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第六話〜うっかりしてた〜

ステータス更新は次回です

ハニルへと続く道を敵を倒しながら進んでいく俺とシーア。シーアのステータスは俺のステータスの5分の1程度で、そこからレベルアップで上がって行くみたいだ。


北の敵は今までに倒した事がある敵だが、いかんせん数が多い。最低でも6体は一緒に現れる。シーアが居なかったらもっと時間がかかっていたことだろう。


その甲斐もあって今シーアのレベルは8だ。俺のレベルも1上がったしいい調子だ。


しばらくすると、山が見えてきた。そこにある、洞窟あるいはダンジョンと呼ばれる物をクリアすれば次に進める。

もちろんダンジョンと呼ばれるので、宝箱があったりボスだっている。噂では、六つのダンジョンの近くに作った都市があるみたいで、そのダンジョン達をクリアするのも目標に加えてもいいかも知れない。


俺のレベルは最初の町で上げられる範囲では多分最大レベルだと思う。20までは上げられるが、それよりパーティを最大人数の6人で組めば、10レベルでも次の街へ進められるのだ。ハニルの方があらゆる面で、第1の町より優れている。だからこぞって先に行くのだが、俺はボス戦を終えるまでしなかった。そのおかげで、シーアやユニークスキルを手に入れられたのだ。


それに、早い時間で次の街に行くと絡まれる可能性が高い。種族バレが怖いのでそれは避けなければならないし、1日あれば半分ぐらいは皆行っているのだ。行けない人はリアルが忙しいのだろう。


さて、考えながら適当に進んでいても圧倒的な戦力差のせいで、シーアだけで無双が出来る。なので俺自身はのんびり行っても何も問題はないのだ。


「っ!?」


索敵にプレイヤーの反応があったため立ち止まる。シーアも立ち止まりこちらを見上げてくる。その目はどうしたの?と聞いているように思える。


「プレイヤー反応が5つ。ここで狩りしているのか、それともボスに挑んでいるのか…」


選択肢としては、シーアをしまいさっさと通らせてもらう。それか、協力する。あるいは初心者狩りをしている可能性も考えなければ行けない。…?


「…協力プレイがMMOの醍醐味と云われてるのにソロの俺。でもなぁ…種族を考えると…」


うだうだ考えていると反応がなくなった。どうやらボスに挑んだようだ。さっさと移動することにする。


暗い洞窟内を、魔法で明かりを灯し進む。出て来る敵は土や石で作られたゴーレムのようだ。見た目はもろハニワだが。足も手も無い、る口や目からは暗闇しか見えない。


「最初は俺が行く。シーアはここで待ってて」


理解してるのか、ぺたんと座り、尻尾をゆらして答えるシーア。あまりの可愛さに襲いかかりそうだが、ハニワがいるのでそうはいかない。鑑定してみると、レベル15で名前がハーニワ。…そのまんまじゃん。と呆れているとハーニワが浮いてこちらに向かってきた。足無いもんね。


「手も無いから体当たり、あるいは魔法が攻撃手段かな?」


それだけなら全然怖くないので、向かってきたところを迎え撃ち、土の塊に変える。リザルト画面には経験値しかなく、こいつはドロップアイテムがない敵かと絶望する。


よって次からはシーアを送還、明かりを最小限にし、隠密で隠れてボスまで一直線で行くことにする。スキルレベルやステータスがすごく高いので、何とかボス部屋と思わしき場所についた。


「ここがあのボスのハウスね!」


…いけない。一人の謎テンションで、少し病んでる人みたいになってしまった。気をつけないとな。


気負わず入る。中にはハーニワが五体と、土偶が一体いた。土偶がボスなのは確定的に明らか。どうせ名前はドーグウとか、ドグーとかそんなのだろ?


「召喚:シーア!」


「ワオォォォーン!」


「シーアはハーニワよろしく!じゃあ、始めるか!」


シーアが、近くにいたハーニワに飛びかかるのを横目に、俺は迷わず土偶に踏み込む。ハーニワに比べ手足がある分速度はある。が、所詮土塊なので牙狼剣を振り抜き通りぬける。壁を利用し、反転。さっきより勢いをつけて、蹴り抜く。見事に土偶の頭に当たり、破片を飛び散らせながら壁に激突する。


シーアを見ると、既に残り三体になっていた。爪でけん制し、体当たりで吹き飛ばし別のハーニワに当ててダメージを極限まで抑えていた。優秀な子やわぁ。


土偶はようやくめり込んでいた壁から抜け出していた。だが、何やら黄土色の紋様が宙に浮かんでいる。


「っ!?魔法か!!」


推測は正しかったようで紋様が完成と共に足元から石つぶてが勢い良く飛び上がってくる。急いで下がり、範囲から抜け出したと思ったら、今度は前から飛んでくる。


これは剣で弾き落とす。土偶はまた魔法陣を描いていて、シーアはまだハーニワと戦っている。これでは、支援を望めない。銃を使おうにも、目の前の石つぶての弾幕が、射線を潰している。


「あ、こっちも魔法使えばいいのか」


いつも魔法陣でしていたことが仇になったかも。まぁ、さくっと詠唱で吹っ飛ばそうか!


「《ウィンドストーム》」


狭い洞窟内を風の嵐が吹き荒ぶ。…目が痛いです。あ、シーアがちゃっかり範囲外にいるし!


まぁ、目を犠牲にしただけあってその後はかなり楽に終わった。シーアと挟み撃ちにしてタゲを固定せず、クルクル回る土偶は面白かった。魔法を使ってくる敵が出てきたってことは、もうここからは魔法を使ってくるということだと思う。まぁ、食らっても大したダメージじゃないし、このステータスの暴力に沈むだけだ。


洞窟に終わりが見えてきた。先が光に満ちている。あまりの眩しさに目を背けながらも進むとそこにはーーーーー左右を木々に囲まれた道が続いていた。

中途半端ですが、一旦区切っておきます。

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