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キャラクターメイキング

 俺は部屋に戻るとパソコンにソフトをセット。懸賞で当たったVR専用のベッドに寝転がり、付属のヘッドギアを装着。準備万端でインストールが終わるのを待つ。


「まだかなーっと。お、ようやく終わったか。接続コネクト!」


キーワードを言う事により、俺の意識は部屋のベッドから離れ、真っ白い空間にたどり着く。この空間で遊ぶゲームを選択するのだ。俺は〈Bland New World Online〉を選ぶと、小さな妖精がいた。


「ようこそ〈Bland New World Online〉へ。まずはアバターネームを入力してください」


 透明なキーボードが出てきた。俺はソラと打ち込むが、名前が被っていると出る。少し考えて、Sol@と入力する。ソラって読む人はいないなぁ、と思いつつ。


 「Sol@様ですね。次にアバターの変更をどうぞ」


 虚空に浮かぶ自分の姿を見て苦笑する。姉妹や部活仲間にも言われ、文化祭で行われた女装コンテストで優勝したほどの容姿。そう、出てきたアバターは女の特徴を持って生まれていた。


 何度スキャンしてもアバターが男にならないので諦め、髪の色を黒から淡い銀色に、目の色を緋色に変えて、これは自分とは違うから、と無理やり納得させた。


 「アバターはこれでよろしいのですね?わかりました。次に種族を選んでください。ランダムは3回まで有効です」


 透明なウィンドウが現れ、そこには


〈ヒューマン〉一般的な種族。これといった特徴がないので何でもこなせる。


〈獣人〉犬、猫、兎の3種から選べる。それぞれの耳と尻尾がアバターに追加される。

それぞれ得意なことや苦手なものは違う。


〈森人〉エルフ、ダークエルフのどちらかを選べる。エルフなら長い耳。ダークエルフなら褐色肌がアバターに追加される。

それぞれ得意なことや苦手なものは違う。


〈ドワーフ〉鍛冶や木工に高い補正を持つ。アバターの身長が低くなる。髭を追加するかは自由。AGIが低い。


〈ランダム〉3回まで。何が出るかは知らない。


 俺は迷わずランダムを選択。3回まで許されているなら選ばない理由がないよね!!そして出てきたのは――――


戦乙女ヴァルキュリア〉ユニーク種。スキル数が多く、スキルに頼った戦い方で継戦能力が高い。ヒューマンと同じアバターである。


 ユニーク種族来たーーーーーーー!!!

迷わずこれ1択でしょ!!


 「〈戦乙女〉でよろしいのですね?では次にスキルを25個選択してください」


 25個とか多すぎだろ。ヒューマンの倍以上とかやばい。とりあえず魔法は外せないな!しかも全部取ってもかなり余るので全部選択。これで7個と。武器はかなりの種類があるな。んー、悩んだ末に補助の方を先に見ることにした。スキル数にかなり余裕があるからやりたいことが見つかると思うんだ。おー、片手持ちなんてスキルがあるな。これで大剣二刀流とか格好良さそう。でも銃の二刀流とかもいいなぁ。銃剣あったら選んだのに。


悩みに悩んだので、時間がかかったが無事に25個決めることができた。いっぱいあるのも問題だね。


〈短剣〉

〈銃〉

〈火魔法〉

〈水魔法〉

〈風魔法〉

〈土魔法〉

〈光魔法〉

〈闇魔法〉

〈治癒魔法〉

〈打撃〉

〈蹴り〉

〈索敵〉

〈隠密〉

〈ダッシュ〉

〈ステップ〉

〈ジャンプ〉

〈体術〉

〈掴み〉

〈投げ〉

〈投擲〉

〈加工〉

〈調合〉

〈武器作成・銃〉

〈弾薬作成〉

〈幸運〉

〈神撃〉


 何故短剣を選んだかって?スキルを考えているうちに、部活仲間とやっていた格闘ゲームのことを思い出したんだ。自分が好んで使っていたキャラクターが短剣と体術を使っていたのでそれを模倣したということだ。

 26個あるけど最後の〈神撃〉は種族スキルなのでカウントされないらしい。幸運は見えづらいところにあったけど見つけたから入れたもの。大抵見つけ辛いやつは強いっていう云われがあるよね!


 「以上でよろしいのですね?では〈Bland New World Online〉へいってらっしゃいませ!」


 その言葉と共に俺の意識は薄れていったーーーー。





少し短かったかなぁ。

でもメイキングだけならこんなものだよね・・?

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