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魔法師の始祖

大気に満ち溢れ 流脈の叡智の源よ

我が意 我が力 我が証となれ

双翼の神が最後に抱き 宿すは祝福の証

人に限りなく近く 人に最も遠き者


あまたの憎悪 憤怒 悲哀 嫉妬 苦痛 怨嗟 忌避

それらを乗り越え 世界を抱きなお尽くした者


あの者の『精根』は 世界を巡る精霊と溶けて『魔力』となった。

あの者の『言葉』は 『魔力』を操り世界に干渉し 意思を具現させる『呪文』となった。

あの者の『鋭敏』は 生物に混ざり『魔力』を捉える『感覚』となった。

あの者の『叡智』は 『魔力』を認識し 困っていた者たちを導き 『秘法』として継承されていく。


それはいつしか『魔法』と呼ばれ 『魔法師』と呼ばれる者たちを生み出した。

後世において『魔法師』たちの中で あの者の存在は神聖視され 『魔法の始祖』と尊ばれることとなる。

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