

〈投げ〉LV1

〈投擲〉LV1

〈加工〉LV1

〈調合〉LV1

〈武器作成・銃〉LV1

〈弾薬作成〉LV1

〈幸運〉LV1


残りBP0 SP5


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