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サカキオウミノ。

作者: 白雪ゆいの

『ミーチャン ノ ドコカ ガ”死”ナナキャ イケナイノ』

「死ななきゃ、いけないんだね…----」


使えなくなる、とかそういうことかな?

この子と友達になりたいしなぁ・・・。あ、いいこと思いついた。


「前歯のこの一部分くらいならいいよ」


私は口を大きく開けて、上の歯の1ミリくらいを指して言った。死ぬって言っても、これくらいなら大した障害にもならないと思うから。第一、死ぬってことは虫歯程度でしょ?いざとなったらその歯抜いて差し歯すればいいしね。私って天才じゃない?


『…』


この子の表情が固まったのがわかった。

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