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季節プラス

【春色プラス】


寒い時期は遠ざかり

暖かくなってきた日々


いつもの道を変えてみたの

新しい道にはたくさんの人

川沿いに 桜が咲き誇っていたよ


私も 空の薄紅を見上げ 小さく笑う

そう気分上げ 浮かれているの

そうだ 今度気になっていた

あのお店に行ってみようかな


太陽がやわらかく降り注ぎ

桜舞う やさしい風が

私の背を押している


ほら 新たな道

新たな私へ 

春色プラス



【夏色プラス】


梅雨の時期は遠ざかり

一気に暑くなってきた日々


いつも道を自転車で行く

毎日蝉の声がうるさく

街の通りも 人影がまばらだよ


私も日陰に逃げて 汗を拭く

さすがに気分はげんなり

授業も部活も大変だけど

充実もしているよ


ぎらつく太陽を避けつつ

コンビニでジュースを買い

冷風を浴びながら

一気飲んでひとやすみ


ほら 今はあるべき道

がんばる私へ

夏色プラス



【秋色プラス】


残暑の時期は遠ざかり

ようやく涼しくなった日々


いつもの道を変わらずに過ぎる

だけど街の木々は色づき始め

人々も長袖を着始めたよ


私の制服も秋冬仕様になった

ただ体調をやられたみたいで

少しだるいかな


いつもより早めに休んで

明日に備えよう


ほら 立ち止まって見た道

今は休む私へ

秋色プラス



【冬色プラス】


秋日の時期は遠ざかり

寒風に身を寄せる日々


いつもの道を急いで通る

冬の訪れを感じながら

誰もが冬服で膨れているよ


教室に入れば響く談笑

だけどどこか緊張気味

受験に就職 卒業への一歩

皆も私も 胸が高鳴っている


家に帰ったら暖かいけど

すぐに勉強机に座って

参考書や教科書と睨めっこ

来年に思いをはせる

寂しさ 不安 期待


ほら 次の一歩へ

夢に向かって歩む私へ

冬色プラス


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